京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

「 町家発 ほんまもん 」  7月 のご案内

2011-06-28 23:10:36 | Weblog
「 町家発 ほんまもん 」  7月 のご案内

いいものへのこだわりをもって大切にすると、ものからも答えてくれる気がして愛着が沸いてきますよね。モノに対しても、人に対しても、そんなキャッチボールが大切な気がします。
さて、そんな古き良きものへのこだわりを育む企画が続きます

『35㎜カメラの誕生から現在まで その1 -戦前のライカ(バルナック型)を中心に-  講師 山田 英次 さん 

子供の頃、父親の世代では、高価で技術力が必要な「カメラ」を持ち、使いこなすことはステイタスでもあった。そんなカメラを父が使っていたことに対するあこがれが山田さんのカメラ収集の原点にある。
また、写真によって資料を作り残していく必要性からも、カメラへの関心が高まる。
カメラを語ると数時間では到底留まれないという山田さん。こだわりだすと突き詰めるという職人気質がここでも発揮され、アナログ・マニュアルばかり100台ほどを保有。それらをきちんとメンテナンスされ、使える状態に保つこともただのコレクターではないところ。
カメラの標準形である35mmサイズ。「なぜ35mmカメラができたか」というマニュアルカメラの歴史を軸にシリーズでお話しいただくことを考えています。その中で、今回は第1回としてわかりやすいところから、カメラファンにも人気の高いライカを中心に、中でもオスカー・バルナックにちなんだバルナック型のカメラなどのお話をしていただく。ファンの中でも目にすることが難しい実物も持ってきてくださいますよ!


日時:7月18日(月祝)13時~15時頃      参加費:1000円 (定員20名)

会場:ARISA HOUSE MUSEUM(アリサハウスミュージアム)
(市バス「出世稲荷」バス停より徒歩3分(阪急大宮より多数 ほかJR京都駅)/JR山陰線・地下鉄東西線各「二条」駅より徒歩10分)
*会場に駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングがあります。お車でお越しの際は、当日会場でお尋ねください。


申込方法
住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで(*会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)


・メールmachiya_honmamon●yahoo.co.jp ●を@に置き換えてお願いします。
・FAX 06-6422-7407 のどちらかまで。
*各回とも1週間前が締め切り目安ですが、定員になり次第締め切ります。
*メールでの申し込みの場合、件名に「●月申込」と具体的に書いて下さい。また、申込確認の返信がない場合は恐れ入りますが再送もしくはFAXにてお願いします。(迷惑メール対策で届いていない場合があります)


次回以降の予告 (ご案内は改めて行いますので、お申し込みはその後にお願いします)

8月は会をお休みする予定です。9月には、お待ちかねの方も多いでしょう、怪我から回復された大野生二さんの仕口講座を予定しています。また、その後には、清水寺で解体修理が進む子安の塔の現場見学会が控えています。夏以降もご期待下さい!


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パウダーの番手を替えてみると。

2011-06-28 01:10:05 | 道具箱
パウダーの番手を替えてみると。

筋が付いた方が良いのならと4000番のパウダーが手持ちにあったので使ってみました。

見事に失敗で8000番とは雲泥の差があります。

艶はまるでありませんし引きも重くて堪えてしまいます。

刃先に屑が詰まって上手く削れませんでした。

気を取り直して8000番で研ぎ直すとご覧のような素晴らしい艶が出ます。

いつもの事ですが屑だまりにも粉は全く出てこないのです。

産毛を肌から浮かせて剃っても良い掛かり具合で良くそれます。産毛を剃るのが目的ではないのですが。

もちろん湿度も大いに関係するのでしょう。今日の湿度は64%でかなり削りには向いています。

次回は7000番か6000番でやってみるつもりです。

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