京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

朝起きると。

2015-12-30 22:39:17 | Weblog
朝起きると。

目がひどい事に。でも右だけ空けてもよく見えている。

しかし、私は小心者 落ち着きません。眼科に行こうと思ってももうみんなお休み。

困りました。それで以前手術して貰った大きな病院に電話をすると見てくれるといわれたので特急で行ってみると先生曰く眼球では無くまぶたの下が出血したのだそうだ。
結果は3週間ほどすれば自然に治るとの事でした。

それで安心して幼なじみの集まる喫茶店で子供の頃の話をみんなでして午前中は終了。

家でくつろいでいると食事のお誘い。断る理由が無いのでほいほいと。


昼間っからこんなメニュー。

このハンバーグ濃厚で美味しいわ。

冬だというのにコーヒーゼリー+チーズケーキ。これも又旨い。

やっぱりお終いはホットコーヒー。

帰って疲れたのでチョット油断して昼寝が8時まで眠ってしまいました。

その後はローリングストーンズ三昧。

大好きなキースが格好いい。

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今年ももう終わりそうです。

2015-12-29 21:48:25 | Weblog
今年ももう終わりそうです。

作業場の上に招き猫ならぬ招き去る飾って。

今年最後の仕事塗装工事して貰ってました。

明日からはまた事務仕事が待っています。

それで、今夜はハンバーグパーティーやってました。

この後家で温かいコーヒー啜ってもう寝ます。

来年の初削りに来てくれる目次さんの事考えると楽しみですわ。

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町家発ほんまもん 2016年2月企画のご案内。

2015-12-28 16:54:14 | Weblog
町家発ほんまもん 2016年2月企画のご案内。

日 時:2016年2月7日(日) 10時-16時    
場 所:みやこめっせ ( 京都市勧業館 ) 
地下1階 特別展示場B面 
    (住所:京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 
TEL:(075)762−2630
FAX:(075)751−1655
H P:http://www.miyakomesse.jp/ )
参加費: 1500円 (保険料込)
*削りをするしないに関わらず一律でいただきます
(申込み後、振り込み口座をお知らせします)     
*弁当 ( 希望者は申込時にのみ注文できます ) 700円
定 員:60~100名程度

〇企画内容 

■目次伯光氏 による 講演 & 実演 ■

今、鉋鍛冶職人として多大な注目を集める目次さん。その鉋を入手するには、特定の店で、何年も待たなければならないという。その目次さんの鉋の秘密に迫ったお話を、実際の道具を前にしてご披露いただきます!

『杉削りに適した鉋の仕組みと仕立て』

鉋削りの中で、難しいといわれる杉の加工。
その杉の削りに強い鉋を作られることでも熱い注目を集める、目次氏の鉋。
困難な杉削りに応じる鉋にするには、鉋づくりはもちろん、研ぎの役割も大きいという。

鉋の刃の状態を顕微鏡で拡大しながら、解説していただきます!

皆さんの鉋の刃の状態を拡大して見て、
目次さんのアドバイスをいただきましょう!

杉削り用に仕立てた鉋を持って来てください!!

削り材持参にご協力お願いします。




■マイクロゲージ使用により、削り華を計測しよう!■

年の初めに薄削りの記録を更新して、良い一年のスタートを切りましょう!!

タイムテーブル     当日の進行状況により前後します。

10時- 開会式 (開場・準備9時,受付9時半)
    15分-削り台の使用開始
    30分-目次氏による 講演 & 実演
    12時-集合写真
       <お昼休憩> 
13時- 午後の部 開始
      目次氏の講義により学んだ研ぎで
各自の鉋を調整して、削り台で試し削り
etc.
14時30分頃―
      目次氏による 講演補足 + 質疑応答
(皆さんの削りを踏まえて)
      道具考 ・・・皆で道具を語りましょう
   16時- 終了・撤収作業 (閉場17時)
         撤収作業へのご協力をお願いします!

