「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

SVU S20-24「ゲームセット」(シーズン最終話)

2019-10-29 14:28:55 | ~SVU S20
さてさて・・・・掟破り=違法なやり方でミラーに止めを刺そうとする
ストーン、そしてニッキ・ステイズン。

20-18「オオカミ型人間」の続編、ですね。
と、同時にシーズン最終話でもあります。

「1つも証拠がないのに、裁判に勝った」
というベンソンの言葉通り。

推測はある。しかし証拠がない。
それを、どう“料理する”のか?

ドラマでは、ベンソンがノアの身辺も含め
平静な日常生活を送ることができなくなっている様子が
何度も(結構しつこく)出てきます。
勿論ロブ・ミラーに脅されて~なんですが、
ミラーに対する怒りよりも、恐怖や怯えが勝っている。

ロブ・ミラーは、恐怖の大魔王(笑)みたいな感じ。
「俺には力があるんだぞぉぉぉ」とドヤっていますが
どんな権力?ってな部分は、見せていません。

まぁ「オオカミ型人間」では、ある程度説明していますので
端折ってもいいだろ~的でしょうが
今回は、あまりミラーの権力アレコレは関係ないから(笑)

単純に「凄い権力を持って、皆をねじ伏せるミラー」で良いかと。

今回は、日常を平和に送れないベンソン、そしてニッキ。
この姿を見せたかったので・・・・これで私的にOKです、私は。

ストーンの作戦は、まぁミラーを罠に嵌めること。
今回の裁判では、この作戦に関しては不問みたいね(笑)

ミラー側の証人として呼ばれるニッキ。
そしてストーンとの作戦をばらします。
コレでミラー側は有利に・・・なんですが・・・・

これも、ストーン&ニッキの想定内(だったのでしょうねぇ)
ストーンは、ニッキに対する反対尋問で、ニッキに迫る。
不当なやり方で、ミラーを落とし入れようとした。
つまり・・・・証拠を捏造したのだ。
ニッキは弁護士だ。こんなことを行ったらどうなるか、よく理解している。
自分のコレまでのキャリア、そして弁護士資格が危機となる。

それでも・・・・ミラーを有罪にしたかった。
ミラーは恐ろしい。今も恐ろしい。
でもこれからの人生、この恐怖の中で暮したくない。
娘にも安心な生活を送らせたい。

だから・・・・違法行為を行ったのだ。
違法行為を行っても、ミラーと縁を切りたいのだ、と。

この主張は、非常に短いのですが、説得力は絶大です。

その後バーで、ベンソンと話すニッキ。
ベンソンに対し「怯えていたでしょ?」と問うニッキ。
でも問いではなく、確信ですね。

う=ん、ではベンソンは?
ミラーに脅されていた・・・それを何かの証拠として、ミラーを対峙する。
そういう方法もあろうかと思います。

また、そういう方法はベンソン流ではない?
法の秩序のもと、犯人を追い詰める正攻法を貫く?

だから、ストーンはベンソンを抜きに計画を立てた?

こういう見方もできます。
これは、ラストのストーンとベンソンの会話でも、見えるしね。

でも私は、ベンソンを“仲間”にするのに躊躇したストーンは
やはり、ベンソンには正しい姿勢で進んで欲しい、という思いもあったのかと。
それは、私もウンウン頷いております。
同様に、やはりベンソンの怯えがあまりにも激しい・・・・
とても冷静に実行することができないのでは?
という考えもあった、のでは?
と、思います・・・・

誰にも怯えることなく。
危険を気にしながら、神経を尖らせて生きていく。
そんなことは・・・一生できないだろう・・・・それならば・・・

今までの人生で築き上げたものを、放棄してでも。
自分の尊厳を取り戻したい。

このメッセージは、強く放たれていたと思います。


と褒めて・・・でも、描き方は、ちょっと安直(ゴメン)としか。
都合よく進みすぎ・・・・・これでは・・・・ネェ(求む賛同者・笑)

それとね、ピーター・ストーンの描き方が、雑!
これ、退場エピですよね?
それで、コレ?アラアラ・・・・としか言いようが・・・・ネェ(再求む賛同者・笑)

ピーター・ストーン ベンソンに対して

「・・・・友人のため、キャリアや信念を危険にさらしたから?
 俺がこうしたいと思ったんだ。
 ・・・・・こういう検事を探せ。

 今回のことは、少しも後悔していない。
 だが俺自身の弱さのせいで、自分を見失ってしまった。
 君を助けることを優先し、自分の信念を曲げた。
 ・・・・・

 曇りのない目で事件を見たい。
 前に進まなければ、また自身を見失う・・・・」

このピーターの台詞が、まぁ決めッ!なんですがね。
でも・・・・「よく分からん」って(ゴメン)

いや、ちょっと考えれば・・・・分かるのでしょうが。
でもココまで、変化球投げなくても・・・と思うし。
もっと明瞭な別れの言葉、ではダメだったのかい?


