京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

鈴鹿8耐。

2008-07-29 23:48:22 | Weblog
鈴鹿8耐。

27日・日曜日鈴鹿8耐決勝終わりました。

この暑さの中ライダーも観客も本当に耐久レースです。

私のような年寄りはテレビニュースで見るかこんな写真を見せてもらうのが一番です。

見ているだけで興奮してきますよ。

このフォトは6月8日の前哨戦の物です。

オイルの臭いとあの爆音が聞こえてきそう。

夏のメニュー。

2008-07-29 21:47:47 | Weblog
夏のメニュー。

初めて食べました。蛸ご飯。

蛸が入れてあるだけですが、この炊き込みご飯なかなかいけます。

吸い物がこれまた蛸スープ。これもいけます。

それに定番のもずくと卵豆腐。

おつまみに枝豆と穴子のみりん干し。私干物大好きです。

夏だというのに食欲出ますね。

裏押し。

2008-07-28 22:04:39 | 道具箱
裏押し。

「刃物は裏で切らすものだよ。」だなんて生意気なこと言ってしまいました。

裏が綺麗に研げていると面を研ぎ上げるのがとても楽だと感じています。

今日は時間があったので少し裏を仕上げました。

研ぎは気持ちが乗っている時にすると巧く行くのが少し解ってきました。

籐。

2008-07-28 22:01:03 | Weblog
籐。

先日籐筵をを部屋に敷いたのですがあまり気持ちが良いので籐で出来た枕と足乗せ。

使ってみました。

暑さもけだるさも忘れてグッスリ昼寝出来ます。

縁側の外庭に打ち水をしてごろ寝。

いい風が入ってきます。

懐かしい風鈴の音もすがすがしく夏が過ぎて行きます。

地蝉。

2008-07-28 21:55:02 | Weblog
地蝉。

朝一番外に出てみるともう蝉は殻から抜け出して桜の木にとまって鳴いていました。

地面から出てきて短い命一生懸命鳴いています。

そんなわけでうるさくても追っ払うのやめました。

休みのたのしみ方。

2008-07-27 22:59:25 | 道具箱
休みのたのしみ方。

今日は朝から近くの匠弘堂さんの作業場で遊ばせてもらいました。

仲間の何人かが集まって鉋の薄削りに挑戦です。

暑い日はこの作業場京都の北部の谷間にあり一日涼しく過ごさせてもらいました。

結果は仲間が6ミクロンを出して一同上機嫌で終わりました。

丁度清久さんのテスト鑿、家紋清久の叩きが来ていましたのでこれのテストも行いました。とりあえずこの鑿今までの物とは全く使い味が違っていまして掛かりが良く滑らずよく食い込んでくれます。言葉で表すと軽く切れていくのです。

これは今日、私が使った鉋です。左から匠魂(田中省吾)・清久3台・旭勢(佐藤巳弥冶)・長弘どれもお気に入りの鉋です。

町家2。

2008-07-27 02:30:37 | 町家
町家2。

先日から修理していた建具を取り付けてきました。

新しい建具を取り付けると違和感がありますがこうして修理をして再生した物を取り付けて古色で着色すると雰囲気が出てきます。

建具自体の修理は朽ちている所はどうしても取り去らなければなりません。それと鴨居にすれる角の部分がひどくすり減っていましたので新しく付けました。

下桟も雨がかかったのか腐りと割れがひどい部分まで切り取り継ぎ足しました。

家の傾きなども考慮しながらの作業になります。

継ぎ接ぎだらけですがこれが又良いのです。

ぎこぎこして動きにくかったのが軽くスムースに動くようになりました。

後はお施主さんに着色お願いします。

土用の丑。

2008-07-24 20:49:09 | Weblog
土用の丑。

夏の土用の丑の日は、暑い時期を乗り切る栄養をつける為に、鰻を食べる習慣があるそうで今夜は鰻。

ご飯にタレをからませて錦糸卵一杯乗せて鰻。

疲れはありませんが元気で働けるように。

もちろん赤出汁は必需品。

何故2つあるかですって。

大きなお世話です。

町家。

2008-07-22 21:39:37 | 町家
町家。

工事中の町家です。

2階で西日カンカンの中でやってます。

ズボンが引っ張れて足が上がりません。

板の反りなど尚しながら雨戸の鏡板貼り終えました。

朝から水を被ったような毎日が続いています。

その代わり仕事を終えて家に帰った時の冷たい物は美味しさ倍増です。

清久ファン倶楽部84。叩き鑿

2008-07-22 21:29:55 | 道具箱
清久ファン倶楽部84。叩き鑿

今日清久さんから1寸4分の叩き鑿が届きました。

この鑿テスト用の鑿で非売品です。作り方を色々と工夫されているようで使わせてもらうのが楽しみです。

今回の柄は何時もと同じ矢沢木工さんですが白樫で仕上がっています。

相変わらず美しい仕上がりでこの裏にはコロリ参ってしまいます。

作り方など全く解らない私にでも手を多くかけて作ってあるのが伝わってきます。

何時も使わせてもらって鋼・地金の研ぎやすさは群を抜いているように感じるのは私だけでしょうか?

使わせてもらう前にまずは100℃の戻しだけにしっかりと裏押しをしようと思っています。

それでも1週間ぐらいは枕元に置いて寝ます。

おやすみなさい。