「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン12 #8「容疑者は大リーガー」

2013-05-14 14:34:54 | シーズン13
容疑者が大リーガー
だから・・・エド&レニー、ちょっと嬉しそう?
って容疑者じゃない時だったからねぇ。
妙に嬉しそうだったのは、私も分かったわ(笑)
だって、男子の憧れ、だもんねェ。
オジサンと若者、ちょっと童心に・・・
しかしレニーは
サインで孫の学費等々言ってましたが・・・
やはり心底まで童心ではなかったか(苦笑)

で、かなり単純なエピかなぁと思いながら視聴。
スター選手にありがちな大騒ぎ?ではなかった・・・

法律家さん方の駆け引き・・・
というより、なんだ、戦略か??
それかぁ・・・って、分かりにくいのでは??

容疑者である大リーガー、ケビン・スリービー。
ステロイド常習者であり、同性愛者である。
また父のために野球に命を懸ける青年でもある。

で、今回の焦点は・・・
弁護側からの書類に挟まれていた、一枚の書類ですね。
検察は、弁護側のお間抜けミスと判断。
ココには、スリービーの元恋人の男性の名が書かれている。
ここで、検察はスリービーが同性愛者だと知る。
弁護士も、この件は部下のミスと認めるし。

でも、これはミスじゃないよネェ。
これは弁護側の戦略で。

先ず、このメモが検察に渡ったのは、部下のミスで
依頼人に影響するべきではない、と主張。
そして、メモに部下の見解の走り書きが書かれているとして
判事の支持を得る。

「カレル氏に存在や、被告人との関係についての
 言及は禁ずる」

これで、同性愛が動機、だということを封じることに成功。

スリービー側は、
この殺人事件を、薬物の影響によるものとしたい。
これで、服役逃れを目指したい。
で、検察は
スリービーが薬物常習者であり同性愛者と知っている。
さらに、動機をプラットが金目当てで恐喝していたとして
その恐喝は、同性愛に関するものかも、と考えている。
しかし、同性愛を動機にできない。
それで、薬物による動機だとして、
ステロイドを都合していた医師を証人にしたい。

・・・ややっこしいでしょか?
どうして検察は、同性愛と考えるのか?
それは、例のメモで知ったから。
スリービー側が薬物常習を認めているので
医師に証言させることは、ある意味無意味。
常習性を、強調することに繋がるから。
それなのに医師を呼ぶのは・・・
検察は、薬物に関する恐喝だと主張したいから。
これは、薬物による精神疾患とする弁護側の主張に反する。
弁護側は、これを阻止したい。

それで・・・弁護士は
「検察は、本当は同性愛に関する恐喝だと思っているだろうに
 ここで、薬物による恐喝だと主張しようとしている」

もし検察が独自調査で、同性愛のことを知ったとして
これを恐喝の動機として、争うとしたら・・・
スリービー側は、薬物で争う姿勢なので・・・
この場合、どちらの主張が正しいのか、陪審に委ねるかと。

今回、検察は薬物が動機で争うとし
スリービー側は、薬物で精神疾患で争おうとしている。
どちらも薬物で・・・で、これは別にOKだと思われるし。
動機あり=判断能力があったVS判断能力なし=精神疾患、だから。

でも弁護士は、もっと安全策を考えて・・・
検察が、動機を薬物として争おうとしても
検察はもう1つの可能性=同性愛が動機かも、も知っている。
この辺を主張・・・
同性愛が動機と考えているはずだろうに
・・・って、この辺は弁護士のやり手弁論なのか?
薬物が動機という証人をを呼び、そう証言させようとしている。
それって・・・・偽証教唆と言えないか?
本当は、同性愛が動機かもって思っているかも、なのに・・・。

・・・・・・・↑、申し訳ないッス。あまり分かり易くない、ですね。
頭ン中では、「そうか、そうか」って思っていても
言葉で現すのは・・・やはり難しい・・・
もし????なら、すっ飛ばして~!