ピーター君退場エピですが。
本当に、制作側のピーター君の扱いは・・・・“雑”だと思っています。
なんでこんな?と思いますわ。
ネタがどうも・・・と思ったら「父が~」とベン様持ち出したりして。

ピーター君がベンソンのため(って100%ではナイだろうが)
自分のキャリアを危機に晒して・・・って
そこまでベンソンに肩入れする理由も?どうよ???だしね。

なに?制作側は、ベンソンとピーター君がイイ感じ?にしたかった?

このことも含めて、ピーター君への仕打ちに、異議あり!ですね。

まぁ、コレにてSVUのS20が終わりました。
お疲れ様!でした(ペコリ)

さて本国ではS21が始まっています?よね??
来年に日本で放映かな?

では、コレにて。

















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SVU S20-23「憎悪と偏見」

2019-10-23 13:50:20 | ~SVU S20
いや、思いがけなく(スンマセン)面白かったですね。


原題『Assumptions』 意味は~決めてかかる、事実だと思い込む、などなど。
または、引き受ける、我が物にする、などなど・・・・
原題は、今回のドラマを結構物語っているかと思います。

イスラム教徒で反ユダヤ主義を主張する女性市議会議員ナーラ・ナサール。
しかし、シナゴークでナーラは襲われる。
後頭部を殴られ、レイプされ・・・

シナゴークから逃げ出した2人の少年。ユダヤ系の少年達だ。
少年達は、事件当日の昼、ナーラに対し抗議活動を行っていた。
かなり激しい応酬・・・・
少年達は、その恨みからナーラを襲ったのか?

マスコミは煽り、世間は大騒ぎとなる。
ヘイトクライムが引き起こした犯罪なのか?

と・・・掴みはOK!!(笑)

そして・・・ウンウン、私的には「良し、ヨシ」でした。
結局は、元夫の犯行と分かる。
自分を同性愛者と自覚し、夫と離婚したナーラ。
元夫マスードは、ナーラへの愛情を捨て切れなかったのか?
もあろうが、
イスラムの教えでは同性愛は許されない。
自分の妻が・・・・自分への侮辱である、とも思いつめる。

ヘイトクライムだ~人種間の憎悪だ~という大きな括りと思いきや
まぁ宗教の教義もありますが
個人的な感情がそのベースにある・・・という展開で。

・・・・・・結局は、個人の感情が、行動を突き動かすってことで。

ウンウン、私にはかなり説得力がありましたね。

最終弁論

マスードの弁護人
「・・・・・赤い野球帽は、人種差別者で偽善者だとみなされる。
 シナゴークから逃げる少年たちは、反ユダヤ主義者とみなされる。
 イスラム人女性が襲われたら、人々はこう思う。
 “犯人はイスラム恐怖症だ”
 ですが今回の事件では、少年達が逃げたのは怖かったから。
 犯人はユダヤ人ではなかった。
 一般的な憶測は、すべて間違いでした。

 時代錯誤なコーランの教えに則って、依頼人が
 ナサールさんとレイプしたと考えるなら、
 恥ずべきことです・・・・」


検察 ストーン
「弁護人の話は憶測ではなく、固定概念です。
 ナーラ・ナサールはレズビアンです。
 元夫も知っていた。
 彼の信仰では、同性愛は死に値する罪です。
 彼は事件当夜、現場にいて
 ナサールさんは、彼が犯人だと確信した。

 ・・・・陪審員の役目は?
 事実を検討し、彼がレイプしたとみなす。

 ・・・・大丈夫です・・・・それが裁判です」

弁護人は、原題の『Assumptions』を引き合いに出し
マスードの犯行と考えることこそ、決めつけであると訴える。
しかしストーンは、思い込みや決め付けなどではなく
事実を捉え、それを根拠に考え判断することが
陪審員の仕事=裁判である、と訴える。

ウムウム・・・・短い最終弁論ですが、かなり内容は濃いと思います。

判決は有罪。
ナーラが失ったと感じた両親の愛情は、
変わりなくナーラに注がれる・・・・
しかし、イスラム教徒からの非難・・・罵倒や暴力が始まる・・・

と、相変らず(笑)救いがあったと思ったら落とす、という嫌な終わり方・・・

このラストも・・・らしい、かと(スンマセン)

そして次回の最終話に向かって、ベンソン大ピンチ~ですかね。
次回でピーター君も退場になりますが・・・・
いやいや、今回=ラストイヴ(?)でも、薄い存在感で・・・・

いやいや、別にピーター君が悪いわけではないのですがね(笑)




 

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SVU S20-22「ハーレムの流儀」

2019-10-15 09:32:19 | ~SVU S20
本日は2019年10月15日(火)です。
台風19号の甚大な被害には、言葉もありません。
もしこのブログを読んで下さる方の中に、
この台風で被害に遭われた肩が居られるのであれば、
私の言葉では、何の役にも立ちませんが(まさしくその通り)
・・・・・・

大変な状況かもしれません。
私自身は、台風の被害は・・・
2年前に元の一軒家で屋根の表面が飛んだこと位です。
雨漏りすることもありませんでした。微々たるものです。
ただ、風速〇〇メートルと言われると
自分の被害の時の風速を比べて~と考えることがあります。

このブログを読んで下さって、
ちょっとの合間に、笑っていただけると嬉しいと思います。
その位しか・・・・何もできませんので。



今回の「ハーレムの流儀」ですが・・・
内容もこの邦題に沿ったものですし、
私自身も、タイトル通りだなって思いながら視聴していました。

しかし原題を調べると・・・原題は『Diss』・・・・
もうネットスラングというか、一般用語として使われている「ディする」
の元ってことですね。

スラングです。侮辱する。貶める。などなど・・・・・

となりますと・・・・
ドラマでは、一体「誰が誰を、貶めているのか?」と考えまましたが・・・

なんかネェ(笑)
邦題で視聴したら、もう「そのまんま、だよね」で終わるのに
原題で視聴したら「一体、なんだ??」てなことになりましたわ(笑)

どう考えれば、良いのだろ?

