「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン13 #11「殺しの名目」

2013-05-17 15:06:08 | シーズン13
原題『Chosen』、選ばれた、という意味で。

さて、今回登場で大暴れの弁護士ドウォーキン。
経歴も華やかな、楽しい弁護士さんです。
覚えているかな・・・?
S16#18に出演しました。弁護士役です。
私、覚えていた・・・・エッ、彼か?と今回思わず身を乗り出しッ!

S16#18の時も、同じようにブッ飛ばしていましたね。
アレックスを食事に誘っていた記憶が・・・
呆れるアレックスに、「油断するな」とマッコイ。
・・・今回視聴すれば、マッコイの警戒感にも納得だわ(笑)
手口は同じ、マッコイ流で言うならば、トリックですね。
まぁ、その手口も、見事な魔術師振りですが
それ以外も、楽しい話術で楽しませてくれます。

もう一度、ドウォーキンさん登場してくれますよ。
S14#2、ですね。期待、期待・・・(エヘヘ)
好きなんですよ・・・ガーネットさんと双璧です。

さて、事件は、単純明快で。
で賭けの胴元の殺人事件で・・・刑事コンビ、燃えますねェ(笑)
このコンビは、2人とも賭け事趣味ですから・・・
目が輝いているわ(ウンウン)

で、それ以外にも楽しい会話が満載。
前座小芝居の青年2人も、ぬぁんと延長で!(笑)
27分署の留置場にまで入ってくれて・・・
盗難の常習者扱いに、不本意な2人。

「僕らはウォール街で働いている」
「それなら常習犯と、大差ないな」

で、やっと車に悪戯してやろうと狙った本人ダービー登場。

「愛車は黒のレクサスだろ?」
「俺の車は、ポルシェだ・・・2人とも初めて見る」

でも、知り合いであると分かり(笑)釈放へ。

そして、(多分)科捜研のベック君。マニアな方ですね。
せっかく自説を披露しようと張り切っていたのに
エドに先を促され・・・ちょっとションボリ。

その他、いろんな方が、小粋な会話を御披露してくれましたッ。

さてサッサと検察に突入したので、何かあるの?って。
さて・・・ドウォーキン登場では・・・(笑)

(多分)ライカーズの面会室。
ストレルジックとドウォーキン、検察コンビ。
ドウォーキン、マッコイとは初見のようですね。

「Mr.マッコイ、あなたと闘えるとは、光栄だ。
 そう彼に話していたんだ・・・
 ・・・・・・
 担当された裁判の話をしていた。圧勝でしたね。
 法律専門誌の一面を飾ってた。
 あぁ、座ってください。楽にしてください。」
「取引きのために、呼んだんだろ?」
「ほらね。彼の上は来ない。
 本件は執行猶予つきの第2級暴行罪で、どうかな?」
「訴因は、第1級謀殺よ」
「だれでも、過ちはある」
「我々は、第2級謀殺で取引する用意があり・・・
 私が、ここを出る約60秒後が有効期限だ」

・・・・オォ!検事長もやる気ですね!!(笑いに)
と、期待が膨らむ・・・あぁ、勿論検事長はカッカするでしょうね(笑)

やけに丁寧に陪審員選定を見せるなぁ・・・伏線でしたね。

さて、法廷では、やはり爆弾が。
ストレルジックは、会社の金を横領した。それは認める。
そして、その理由は・・・
ユダヤ人の殺害を止めるために、イスラエルに送金していたからだと。

当然、協議を求めるマッコイ。
判事、ドウォーキン、検察コンビ。
マッコイ、かなりのお怒りです(期待期待)

「不意打ちです」
「先にカードを見せろ、と?」
「これはゲームじゃない」
「依頼人はエイズやポリオよりも、深刻な病気と闘ってきた」
「賭博のこと?」
「違う。反ユダヤ主義だ。
 彼の行為も、ノーベル賞に値する」
「人を殺した」
「彼の信念は、誰にも止められない」

「殺人以外の方法がある」
「暴力では解決しないと言うなら
 アフガニスタンも女性が顔を出せる理由は?
 アメリカの黒人は暴力のお蔭で鎖から解放された。
 私の大おばのソフィーを、アウシュビッツから救い出したのは
 アメリカの暴力行為だ」

「弁護人は正当化してます。
 積極的抗弁には、通知が必要だ」
「私は質問して、答えを得ただけだ。
 “正当化”とは、言っていませんよね」
「その通りだ」
「認めると仰るのですか、判事?」
「では、知っていたのなら別の策があったと?」
「それは、別問題です」
「私の質問に答えるんだ」
「法では、無関係です」
「返事はノーだな。不利益はなかった、ということだ。
 異議は却下する」