[ご提供] サトウ金物さん:ブルーシート・養生テープ
[ご協力] 株式会社 竹内工務店さん:搬入出用ダンプカー




〇申込問合
住所/氏名/職業/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)を、下記申込用紙 にならって記入の上、「町家発ほんまもん」事務局までお送り下さい
(*会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)

メールmachiya_honmamon●@yahoo.co.jp  / FAX 0721-26-9540
●を@マークに置き換えて下さい。

*メールで申込みの場合、2~3日して申込確認の返信がない場合は、恐れ入りますが再送かFAXにてお願いします。(迷惑メール対策で届いていない場合あり)

〇注意事項
当企画は、伝統技能の継承・啓発・応援を目的に開催しており、参加型の運営にご協力いただいています。
会場内でのトラブル・盗難については、自己管理でお願いします。
当会の企画は、参加者の技術と知識を高め合うための交流と勉強会を目的としており、削り等を競うものではありません。よって、景品などのご提供をお願いすることはありません。ご提供のお申し出をいただいた場合であっても、他の方への配慮を考えて辞退申し上げます。
また、営業目的での参加や会場内や会場前での販売行為はご遠慮願います。(その場でご退場いただく場合あり)

代表者氏名:        住所:              
TEL:        
FAX:
E-mail:
氏 名 ご職業 交通手段   
  削り参加       削り材持参    昼食弁当700円
  する ・ しない    可・不可      要・不要
  する ・ しない    可・不可      要・不要
  する ・ しない    可・不可      要・不要
複数のお申し込みの場合は、今後ご連絡をする代表者の氏名・連絡先を表上部に記入し、表には各人について当てはまる空欄に○を、要・不要欄ではどちらかに○をお願いします。  削り参加者は、ご自身の道具をお持ちください 欄が足りない場合は、余白への書き足しやコピーなどでご対処ください。
●その他の情報について(どちらかに○をお付けください)

 会場アクセス情報: 要・不要 / 周辺駐車場情報: 要・不要  



〇その他 質問など



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家紋清久#52 削ってみました。

2015-12-27 15:25:13 | 道具箱
家紋清久#52 削ってみました。

昨日研いで見て少し使ったのですが引きが重く感じられたので他の砥石で仕上げてみました。

削ったのは先日から使っている杉です。

まずは一枚目砥石と研ぎ方を変えたので引きは軽くなったようです。

厚みはこれくらいで削っていきます。

40枚を削っているところ引きは思っていたより軽く引けます。

40枚目の仕上がり。桧のような艶に仕上がります。

チョットがんばって80枚目。

ここまででも刃の食いつきは変わりません。

どんどん削って100枚目。

100枚削った刃。

同じく仕上がり。

ここでおなかが空いてきてお終いにしました。

100枚の削り華。

事務仕事ばっかりやっていたので身がいるかも?

