「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン12 #24「愛国者」(シーズン最終話)追記

2013-05-02 17:52:50 | シーズン12
・・・・・・・続きです・・・思いがけなく長く・・・・なったなぁ・・・


えっと、ミラー弁護士が、判事に言った言葉。

「・・・・この国の法執行官の長によれば
 違法戦闘員は、簡易死刑の対象で
 その裁定は、特定の地域に限られていない」

コレ聞いて、コミッサール命令を思い出したのは
・・・・はい、私だけですね・・・・苦笑するしかない。

マッコイの主張は、見事で・・・
評決の有罪も、納得ですが・・・落とし所、在りかと。
これ、ミラーがアパート放火しなかったら・・・
ハッダードの殺害だけだったら・・・評決、分からないナァ、と。

検察は
ハッダード殺害時点では、資金がテロ監視対象からだったとは、
ミラーは知らなかった。
そして、テロリストが対象と言いながら、民間人も危険にさらした。
・・・そして、自身が判断し、行動(殺害)に及んだ。
軍人として、と言いながら。
殺害命令もなく、判断を委ねると言う命令もなく。

テロ、という言葉だから、国という言葉も頻繁に。
しかし、今回、結構個人も、範疇に入れようとしている。
そう思いましたが。
国としての、方針を決める。
そうではなく、個人として、恐怖とどう付き合い対処するのか?

怪しい、ということで魔女狩りを行っていいのか?
個人の考え、判断・・・・コレが国民の行動になり、国の行動につながる。

「・・・恐怖は、殺人許可証じゃない」

今回エピを、見事に捉えた言葉かと。

と、難しいお話は終わって、と。

さてさて!気が付いた方、いるかな~??
刑事コンビが、
ハッダード調査に、イスラム教聖職者に話を聞きに行ったシーン。
多分モスクを背景に、話を聞いているかと。
で・・・モスクから、カップルが出てくる・・・
女性がイスラム教の服装です。オレンジ色の。
そして・・・また出てくる・・・・
つまり、同じカップルが、2回モスクから出てくるのよ。
でも、カップルが入るシーンはないし・・・。

・・・・こういうように『L&O』おかしなシーン、調査した方がいます。
って、勿論本国だが・・・。
例えば、「27分署の時計が、さっきのシーンより過去になっている」とか。
なんか、結構あるようで・・・・面白いよッ(ウンウン)
というか、調べた方、エライッ!!(ペコリ)

今回検事長・・・・信念に燃えておりました。
声の調子も良くて・・・特に法廷、最終弁論が。
表情も真面目&眉間に皺。好きだ========!!!!!!
多分・・・素のSWも、納得だったのでは?セリフが。

と、ここで・・・連休で暇な夫から(一緒に視聴だから)質問が。

マッコイの最終弁論の最後。
「・・・・国として、どこまでテロの屈しますか?」

これは、どう言う意味なのか?と・・・
で、私の、素晴らしく私的な答え・・・。

「国としてテロに屈する、ということは
 法を無視した、いわゆる殺戮を認める、ということでは?
 国=社会は、法で律せられていると思うので。
 だから、今回の事件では、
 テロリストではという疑念が深まり、
 個人的、またはある一定集団の判断で、殺人ということになったが
 これを赦しては、国として成り立たない=屈っする、ということでは?」

・・・・これで、夫が納得したか・・・分からん・・・
だって、家事しないと・・・夫の思考など、知るかッッッ!!!!

で、今確認したら・・・

「そんなこと、深く考えていないぞ」と・・・・!(クッ)

・・・・・こうやって、夫婦の絆にヒビが入るのね・・・・
と、下らん話で退場(ペコリ)
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シーズン12 #24「愛国者」(シーズン最終話)

2013-05-02 17:52:35 | シーズン12
えっと・・・前回と異なり、なかなか大変エピだったと。
つまり・・・極端私的解釈によりますと・・・・
学生時代、倫理社会が好きだった方には、面白かったかも。
嫌いだった方には・・・・小難しいこと言ってるエピかと。
そんな印象を受けました。
テロという、非常に恐ろしいモノを扱いつつも
それに対する姿勢、というか信念・・・それを伝えているかと。

