純目と逆目。
この板削りやすそうな材なのですが集成材の良い所と欠点を備えています。
良い所は材自体を無駄に使わずコッパまで使ってあり捻れ割れが少ないという所でしょうか。
欠点は削り加工をする時です。よく見ると純目・逆目・木目・柾目が入り交じっていますので鉋掛けは大工にとって不利な条件になってきます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/6d/a27ed6b7b6872acea6f8295da121280a.jpg)
もちろん最終には木目を見せて塗装をするのですが美しく仕上げるには手鉋をかけた後ペパーで磨かないと斑が出て仕上がってしまいます。それではおもしろくないのです。
まずはチョット硬い目に絞った雑巾で表面をしめらせて削って鉋の下場が濡れない程度まで乾かしてから削り始めます。平に見えている板も実際に削ると高い部分がだけが削れてこんな感じの鉋屑が出てきます。これをならして仕上げまで丁寧に削っていきます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/fc/7d1e95fbc3c72113f30b5c907ca8d1ab.jpg)
この作業柱を削るよりてまがを掛けています。
今回使った鉋は左横山作鉋白1号高炭素・田中昭吾名「鶴千代」研ぎは引きが軽くなるように4000番仕上げ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/40/1decb496a3df848701e8b2592c78d04d.jpg)
この鉋2台とも刃口は広い目。私の鉋すべてかも・・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/02/6b64881404604b6a7c20fe29b045a810.jpg)
もちろん仕込みは1枚仕立て。台は自家製。台材料はプロフェッサーからの頂き物。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/91/0be3107db62635b90f6823064460d2ef.jpg)
研ぎの工夫で1枚鉋でも純目・逆目・木目・柾目が入り交じっていても逆目はおきない。
私は手が遅いので午後から削ってペパー掛けして夕方になってしまいました。
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この板削りやすそうな材なのですが集成材の良い所と欠点を備えています。
良い所は材自体を無駄に使わずコッパまで使ってあり捻れ割れが少ないという所でしょうか。
欠点は削り加工をする時です。よく見ると純目・逆目・木目・柾目が入り交じっていますので鉋掛けは大工にとって不利な条件になってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/6d/a27ed6b7b6872acea6f8295da121280a.jpg)
もちろん最終には木目を見せて塗装をするのですが美しく仕上げるには手鉋をかけた後ペパーで磨かないと斑が出て仕上がってしまいます。それではおもしろくないのです。
まずはチョット硬い目に絞った雑巾で表面をしめらせて削って鉋の下場が濡れない程度まで乾かしてから削り始めます。平に見えている板も実際に削ると高い部分がだけが削れてこんな感じの鉋屑が出てきます。これをならして仕上げまで丁寧に削っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/fc/7d1e95fbc3c72113f30b5c907ca8d1ab.jpg)
この作業柱を削るよりてまがを掛けています。
今回使った鉋は左横山作鉋白1号高炭素・田中昭吾名「鶴千代」研ぎは引きが軽くなるように4000番仕上げ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/40/1decb496a3df848701e8b2592c78d04d.jpg)
この鉋2台とも刃口は広い目。私の鉋すべてかも・・・・
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もちろん仕込みは1枚仕立て。台は自家製。台材料はプロフェッサーからの頂き物。
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研ぎの工夫で1枚鉋でも純目・逆目・木目・柾目が入り交じっていても逆目はおきない。
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「 町家発 ほんまもん 」 4月のご案内
初削りが終わり、気がつくと新年度のスタートですね。学生ではなくなっても、春の訪れは何か新しいことをスタートさせたい気分にさせてくれます。昨年から続く大好評の道具作りに関する企画で、4回仕立ての第3回。今回は注目度の高い鉋のうちのひとつ、台直し鉋が登場します!「私はこんなふうに・・・」と、参加者からの自作話でも盛り上がるのが、このシリーズの醍醐味です!今回も乞うご期待!!