法廷。
R・エラリーを証人に呼ぼうとする検察。
それに対して、異議の弁護側。協議へ。

「容疑者リストに彼の名は?」
「あります」
「関係ない」
「では何だ」
「許容外の証言になる」

「エラリーとは?」
「仲介者のN・プラットにステロイドを売ってた医師です」
「弁護人、妨害行為か?」
「とんでもない・・・
 スリービー氏の薬物常習は、我々の主張の一要素なので
 入手先に関する証言は余計です」
「それは、こじつけだ」
「君の魂胆は、分かっているよ、ジャック」
「どちらか説明を・・・」

「薬物中毒による精神疾患を主張する我々に対し
 検察側は、動機を示す気です」
「それの、どこが悪いんだ」
「合理的な根拠があれば正しい方法でしょうが
 プラット氏が、私の依頼人を恐喝していたというのです」
「事実だ」
「実際は、同性愛を巡る恐喝であるのに
 検察側は、あえてステロイドを主題に進めようとしている。
 偽証教唆も、同然の行為です」
「陪審員に、事実を示すだけです」

「・・・私の法廷では、ルール違反は許さんぞ。
 エラリー氏の証言は認めない」

マッコイとセリーナ
・・・・・・・・・
「・・・努力が水の泡だ」
「動機を操ろうとしたのも?
「断定などしない。偽証教唆とは違う」
「倫理に反するわ。ルールを破ろうとした。
 有罪にすべきでも・・・
 自分たちに都合のいい法だけ守るのは、間違ってる」

わざと、同性愛者と知るように、メモを挟んでおいた。
検察が知っている、ということを、
弁護側も確認している、としっかり証明できるように。
そして検察の出方次第で、刃を振り上げる。
勿論、検察の出方次第で、刃を振り上げるかどうか、だったかと。
同性愛が動機、で争いたくないのは、スリービー側。
自分たちの弱みを、検察の弱みとしたかった。
んじゃ、無いかなぁ~と、私は思いましたが。

この辺、丁寧な説明もなく、ダダダァァ~と(笑)

マッコイ、弁護士さんにもやられて、判事さんにもやられて
そしてセリーナに、いじめられて・・・

もう嫌ッ!だけど(笑)渾身の(?)最終弁論

「はっきり言いましょう。
 スリービー氏の犯行は、この法廷で断定できなくても
 動機がないという訳ではない。
 弁護人の語る逸話は、琴線に触れても、全容を表していない。
 依頼人が、N・プラットを残忍に殺害した事実や
 仲間にもみ消しを頼んだという事実に、触れていない。
 被告人は、自らの行為の結果に、責任を取ることから逃れようとした。

 ・・・・忘れないでください。
 ステロイドの使用は違法です。不正行為だ。
 スリービー氏は、軽く考えていたのです。
 なぜか?
 バレなければ、罪にならない、と考えたからだ。
 だが、今回バレた。
 彼は野球を欺き、人生を欺いた。
 法体系まで、欺こうとしている。

 考えて下さい・・・不正を認めるのは、本当の正義か。
 欺くことで、殺人の罪を逃れていいのか・・・」

評決は有罪。しかし上訴するようで。

マッコイが、ウ=ンと悩んでおりました。
で、かなり頑張ってセリーナに対峙(笑)

総括の一部・・・

「見事な弁論だったわ、ジャック」
「弁解はしない」
「それでいいわ。独自のルールでしょ」

・・・・今回、楽に視聴できると・・・・甘かった(シミジミ)
こんなに頭使うとは・・・・フゥ~。

今回検事長は・・・大分振り回されておりました。
周囲に皆さまに・・・かなり、お疲れかと。
お疲れな検事長・・・・当然、そのお姿も、ベタ惚れで御座います。

・・・・・・・・・・・・私も、疲れたぁ~パッタリ。
コメント
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