この鉋研ぎの工夫と調整が必要です。

先日電話でこぼれて刃が付かないと連絡をくれた人がありますので良かったら参考にして下さい。

今一番気になっているのが鋼が切れてしまいそうな所です。



山本鉋調整して帰ってきましたので又、挑戦してみます。

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家紋清久 寸8 #52。

2015-12-25 21:49:40 | 道具箱
家紋清久 寸8 #52。

今日は朝から役所へ書類を取りに行きその後はお墓掃除。北山橋から見る北山の空は鉛色でした。

その合間を見て家紋清久 寸8 #52使う準備していました。

研いで見て解るのはとりあえず100°戻しなので鋼が硬い感じがします。

最初は上手く研げなくて何度か研ぎを替えて何とか屑が出るようになりました。

最初は散々で即席麺のような鉋屑が続きました。

これはとりあえず桧。

粉も着かなくなりました。

そして課題の多い杉を削っています。

でもまだ挽きが重い感じ何か抵抗があるのでしょう。

杉に合っている厚さには削っているのですが。

仕上がりはこのくらい。この後の努力で白鋼ならではの艶に持って行かなくては。

この刃なのですか。

気付いてみると左か2センチくらいの所の鋼がとても薄いのに気付きました。

擦り下ろしてしまうかこのまま使うか思案中です。

今夜はクリスマス忘れてました。

今、お墓参りの帰り道の駅で買ってきた草餅食べてます。

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良いタイミング。

2015-12-23 19:05:07 | Weblog
良いタイミング。

今年の仕事もおおかた片付いてきました。今日は学校の壁を修理。後は塗装や桟の仕事です。

ほっと一息ついているところに「今日空いている」とメール。

空いてるに決まってるでしょう。というより空ける決まってるでしょう。

それで誕生日のお祝いです。

気分の良いお店で。

お疲れ気味なので美味しい物食べて。

美味しいデザート喚ばれて。

楽しい会話をして。

香りの良いコーヒーで締めくくり。

と思ったら帰り道にケーキ買いによってしまいました。

たまには少年と少女に帰れる楽しい大人の時間。

でももう〇〇歳です。

楽しい時間は続きます。


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先日の樫の木を削ってみる。

2015-12-22 15:47:29 | 道具箱
先日の樫の木を削ってみる。

杉を削ったその鉋で樫の木を削ってみようというわけです。

結果からいうと綺麗に仕上がりました。

とてもこの鉋はよく切れています。

手触りと艶は十分すぎるほどでした。

でも屑だまりを見るとこんなになっています。

でも山本鉋さんの心配は無くなるでしょう。広葉樹が切れるかどうか試してほしいといわれていましたので答えは良く削れて綺麗仕上がるという事です。

その後研がずに杉を削ってみました。1枚目は想像して通り。私以外は。

2枚目は少しましになって。

3枚目でかなり切れが戻ってきました。

4枚目でかなり仕上がってきました。一番最初にテストしたときはこれくらいの仕上がりだったと思います。

でも一カ所割れが出ています。

これが10枚目。

良いじゃ無いですか。仕上がりはこれくらい。もう鉋の屑だまりには粉は出てませんよ。

何故こうなるのかは大体解ってきました。

もう少し完成度を上げていきます。

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再チューニング。杉を削る

2015-12-21 22:07:15 | 道具箱
再チューニング。杉を削る

まだまだ潜在能力を持つと思っていますので昨日は山本鉋さんへ持ち込んでチューニングしてきました。やはり思っていた事が起こりました。

非常に良くなったのです。まずは桧を削っています。

挽きは軽く申し分なくなってきました。

今回刃先のみWA10000仕上げてみました。

そして問題の杉です。

しっとりと引けるようになってきて。粉を吹く気配は全くありません。

もちろん屑だまりにも粉は出てこないのです。

仕上がりも上々になって

屑も美しくなっています。

私はもう少しチューニングしていく予定です。

それで山本鉋さん曰く広葉樹は削れるのか?との事でしたので鉋の横に置いてある樫の木削る事にしました。

この樫は昨日寄せて貰ったオーク製作所の堀場氏からいただいてきた物です。

本人からは非常に扱いにくい木だと聞かされましたので削るのが楽しみな材です。

果たして刃先は持つのでしょうか?

次回に報告します。

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今日もやってました。杉削り

2015-12-18 22:36:06 | 道具箱
今日もやってました。杉削り

昨日に引き続き冷たい一日でした。外での塀工事堪えます。

早く終わったので昨日の続きです。

別の鉋で長切れのテストしてました。

6尺8寸の長さの杉を削っていきます。

52枚目で1本の割れが入りました。

本来長切れを試すには一調子で測るのですがここで刃を少し出しました。

100枚目を削ったときの様子です。

左端を除いてよく切れています。

6尺8寸*100枚=680尺ここでやめました。

今までの経験からすると随分長切れがしています。

100枚目の艶がこれになります。

使った鉋は白鋼の1号。

そのときの刃先がこれです。

使い始めは刃先のきらきらは無くなるまで研いでいます。

ほんの少し刃先を殺して研ぐと引きがとても軽くなります。


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だんだんと完成に近づいてきました。

2015-12-17 20:34:02 | 道具箱
だんだんとチューニングして完成に近づいてきました。

山本鉋製作所・山本健介氏の鉋が良い感じになってきました。

はじめは研いだ後もこんな刃先が白くひっていたのですが

改良した後はほとんど返りなどが見られないようになってきました。

もちろん削っているときの感触も随分と変わりました。(良い方へ)

最初に比べて随分と長切れするようになってきました。おそらく削っているときの抵抗が少なくなったのでしょう。

艶も私が意図した仕上がりに近づいてきています。

今回仕上げに使ったのは音戸山で拾ってきた砥石少し柔らかめです。水加減で随分と研ぎ心地が変わりました。

それにしても気持ちの良い削りが出来ます。

でもこれは柾目なので徐々に板目に挑戦していきます。

それでは・・・・

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