さて、テロですね。その警戒からの殺人。
と言っても、市民が監視し、そして・・・・。
公的機関に訴えても、取り合ってくれない&行動が遅い。
そのため、焦りやいら立ちが募り・・・自ら行動へ。

被害者ハッダード。
偽名で、不法滞在。そして貧しい暮らしながら、大金が通帳に。
妻子を呼び寄せたいと言っているが(盗聴電話から)
その気配は全くない・・・・というか、妻子いないし。

その後検察の調べで(ってFBIからの情報ですが)
ハッダードの資金源は、
テロリスト監視対象である、スーダンの義援基金から、と分かるが。
しかし、被告人ミラーが殺害した時点では、
ミラーはこの情報を知らなかった・・・・

警察パートで、ブリスコーとグリーンが何度も言い合っていました。
検察パートのように、大々的ではないので、目立ちませんが
少数派、または怪しいと見られる人々への、必要以上の警戒心。
そして、その警戒心は、小さな不信感へ、そして監視行動へ・・・
そして、より過激な行動へ。
おかしいと疑問を投げかけるエド。
そして、それは仕方がないことだと容認姿勢のレニー。
この辺、会話だけですが、なかなか見応え、いや聴き応えあります(ビシッ)

ルーウィンとマッコイ。

「反対尋問の際、陪審はうなづいていたそうよ」
「恐怖が勝り、常識判断が消えた」
「前に言ったわね。
 “人は恐れを抱くと、安心感を取り戻す手段を考える”と」
「好きに考えていいが、恐怖は殺人許可証じゃない。
 ミラーは、アパートの住人を危険にさらした。 
 自警団を気取りながら、人を守るのは二の次だ」

「無罪なら関係ないわ」
「まだ決まっていない」
「仮の話よ・・・・
 妙な連中は、無罪判決をアラブ狩りの幕開けを考えるわ」
「・・・他にどうしろと?」
「第1級故殺で取引を。見せしめになるわ」
「私には、できない」
「不服なの、ジャック?」
「お望みなら手を引く。だが今、取引きはできない」
「なぜ?」
「その方が楽だし、個人的には、そうしたいが・・・・。
 本件で裁かれているのは、我々だ。取引しようがない」

最終弁論。ミラー弁護人。

「・・・・・・
 検察官は、証拠を待って、自衛を認めるでしょう。
 だが時に証拠は遅れる。彼は、任務を果たしたんです。
 自分のためでなく、あなた方や私のために。

 検察官は、これだけは言いません。
 “被害者はテロ目的で来たのではない”
 彼がテロリストなら、依頼人は英雄です。
 もし対テロ戦争なら、
 国の存続が危うい場合は、戦争法規が適用されるべきだ。
 兵士を裁いてはダメです。彼に守って欲しいのであれば・・・」

検察、マッコイ。

「・・・我々は、皆テロにおびえている。
 生活が変わったのも、純然なる事実です。
 だが、その恐怖への対処方で、我々がどんな人間が決まる。
 屈しますか?
 漠然とした恐怖に駆られて、我を忘れ、
 何にために戦うのかも考えられなくなるまで。

 恐怖は、殺人を正当化できません。
 (被告人を指し)愛国者も名乗れない。 
 この国は“疑わしきは罰せず”です。
 その権利を守るため、大勢が戦死した・・・。

 恐怖に屈するのは、やめましょう。
 先人は、一歩も引かなかったんです。
 ミラーが、裁判官と陪審と死刑執行人の役割を担った時・・・
 我々は、皆、貶められた。
 彼が我々の名で、人殺しの役割を担った時、
 我々は皆、人間性の尺度を失った。
 
 ・・・・でも皆さんは、取り戻せます。
 次の質問に答える機会があるのですから。
 ・・・・国として、どこまでテロに屈しますか?」

陪審員の評決は有罪。5日間の審議の後で。


・・・・・・・・・長くなったので、次へ。
コメント (4)
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