「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン13 #17「天才作家」追記

2013-05-27 15:50:21 | シーズン13
これは・・・・・!
分かれますかね、コレか・・・!
全く謎で面白くないっていう意見と、なかなかイイぞ、という意見と。

S13#12で宗教で悩みに悩んだ検事長ですが、
今回はそれ以上でしょうかね?
でも悩むよりも、もうちょっと範疇飛び越えでは?

ワーナーの殺害動機が、無いに等しいのでは?
葉巻がどうのこうの・・・って・・・理由にもならないような?
まぁその時の感情に従って、って感じが合うかな。
死にたいから、死刑になりたいから殺人を犯した、でもないし。
犯罪を犯したが刑務所に入りたくないから、死刑にして欲しい。
それも、躊躇なくアッサリキッパリ迷いなく。
あまりにも、迷いのないサッパリ表情なので、
マッコイや弁護士の方が、オタオタ感Maxだし。

そして面白かったのは(私がね・笑)
俗物のランバートの存在。
エド・・・・単なる飲み仲間でしたね。
本当に怖いと言うか、そういう感情持っている人は
こんな風にひけらかさないし。
ワーナーのように、
全く普通に見えるが何かがおかしいと分かってくる。
ワーナーの普通人風が、何かを感じさせ余計怖さに。

天才作家の才能を閉ざしていいのか?とランバート。
死にたがるのは正気ではない、と弁護人。
そしてマッコイ・・・
「死刑は、法律の定める最も厳格な罰だ」
と自身が言っている通り、ですね。
しかしワーナーは、その枠を楽々に超えてしまった・・・。
犯罪の抑止にもならず、見せしめにもならない。
加えてワーナー自身が全く後悔も自責も感じていない。
これで死刑を求刑し刑が決まることに、何の意味があるのか?
被害者の遺族の慰めか。
これ以上ワーナーによる被害者が出ないことか。

殺人犯が刑務所に入りたくないから死刑にして欲しい、と
言い出すエピだと考えれば、それはそれで良いかと。
しかし、ちょっと考え出すと・・・・怖い怖いッコワイ、こわ=い・・・。

まぁ、ちょっと綺麗な言葉で(嘘ツケっ)言うと、
自由を求める男の話で。死を厭わないって、ね。
でも、こんなお綺麗で済まないのが『L&O』でして(苦笑)

マッコイのような(?)
常識的思考な方には、理解できないんじゃないかな?
私には、なかなか本家では珍しいブラックなエピだと思いましたね。

こういう思考が、現実社会でも増えているんだろうネェ。
理解できない・・・・そういうエピかも。
多くの視聴者にとってね。

今回検事長!
読書中が素敵でしたッ!
でも最近思うのだが・・・もう老マッコイなんだなネェ(シミジミ)
そりゃS14、もう直ぐだし・・・・もう終わり何だよね。
って、コレ書いている間、
『The Newsroom』S1#7「5月1日」再放送中。
ちょっと・・・・・!
検事長、じゃない!(笑)
Sam Waterston 、余りにも格好良すぎて・・・目を奪われましたわッ!!
ブルーのチェックのシャツが・・・・似合いますわァァァァァ!!!!!
不意打ち喰らうと・・・心の準備、出来てなかったから・・・余計衝撃がぁぁぁ!!

・・・・・・いい加減、熱も下火かな、って思ってもいたのですが、
まだまだね・・・・フゥ===============ッ!
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シーズン13 #17「天才作家」<2>

2013-05-27 15:50:03 | シーズン13
・・・・・・・続きです


バーで飲むマッコイ。そこへワーナー弁護人が。
一瞬どころか、完全に嫌そうな顔のマッコイ。
マッコイを説得しようとする弁護人だが・・・

「被害者は2人殺したKKKで、おまけに変態だ。
 第2の人生を生きるべきは、文学の天才では?」
「法制度は、それを問わない」
「君もか?人命はすべて平等だもんな。
 それは教会の教えだ。社会は、人命の価値を問題にする」
「それは、うぬぼれすぎている者の発想だ」
「人を裁いている奴は、何様だ」
「私は、人を平等に扱うという主張を守ってる。
 ・・・・この仮説はどうだ?
 レッドバーンがワーナーを殺害。死刑を回避するのか?」

