京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

奴のトレンド。

2014-04-29 20:56:33 | Weblog
奴のトレンド。

だいぶ学校にも慣れてきたようだ。転がるように友達を誘いに行くのだ。

その奴が最近凝っているスタイルがこれ。ズボンの裾を靴下の中に入れるらしい。

自慢げに見せてくれた。

もう一つは買ってもらったラッキーストライクの帽子。

奴を見送って現場に行く途中発見。なにやらこっちを見ている。

近くに寄っていっても何故か逃げない。

何かが変わってしまった。いいのか悪いのかは。

近所にこんな鴨の巣も。

1週間ほどブログ休みます。

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鑿の刃角。

2014-04-29 20:31:42 | 道具箱
鑿の刃角。

2本の叩き鑿なのですがそれぞれの刃角が違います。

特に叩き鑿の場合鈍角にすると突き刺さるのが少なく(浅く)しか刺さりません。鑿の巾が大きい物ほどその傾向が強くなります。

でも仕事をする上では同じ力で叩く場合深く刺さってくれる方が仕事は捗ります。

一撃で刺さる深さと刃角の鬩ぎ合いが始まる訳です。

もう一つ刺さるのは良いのですが零れたり捲れたりするのも仕事の妨げになります。特に零れるという事は刃先が材料の中に残る訳ですからその同じ場所を叩くと零れた刃先が残っている所を叩く事になるのでますます刃零れはひどくなっていきます。

その鑿の持つ性能は使ってある鋼。作りにもよりますが大工が調整出来るのは刃角になるでしょう。

しばらくはその鑿の性能にあった角度を捜してみようと思っています。

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鉋台みぞきり鋸。

2014-04-29 20:17:39 | 道具箱
鉋台みぞきり鋸。

私は文句の多い男だ。これで作ってもらうのは何枚目になるだろうか。だから私は嫌われる。

「ああしろこうしろ」ハイハイと聞いてくれる長勝さんには感謝しています。

今回も又作ってくれました。斜めに切っても流れない事。

厚くなくてフニャフニャしない事。

鋸の通りが良い事。

色々な注文を出しました。でもただのクレーマーにはなりたくないのです。

自分の重い通りの枝を据えたいので元はこんな形。

暖かくなってきたので台打ちが楽しみな鋸になりそうです。

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清久ファン倶楽部168。

2014-04-29 19:57:39 | 道具箱
清久ファン倶楽部168。

今日は朝から一日雨が続いています。この雨で白川通りの欅並木も生き返ったようです。
これからの強い日差しから私たちを守ってくれるのでしょう。

久しぶりの清久ファン倶楽部です。今回は1寸巾の底取り鉋が届きました。

台は新潟独特の屑排出の形になっています。


刃の特徴は標準の物に比べて厚みが厚いのです。

私はこのサイズの常三郎製ハイスの物をきざみ加工の調整に使っているのですが今回も同じ様な使い方をすると思います。繊細な白1号の高炭素の鋼が絶えられるように厚みを加減してあるのでしょう。なかなか使うのが楽しみになってきました。

