京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

澤井家見学会のご案内

2006-10-31 00:58:56 | 町家
澤井家見学会のご案内

11月12日(日)重要文化財の建物。新田辺にある澤井家の見学会を行います。
私たち6人で運営している会ですが時間がありましたらご参加下さい。

写真は今年8月に行った時の物です。

建物は山口保広さんが案内をして下さいます。


<2006年11月企画>
◆『重要文化財 澤井家住宅の見学会 + 大住の町歩き 』
 講師:大工 山口 保広さん(京都府教育庁文化財保護官)
18世紀半ばに立てられた入母屋萱葺きの民家。平成16年から建築当初の姿を基本に、耐震対策も講じ解体修理が行われてきました。個人の持ち物なので公開はしていません!いよいよ終盤に入った工事現場を、指揮を取られる山口さんが案内して下さいます。また、澤井家住宅周辺の大住のまちには風情ある民家が残されています。合わせてこの家並みも散策します。
日時:2006年11月12日(日)13:00~17:00頃
参加費:1,000円(定員 30名)
集合:JR東西線 大住駅改札外
※人数によっては住宅見学と町歩きを2班に分かれて行います。
大阪から>JR北新地駅まで徒歩、学研都市線快速(木津行)で約40分/
京都駅から>近鉄京都線(橿原神宮前行)で新田辺へ JR乗換で計約40分

<お申込方法>
住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで(※会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)
<お問合せ・申込先>町家発ほんまもん事務局
・メール:  machiya_honmamon@yahoo.co.jp
・FAX:06-6422-7407 (申込FAXが変更になりました。) のどちらかまで。
1週間前が締め切り目安ですが、定員になり次第締め切ります。

石並べ

2006-10-29 13:45:41 | 町家
石並べ

久しぶりに気分転換がしたくなったので昨日は石のフロアー工事です。桧の板でデッキを作ったのですが前に石を敷いてほしいとお施主さんに言われて板石を並べました。こんな事も大好きな物ですから業者さんを呼ばずに自分でやってしまいました。

思ったより良い感じに仕上がりで喜んで貰いました。腰は少し痛かったですけれどやりがいはありました。

水品さん

2006-10-27 19:49:18 | 人物訪探
水品さん

名前出してもいいですよね。いつも決めた格好でくるのに今回はTシャツに作業ズボン地元三条なのにと思っていたらどうでしょう。上条さんとコンビで大鉋曳いているじゃないですか。

この人何をやっても決まるんですよ。金物屋さんの親父だけではもったいもったいない。私は「削ろう会」でこの人に会えるのが楽しみなんですから。


それにしてもこの目つき表情大工を遥かに超えてますよ。

又、会えるのを楽しみにしています。

石堂さん

2006-10-27 19:36:01 | 人物訪探
石堂さん

刃物の名門石堂さんが亡くなられたそうで残念です。

犬山大会で初めてお話しをしたのですが始めの終わりでした。鉋の話を少しして頂いて石堂さんからすれば私なんぞ若造だったのでしょうか。あんたのような若い人と話をすると「たのしいねぇー」なんて話した後でまたつぎの会場で会いましょうと分かれたのが最後でした。

写真の「飛雲」は帰った後ですぐに買い求めた物です。次回にお会いした時に名前を入れて貰うと約束して貰っていたからです。



残念です。夢が消えました。

辛三郎

2006-10-26 00:21:04 | 道具箱
辛三郎

この玄翁「幸三郎」ではないのです。「辛三郎」なのです。わかりますか?「幸」コウではなく「辛」カラなのです。

今まで作業場でよく頑張ってくれました。それでご褒美にグミの柄を据え替えました。なかなか良いでしょう。私のお気に入りの玄翁ですから机を作るのに使うのが楽しみになってきました。

しかし、あきらめませんよ。「幸三郎の玄翁」


めざせ「幸三郎」


清久ファン倶楽部 20 頂き物

2006-10-25 23:59:02 | 道具箱
清久ファン倶楽部

書き込みのある兎月院さんから良い物頂きました。寸二の小鉋です。形は綿帽子方で何とも言えない私好みの形をしています。

彼のお話では節などをやっていじめても刃こぼれもなく上場の出来だと言うことでした。台も「なしや」さんの物で目がよく詰まった柾目で出来ています。

その上、刃は「清久」ですから私は言うこと無し。

これから作る机の面などサーッと一削り、思っただけで仕事が楽しくなります。

机の木

2006-10-24 23:27:01 | 町家
机の木

先日増築した現場のお客さんから机を作ってほしいとの依頼があり相談に行くとせっかく内装を桧・杉+聚楽壁にしたので自然木でほしいと言われ捜しました。

京都の木があればと思っていつもの材木店に行くと北山の材木置き場にあると言われて持ってきて貰いました。良く乾燥していて良い感じに仕上がりそうですがやはりよく反っています。


時間を掛けて直さなくてはまたまた楽しい仕事のはじまりです。

頂き物

2006-10-24 23:09:59 | 道具箱
頂き物

いろんな物を頂くことが最近は増えてきました。先日の「砥石の日」に伊豆の目立て屋の長津勝一(長勝)さんから鉋を頂きました。

福耳作と刻印が押してありましたので親友の工藤一男さんに見て貰うと古い物でかなり有名な物だと言うことでした。

最近歳を感じますよ。もらい物が多くて

これもどういう鉋か知っている人教えて下さい。よろしく。

「鞍馬の火祭り」「時代祭」

2006-10-23 21:38:36 | 道具箱
「鞍馬の火祭り」

京都市左京区鞍馬の由岐神社に伝わる「鞍馬の火祭り」が22日夜、行われた。「サイレイ、サイリョウ」の掛け声が響く中、松明(たいまつ)の炎が夜空をかざります。

「時代祭」

時代祭は、平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を奉祝する行事として、明治28年に始まりました。明治維新によって著しい衰退を見せた京都の町おこし事業の集大成として平安神宮が創建され、そこに寄せられた人々の熱意の象徴として、まったく同じ意志のもとに創始されたのが時代祭です。
 その意志は、京都の誕生日10月22日に「一目で京の都の歴史と文化が理解できるものを」「京都をおいて他にはまねのできないものを」というもので、京都人のこころいきと誇りがふんだんに織り込まれています。

京都新聞より

おみやげ 2

2006-10-22 21:52:19 | 道具箱
おみやげ 2

この鉋も先日の削ろう会で自分のお土産に買ってきた物です。
佐野勝二さんの物だと言われたのですがわかりません。2寸鉋で刻印には「国明」と打ってあるように見えるのですがご存じの方教えて下さい。
宜しくお願いします。

鉋を見ただけでこれは良く切れると言う人も多く見かけますがこの鉋を見た時そう感じてしまいました。
展示されている物は桐箱に入ってデンと収まっているのですがこの鉋は一番隅に袋に入れておいてあり何か私に買ってほしそうに見えました。で私も何か引きつけられてしまいました。