『職人が作る、自前の道具 シリーズ 第3弾 -鉋(台直し鉋)・定規・砥石台-』 講師 松尾 具屑さん
「一つでも多くの道具を伝え残したい」という思いで、古くからの手道具を、骨董市や道具市に出かけては再生してきた松尾さん。「昔、道具は刃だけを買ってきて木部は全て使用者である職人が自作していたそうだ」という。
この意味では、松尾さんの道具再生は、昔の職人の道具作りに合い通づるものです。
初回には、墨壺と鋸柄を、第2回では鑿の柄などをテーマに松尾さんが収集された道具や自作の道具を持ってきていただいてお話を伺いました。今回のメインは台直し鉋。鉋は元々調整が必要な道具なので、自作に関しても注目度は高いですが、鉋の中でも台直し鉋には、過去の自作ものに面白いものがあると松尾さんは言います。
今回取り上げるものは、自作されることも多い種類なので、参考になる方も多いのでは?合わせ定規は素人にでも活躍する機会がありそうです。
自身の腕を預ける道具であるからには、作るには持つ技術を最大限に投入する、しかし即戦力にするために、最短の時間で仕上げなければならない。
すぐ使いの道具があふれる今日この頃。職人ならではの知恵と技術を結集して生まれた大切な道具を前にして、松尾さんと共に、道具への愛情を語り合いませんか。
*松尾さんの古道具の収集・再生や経験を綴り、蘇った道具を記録した著書『木工古道具の楽しみ方』(定価2400円)を2200円で会の当日に販売いたします。事前に手に入れたい方や出席できないが本を希望される方は、同額(送料別途)でお分けいたします。下記ほんまもん事務局までご連絡ください。
日時:4月14日(日)13時~15時頃 参加費:1000円 (定員20名)
会場:ARISA HOUSE MUSEUM(アリサハウスミュージアム)(市バス「出世稲荷」バス停より徒歩3分(阪急大宮より多数 ほかJR京都駅)/JR山陰線・地下鉄東西線各「二条」駅より徒歩10分)
*会場に駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングがあります。お車でお越しの際は、当日会場でお尋ねください。
◆ほんまもんの会の仲間情報◆
仲間、ではなく内輪情報ですが… 町家発ほんまもん、「facebook」始めました。
会の活動にまつわること、どんな人たちが運営しているの?どんな人たちが参加しているの?そして、
参加している方が関わる活動などを発信して、会に関わる方々が交流できるきっかけになればと思い、昨年末から動き出しました。
ご興味ある方は一度覗いてくださいね!
申込方法
住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで
(*会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)
・メールmachiya_honmamon●yahoo.co.jp ●を@に置き換えて下さい。
綱本の引っ越しに伴い、今回だけこちらに!・FAX 072-299-8215 お間違いなく!!のどちらかまで。
*各回とも1週間前が締め切り目安ですが、定員になり次第締め切ります。
*メールでの申し込みの場合、件名に「●月申込」と具体的に書いて下さい。また、申込確認の返信がない場合は恐れ入りますが再送もしくはFAXにてお願いします。(迷惑メール対策で届いていない場合があります)
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『職人が作る、自前の道具 シリーズ 第3弾 -鉋(台直し鉋)・定規・砥石台-』 講師 松尾 具屑さん
「一つでも多くの道具を伝え残したい」という思いで、古くからの手道具を、骨董市や道具市に出かけては再生してきた松尾さん。「昔、道具は刃だけを買ってきて木部は全て使用者である職人が自作していたそうだ」という。
この意味では、松尾さんの道具再生は、昔の職人の道具作りに合い通づるものです。
初回には、墨壺と鋸柄を、第2回では鑿の柄などをテーマに松尾さんが収集された道具や自作の道具を持ってきていただいてお話を伺いました。今回のメインは台直し鉋。鉋は元々調整が必要な道具なので、自作に関しても注目度は高いですが、鉋の中でも台直し鉋には、過去の自作ものに面白いものがあると松尾さんは言います。
今回取り上げるものは、自作されることも多い種類なので、参考になる方も多いのでは?合わせ定規は素人にでも活躍する機会がありそうです。
自身の腕を預ける道具であるからには、作るには持つ技術を最大限に投入する、しかし即戦力にするために、最短の時間で仕上げなければならない。
すぐ使いの道具があふれる今日この頃。職人ならではの知恵と技術を結集して生まれた大切な道具を前にして、松尾さんと共に、道具への愛情を語り合いませんか。
*松尾さんの古道具の収集・再生や経験を綴り、蘇った道具を記録した著書『木工古道具の楽しみ方』(定価2400円)を2200円で会の当日に販売いたします。事前に手に入れたい方や出席できないが本を希望される方は、同額(送料別途)でお分けいたします。下記ほんまもん事務局までご連絡ください。
日時:4月14日(日)13時~15時頃 参加費:1000円 (定員20名)
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