「フィンが主役(?)で、フィンの過去も垣間見れて」
・・・・で、済ませるのは、ちょっと合点がいかない私なんですが(苦笑~~)

このドラマは、端折りますと(またかいッ!)
犯罪を犯して、上手くorなんとか法の裁きを掻い潜っても
いつかは・・・・自分or自分の大切な人に跳ね返ってくる。
と、いうことと
法での裁きに委ねず、自分たちのやり方=これが「ハーレムに流儀」なんでしょうが
裁きを下す・・・方法は様々だが、自分なりの方法で。

ということがMixされているように思えました。

それは誰でも分かるのでしょうが・・・・

では『Diss』は?どこに?誰に?


法に委ねない、ということが「貶める」行為なのか?
法にある意味支配されている現代社会は
視点を変えると、法の支配による社会の恩恵を享受しているともいえる。

その法の支配による恩恵を享受させない?ってことなのか?

それとも、もっと単純に
ドラマ内で考えると、殺された奴らは、殺されても仕方ないのか?

しかしそれでは、フィンの母親の話は、どこに転がる??

ウ~ン、ウ~ン、ウ~ン・・・・・

多分、邦題のまま、サッと流せば良いドラマなんだろうが
ちょっと原題で引っかかったら・・・・こんなに悩むように(笑)

感想ではなく、自分の思考を書いた記事になっちゃいました。
やれやれ・・・・

未だに、考えがまとまっていません・・・・
なんで、この原題なんだろ?誰か、教えて欲しいわ・・・・(ペコリペコリ)






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SVU S20-21「イタリアの記憶」

2019-10-09 14:26:12 | ~SVU S20
時間が無いので、走り書きです(ペコリ)

結構・・・・というかかなり酷い話だったと思うのですが。

姉のラーラが、自責の念から自殺未遂を。
一命を取り留めて・・・・イタリアから母親が来て・・・
お互い許し合って・・・そこにエミリアも加わり・・・・

と、温かい終わり方なので・・・その雰囲気で終了~となりますが。
内容は酷いです。

だって・・・・このホスト・ファミリーのマシューズ夫妻。
夫のリチャードが、今回の悪の権化、なのですがね。

留学してきた少女達を、手懐けて=ドラマ内で洗脳と言っていますが。
そして自分と関係を持って、その後年上男のとのパーティに参加させて
相手をさせて・・・・

また自宅で、少女との行為を妻に見ることを強要して。

そして逮捕時には、ベンソンに、
リチャード自身の過去に、性的虐待があったのでは、と言わせて・・・・

リチャードは、何も語らず(って少女たちへの執着は語ったが)
飛び降りてしまい・・・・

SVUの王道なのですが、被害者視点で、加害者にはあまり重きをおかず
てな展開が、今回も・・・・ですね。

今回の酷い部分は、ラーラ&エミリア姉妹が
リチャードの洗脳(?)により、実父から性的虐待を受けたと思い込み
実父を訴え、実父は収監されているということで。

ラーラは、母は知っていて放置していた、と母を恨んでいると。

リチャードに騙されていた、ということと
姉妹の家族との関係と今後・・・も重なっていますね。

深刻な内容なのに、サクサクと進みすぎて・・・余韻も残らないわ(ゴメンね)

う~ん、見ながら「ウワッ、かなり酷いよね」と思いながら見ていましたがね。

悪の権化であるリチャードの内面が??だし。
ある意味黙認していた塚のメアリーも、夫依存が見えるが
なぜそこまで夫に従うのか・・・・は、まぁちょっとは描かれていたが。

リチャード逮捕にSVUメンバーが、自宅を訪れた時
メアリーの頬が赤くなっていて・・・・
リチャードのDV夫が明確になっていますしね。
いや明確と言っても、このシーンだけなのですが。

ラーラとエミリア姉妹、以外にも被害者はいるんだし。
メアリーも、共犯であり被害者でもあるし。

でも・・・・・そういう部分は描かれなく、ラストは抱き合って終了~。

コレを「良かった」と思うのか?
「物足りない」と思うのか?
それとも・・・視聴者に「勝手に考えて」なのか?

内容と同時に、そういうことを考えていました。

アッ、刑事さん方の仕事ぶりは、良かったと思います。花丸ですね。
小さい場面や、細かい台詞や所作で
事件の重大性や、プロの勘、というものが見えたと思います。
この点は、満足ですね。





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