「当然さ。死刑は合法とはいえ、非道徳的だ」
「天才か否かは無関係か?」
「あぁ、1件でも国家による殺人を防げたら、
 私は安眠できるだろう・・・君は?」

「君が死刑を許せなくても、ワーナーのは死を選ぶ権利がある」
「裁判になれば、死刑を求めるのか?」
「関係ないだろ」
「彼は300ドルを盗んだ」
「人を殺したんだ!」
「それだけなら死刑にならなかった。
 窃盗額は、バスケのチケット2枚分だ。
 未来の文豪の命を奪うほどの価値があるのか?
 ・・・・いいさ、ジャック・・・
 単なる手続きの担当者だと思いながら、飲め。
 ワーナーの死刑執行に立ち会い、停止できなくなった時に思い知るぞ。
 執行人は自分だとな」

法廷。申し立て審理。
ランバート、ワーナーの擁護に。
弁護人は、ワーナーは正気ではないと主張したいが、
ワーナーは、至って冷静で理論的だ。
ワーナー自身、死を恐れていないし、望んでいる。
服役よりも死を。それが望みだ。

マッコイの執務室、読書中のマッコイ。
ワーナーの「トワイライト」だ。
そこにブランチが。

「・・・ワーナーが、一家惨殺犯なら楽だった」
「なぜ?」
「人は他人を色眼鏡で見てしまうものだ」
「良い文章が紡げるからって、
 ワーナーを特別視するのは、間違っている。
 被害者の質より犯人の質を重視しては、ダメだ」
「ワーナーを擁護する気はない」
「いい本だぞ。彼は書ける」

「簡単な答えを聞きたいか?本の中にある」
「難しい答えは?」
「ここにある(刑法典を見せるブランチ)」
「・・・死刑は法律の定める最も厳格な罰だ。
 服役より軽いと考えるワーナーには、腹が立つ」
「なら、彼を生かし続けろ。
 そうすれば、今後死刑を避けたい被告人は、逆に死刑を望む。
 君は常に義務的な上訴の歯止め役だった。
 だから、腹が立つんだ。
 最終責任を、誰かに押し付ければ、合理的に考えられるぞ」
「ワーナーの死は、死刑を求めた私の責任だ」
「違うぞ、ジャック。死刑を求めたのは、法だよ」
「本の中にある?」

法廷。申し立て審理。
判事は、弁護人の申し立てを却下。
ワーナーに死刑を。それが、出された結果だ。


・・・・・・・・・感想は次で
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シーズン13 #17「天才作家」<1>

2013-05-27 15:49:42 | シーズン13
タクシーの運転手が殺される。刺殺だ。
金が消えている・・・強盗殺人か?
遺体の傍に一冊の本が。ランボーの詩集「地獄の季節」

運転手の名前が分かる。
J・チェルトフ。本名レッドバーン。
KKKの組織員であり、児童ポルノでお尋ね者最中。

何か因縁の殺しか?
そう考えるブリスコー&グリーン。
手掛かりの葉巻、そして詩集から捜査を始める。
詩集は新品だ。最近購入したのかも?
書店で購入者が分からないか?
書店員情報から、購入者の名が分かる。作家のランバートだ。

ランバートの話を聞く刑事コンビ。
ブリスコーの退却後、酒を飲みながら話を聞くグリーン。
話題は人を殺すこと・・・・ランバートの犯行か?

しかしランバートが訪れていたというバーでは
ランバートのある意味大ぼら癖が分かる。
いや、ちょっと・・・・話に彩りを加えるだけってことで・・・でイイかな?(笑)

ランバートが飲んでいたという酒のボトル。
早速科捜研のお兄さんの所へ。
いつもの、ちょっと(?)マニアなお兄さんに依頼を。

「・・・DNAは瓶から抽出できる・・・多分・・・
 ミトコンドリアが、酒で傷ついてたら・・・
 瓶はゴミ箱に?」
「あぁ、ローションのにおいじゃ、無いだろ」
「二次汚染が・・・
 DNAが残ってたとしても、認識は困難を極める・・・
 ・・・残業していた甲斐があった・・・フフフ・・・」
「遊園地よりも楽しそうだな」

ランバートの友人C・ワーナー。
大学で教鞭をとる男だ、ランバートの世話で本も出版している。
事件当夜、ランバートと一緒にバーにいたと言うが・・・。
ランボーの詩集は、ランバートから贈られた、と。
ここで、ワーナーも、ランバートの想像豊かな一面に言及を。