木口を削りますのでかなり過酷になると思われます。

裏は黒裏で裏出しもしっかりしてあり調整には時間墓から無いはずです。

使わせてもらうのが楽しみな道具になりそうです。

今夜は食事の後イチゴのミルフィーユとコンビニで買ってきたコーヒー啜っています。


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実は鉄骨だった。

2014-04-29 06:05:10 | Weblog
実は鉄骨だった。

花粉症で悩んでいますが働きやすい季節になってなってきました。

知らぬ間に我が家の庭にもこんな花が咲いていました。

所で先日からやっている現場なのですが実はSスイハウスの鉄骨住宅に木造をくっつけています。

一度改造をしてありましたので設計図とは少し異なる部分があり取り合いが思っていたのとは
少し違いました。

でも何とか繋がって旨く納める事が出てこれからが楽しみな現場になります。

内装の多くは木材と漆喰で仕上げるつもり。材木の甘い香りがするのが蜂がやってきて落ち着きません。

内装プランは連休にお客さんと打ち合わせるつもり。

我が家の花をもう一枚。


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刃角を治す。

2014-04-26 23:21:56 | 道具箱
刃角を治す。

この「運慶」て言う鉋は横山邦男氏が打たれた鉋です。

鋼はたぶんスパー鋼だと思っています。こんな一品物があると買いたくなってしまう私。

先日から捻れを取って裏押しが終わったので刃角を調べてみると27°。

早速先日の冶具を使わせてもらって刃角を29°に治しました。


使った砥石は左側のピンクの奴。これは優れもので金剛砥石とは比べ物にならない位よく下ろしてくれます。

やはり冶具を使うと正確に研げるのが解ります。こんな便利グッズ何故もっと普及しないのかなぁ~。

何とも良い感じに仕上がりました。

地金が錆びたのは研いでいる途中に電話が掛かってきてしばらくほっておいたからです。

そんな訳で今夜は友達誘ってこんな食事しています。サラダもご飯も飲み物もお代わり自由のお店にて。


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コピペ。

2014-04-24 21:24:33 | Weblog
コピペ。

何のことだか解らなかった。

詳しく効くと正しくはコピー&ペースト。と言いそうです。

文章やデータなどをコピー(複写・複製)し、そのコピーしたものを別の場所などへペースト(転写・貼付)するという操作を表すコンピュータ用語である。この部分も何処かのをコピー&ペーストしました。

で話しなんですが小保方さんて言う方が論文の中でこの技を使ったらしいのです。でもある研究をするのに10段階あって8段階までが常識だとするとそこまではコピー&ペーストはありかな共思えるのです。

後の2段階が独自に成功していれば良いのでは?

8段階までがパクリと言う事になるのでしょうか?

こんな話で世の中ひっくり返ってしまいそうです。

そしてあの方は200回は成功しているとはっきり話されていますよね。

この話に良く似た話が私の近くにありました。

その方は鉋の薄削りで2ミクロンを何度も出しているというのです。でも見た人は一人も居ないと思います。私もその方の削りを何度か見た事がありますが納得はしていません。

他にもコピーを置き換えて真似と表現すると私はほとんどがそうなのです。

削りの技。研ぎの技。加工の技。道具の使い方すべてです。

世の中複雑に考えなくてはならない事が多くなってきました。

これからどうなっていくのでしょう。不安で一杯になってきました。

この話は私だけの世界の事です。責任はご容赦下さい。

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旨いもん食おうぜ。

2014-04-23 18:00:51 | Weblog
旨いもん食おうぜ。

一日元気に働いた後の食事は旨い。

今日はごま油とニンニク効かせたスパゲティ。

飲み物は赤ワイン。

ツブツブ入りのコーンスープ。

トッピングは温泉卵。

夜遅くになってお腹が空いたら。焼き芋。

好きな物を好きな時に好きなだけ食べる。

プラス好きな音楽。ちなみに今日はローリングストーンズでペンイ・マイ・ハート

これ私流。

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二人建前。

2014-04-22 16:59:36 | Weblog
二人建前。

基礎コンクリートも打てて良い天気の日に。

倅と二人で建前してました。

せかれる事もなく自分で納得の行く仕事が出来ます。

材木屋さんに丸太をお願いするとこれが一番細いのと言われました。気が付くと廻りでも丸太使っている所が少なくなってきました。

ポットに入れてきたコーヒーチをビチビ飲みながらのこんな仕事は楽しいのですがねぇ。

何とか屋根の形が出来てお疲れ様の一日でした。

今日は早く寝ます。

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研ぎ用冶具考。

2014-04-21 22:25:37 | 道具箱
研ぎ用冶具考。

正確に研ぐにはやはり冶具が私にとっては必要なのだ。

上手な人からは笑われそうであります。今回の冶具3者3様。

この冶具は一般市販品でなかなか良く考えられています。しかし改善して欲しい所もあるのです。刃丈の長い新の間は角度29°~30°には刃をセット出来ないのが困りものです。

これは今まで私が常用していた物で手に入りやすかったのです。

次の一台はほんまもんの会の先生でもあります。松尾具屑さんからの頂き物です。さすが木型屋さんで非常に正確に作られています。特徴はコロの幅が広いので上手く使うととても安定するという事です。

緻密な計算の上に成り立つ物でしょう。

次のも頂き物で削ろう会でおなじみの今治に住んで居られる柚山氏が作られた物です。非常にシンプルですが角度や研ぎの時に加減がやりやすいのが特徴でこれですと作業場に有る材料と後はホームセンターで手に入りそうな冶具です。

次回はこれに挑戦してみたいと思っています。

上手な方は冶具は必要ないのかも知れません。でも鉋何丁かを比べる場合はやはり冶具でキチッと砥がないと善し悪しがわかりづらい様に思っています。

私の場合冶具を甘く見る訳にはいかないのです。台鉋も冶具ですから。

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