「今さら“理由ある有罪”に、主張を変えるんですよ」
「依頼人は、殺したと言っていませんよね」
「あぁ、そうだな」

・・・マッコイが沸点に達する前に、とセリーナ介入。
「検討する時間をください」
「どうせ、法を捻じ曲げるんだ」マッコイ、判事に暴言。
当然怒りの判事。
「君の選択肢は2つだ。謝罪するか、罰を受けるか」
マッコイ、サッサと退室。
沸点上司の後始末のセリーナ「検事は謝罪します」

・・・・廊下で水飲んで、落ち着こうとするマッコイ(笑えた)
1000ドルの罰金で説得できた、とセリーナ。
マッコイ、問題はそれではないと。
陪審員の多くがユダヤ姓を持っていた。
そして、判事も・・・。

殺人事件の法廷は、一気に政治論争に。
危機感の検察。何を言って反ユダヤに取られてしまう。
陪審員の交代は無理なら、判事の交代を要求。
まぁ、さっさと却下されましたが。

殺人犯に罰を与えるのが優先と、セリーナ。
不本意ながら、第2級故殺で取引を提案。
しかしドウォーキン、拒否。勝てる、と。

最終弁論。弁護側、ドウォーキン。

「・・・試しにストレルジック氏が、
 ミークス氏を殺したと仮定します。
 理由は?彼は恐れたからです。
 エルサレムでは、自爆テロ犯が年配の女性を殺した後
 人々通りで踊っている様子が報じられた。
 原油などの商業利益のために、
 世界中の政府が、虐殺に背を向けている。
 何よりも、彼が住んでいる自由で勇敢な国も
 テロの犠牲になったという事実。
 なのに、爆発物を巻いた連中が、
 ユダヤ人の多いピザ店に入っても、テロと見なされない。
 ・・・・
 誰かが、行動を起こさないと。
 ・・・・ストレルジック氏は、信念に従ったんです」

検察、マッコイ。

「ドウォーキン氏は、一流の弁護士で、魔術師のようだ。
 事実を入れた箱を半分に切って、
 人類史上、最も卑劣な積年の憎悪を取り出した。
 彼は、話術で皆さんの関心を引き付けて、
 トリックを巧妙に隠した。
 殺された被害者のことを、誰も思い出さないように。
 被告人の犯行を、忘れさせようとした。
 
 ・・・・皆さんは、見破ったはずです。
 だから唯一の問題は、だまされたフリをするか
 まやかしを取り払うか、なんです。
 ・・・・・
 “胴元が仲間を殺した”それが事件の全容です。
 弁護側は取り繕っているが、
 ドウォーキン氏は被告人が殺害したと、ほぼ認めました。
 被告人が無実だとは、ひと言も述べていない。
 
 ・・・・彼は有能なので、無実を訴えても
 誰も信じないと分かっていた。
 代わりに、皆さんのイスラエルへの同情を利用し、
 殺人犯を放免させようとする不快な作戦を使ったのです。
 ・・・・
 弁護人は、市民の義務や体系化された法律より
 文化や憎悪を、優先させたいのです。
 “アメリカ人である前に、ユダヤ人だ”と。
 1人くらい言い出すと、期待している。

 皆さんが、陪審員に選ばれた時、
 思い入れや偏見を持たず、事実を見ることに
 宣誓下で同意したことを、思い出してください。
 難しいですが、誓いを破れば・・・・
 この裁判が全部、無意味になる」

評決は、第1級謀殺で有罪。

総括。祝杯のマッコイとセリーナ。そこへドウォーキンが。

「・・・いいかな?」
「ご自由に」(と、隣の席を空けるマッコイ)
「あなたは、まさに法曹界のトップだな」
「平気なの?」(恐れを知らぬセリーナ)
「あぁ、イスラエルへの送金は、見習うべき善行だ。
 (と言いつつ、セリーナの隣へ座るドウォーキン)
 だが殺人は・・・
 神がNY州の人々よりも寛容であることを願おう」

と、まぁ、政治論争ではありますが
ドウォーキンのキャラと、マッコイの怒りで、薄まりましたか?
だから、それほど、
事件と関係ないじゃんか風味が、弱まった気がしました。
マッコイの最終弁論が、見事に軌道修正を。

この最終弁論・・・まぁ事件そのものに対してではないようでしたが
ドウォーキンの魔術から目を醒ますよう説得、でしたかね。
良かったと思います。

それと沸点到達も楽しかったが、
冷静に努めようと努力する姿も・・・・コレも良かった!
・・・・・・・・ハイ、どれでもですね。分かっています(笑うしかない)
協議中の怒りの検事長・・・久々にウットリ・・・い
いや、いつもか・・・・オマケに笑えたし。

で、ストレルジックよりも妻が目立っていたような?
それが、気になったなぁ、何故か?
コメント
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