・・・・・エド、単なる大ぼらおじさんとの宴会になっちゃったね(笑笑笑)

さて、科捜研のお兄さんの熱心な仕事から
ワーナーの指紋が、以前シンシン刑務所服役者と一致するとの報告が。
ワーナーに前歴が?
大した量でもじゃないのに、大麻所持で逮捕されたと、ワーナー。
服役中に本を執筆。
出版社の打診するも・・・どこも却下。
そこでランバートに送ったところ・・・興味を示したくれたと。
その後出版されることになり・・・。
タイトルは「トワイライト」人を刃物で刺す描写もある。
その手口は・・・レッドバーン殺害方法と同じだ。

シンシン刑務所で話を聞く刑事コンビ。
服役中ワーナーは、洗濯室で囚人を刺殺したと、疑いがあったと。
しかし証拠はなく、目撃者もいない・・・
それに「天才を救え」と号令をかけるランバートも煩わしく・・・
結局刑期前に、模範囚として早く出所することに。

警察トリオ

「現場にあったものに、ワーナーのDNAと指紋が」
「囚人も運転手も、刺殺された」
「奴の本に、刺し方が載っている」
「殺害理由は?」
「運転手の金が消えた」
「ワーナーは、俺たちにウソばかりついてる」
「・・・逮捕して」

レッドバーン殺害容疑で、ワーナー逮捕。

ワーナーの弁護士、喚きます。
現場にいたことは認めるが、凶器は未発見。目撃者無し。
しかしセリーナ、自著に刺し方が記載されている、と。

ランボーの詩集の購入者を聞き出した捜査は違法だと、弁護人。
しかし判事は、弁護側申し立てを却下。
今度はランバートが、ワーナー擁護の活動開始。
稀に見る才能。天才をこのまま埋もれさせていいのか?

ワーナーの大学の同僚に話を聞くセリーナ。
ワーナーと同室だと嘆くが・・・・本棚の後ろから封筒を取り出す。
中には、ナイフと札が・・・運転手殺害の証拠か?
この捜査も不当であると、叫ぶ弁護人。
マッコイ、いい加減にしろッ!状態・・・
このやり取りを聞いていたワーナー・・・

「もうよせ!(と弁護人を制して)
 司法取引をする、Mr.マッコイ。
 ・・・望み通り自白するが、1つだけ条件がある。
 ・・・死刑にしてほしい・・・僕を殺してくれ・・・」

検事局の廊下。ブランチとマッコイ

「ショックなのは弁護人か、私か?」
「無抵抗の者を責めても、つまらん」
「本来、楽しいものじゃない」
そこにセリーナが。「弁護人は驚きの申し立てを」
書類を見るマッコイ。「取引き無効の申し立てだと?」
「ワーナーには、交渉能力がないそうよ」
「“死にたがるのは異常”と」
「スコダに鑑定を頼みました」
「これが、楽しくないだと?」(ナイス!ブランチ)

ワーナーと面会するスコダ。
ワーナーの言葉に、混乱を隠せないスコダ。

「・・・ユゴーは刑務所を教会に例えた。
 耐乏や規則、服従をね・・・でも刑務所は反教会だ。
 教会は神との合一を目指し、人の意識を高めてくれる。
 だが刑務所は抑圧するんだ。
 頑丈な壁の肉体を押し付け、人の精神まで打ち砕く。
 ・・・文豪たちは、現実を確かめずに隠喩を使う。
 刑務所の実態など分かっていない。
 ・・・・終身刑が何を意味するか、考えてみて。
 毎日毎分を、ずっと刑務所で送る・・・死ぬ方がよっぽど楽だ」

再度ワーナーと面会するスコダ。
なぜ運転手を殺したのか?葉巻が原因?
また母親との関係も遠因か?
・・・しかしワーナーは、「殺したいから殺した」と。

検察コンビ、スコダ。
・・・・
「幻聴はなかった?」「全く」
「殺人の衝動に駆られていない?」「私が診た限りは」
「彼は法的に正気ってことか」「あぁ、それかウソを」
「少しは自責の念を感じてる?」
「いや、全然。他人を気にもかけん」
「・・・彼に勝る処刑候補者はいない」


・・・・・・・・・・続きます
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