京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

秋の大文字山。

2007-11-30 23:56:44 | ご近所散策
秋の大文字山。

大文字と言えば五山の送り火ですがこの季節の大文字もなかなか捨てがたい物です。

錦織なすとはこのことでしょう。夕日の赤をいっぱい受けて見ている人の顔も赤に染まってきそうな美しさ。

人を引きつける山です。

今日は空の青さと山の赤が良いハーモニーになっています。

注射。

2007-11-30 23:53:01 | Weblog
注射。

いやで下値子供の頃風邪をひくとペニシリンなんてな注射を打たれた物です。

痛いと言うより怖さいっぱいで風邪なんて吹っ飛びそうでした。

今はそうはいきません。怖いインフルエンザにかかっては大変。

今日は予防注射に行ってきました。

移されても大変移しても大変お互い職人は気を付けましょう。

清久ファン倶楽部 46

2007-11-29 17:26:28 | 道具箱
清久ファン倶楽部 46

出来上がってきました。焼き戻し温度100℃の鑿サイズは寸4です。

まだ研いではいませんが楽しみな鑿です。焼き戻し温度110℃の鑿は使ってみて私的にはとても気に入って使っています。

110℃の鑿は研ぎにくいと思っていたのですが普通の焼き戻しの物より刃返りが簡単に取れて良い刃が付くように思います。使ってみても現在の所は刃こぼれもなく快調に使っています。

目印として清久作+清久のロゴで区別をするようになっています。

仕上がりはますます磨きが掛かって私好みの仕上げになりなんと言っても飾り気でなく鑿本来のちから強さを感じています。

気に入りました。

矢沢さん

2007-11-28 22:22:52 | 人物訪探
矢沢さん

この鑿の柄はすべて新潟県三条市の矢沢木工所で入れてもらった物です。

鑿がどんなに旨くできていても柄一つで使った時の感触が違ってきます。

もちろん見た目の美しさは言うまでもありません。

口金・桂の一つ一つが吟味されています。

鉋鍛冶は注目度100%で鑿鍛冶が50%鉋の台打ちは20%と私は勝手に決めていますが鑿の柄となると注目度は0%になっている感じがしてなりません。

この鑿にこの柄あり存在感いっぱいの柄です。

この柄のおかげで引き立つこと引き立つこと

じっくりとご覧下さい。

矢沢さん京都から感謝してます。

甘い物。

2007-11-27 20:03:11 | Weblog
甘い物。

疲れた日には食後に何か甘い物。

京都・都路里のわらびもちほどよい甘さときな粉のバランスが絶妙です。

お客様から頂いたのですが今日中に食べるようにと注意書き。

ええ、言われなくても今日中に無くなってしまいます。

道具の手入れ。

2007-11-25 00:26:04 | 道具箱
道具の手入れ。

時を忘れて道具の手入れをするのは愉しい物です。今日は鑿の桂の具合が悪いので調整です。こうなるともういけません。

桂を取り外して鑢でしっかりとバリを取り除きます。

桂のはまる部分をしっかりと木ごろしして桂を取り付けます。

この時の金物は近所の工場のお兄さんが作ってくれました。とても使いよいです。

この位下げて頭を少しつぶして置きます。

これで明日から安心して使えます。

明日から使うのが楽しみです。



鍋。

2007-11-24 16:42:22 | Weblog
鍋。

今日は仕事が速く終わりました。天気は良かったのですが何故か私は寒かった。

と言う訳で温まる鍋出汁はもちろん昆布出汁。

暖まりますよ。

誰と食べるかって そんなの言えません。

鍋に日本酒を少々。

その後は松本清張の点と線、大好きなたけしが楽しみです。

そういえば先日の封書にたけしの切手が貼ってありました。柄は確か「その男凶暴につき」だったと思います。

今日はロンリーボーイでも聴いて寝ますか。

だぼ切り鋸。

2007-11-23 22:07:14 | 道具箱
だぼ切り鋸。

つい最近まで使っていただぼ切り鋸でビスを挽いてしまった

一瞬でした。刃先がぼろぼろ参りました。

困った時の長勝さん急いで預けてある鋸で作ってもらいました。

今回の物は刃渡り6寸小振りにしてもらいました。

両刃鋸でも上手い具合に切り取ってありとても使いよい仕上がりです。

目は細かくはないのですがアサリ無しでそれでもって引きが軽い。

「長勝流」安心して使わせてもらいます。