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京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

清久ファン倶楽部79。玉鋼

2008-06-18 23:51:27 | 道具箱
清久ファン倶楽部79。玉鋼

この鑿戦前の玉鋼で作られています。この玉鋼は岩崎航介先生の所にあった物だそうです。

この前の日曜日にテストしたのですが当日はあいにく私は使い走りの一日でしたので清久さんか置いていってくださいました。

とりあえず研いでみました。刃こぼれはなく誰かが研いでおいてくれましたので研ぎ味を味わう為に内雲りで仕上げてみました
この鑿も何時もの白1号と同じく研ぎやすいのです。そして内雲り独特の艶が出ています。

もちろん刻印の通り家紋清久で100℃で焼き戻しがしてあります。

最初は刃こぼれがしていたのですが段々と少なくなって来ています。

使い込むのが楽しみです。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ナカジー)
2008-06-19 23:37:07
知恩院ではお世話になり有難うございました。この鑿を始めいろんな道具に会い勉強になりました。またいろんな集いを楽しみにしています。
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Unknown (はんなり)
2008-06-20 16:51:13
次々と考えていますのでご参加お願いします。

みなさん熱心なのと上手ですのでチョット怖じ気づいてしまいました。

これからもみんなで協力し合って楽しくやっていきましょう。
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雲伯グローバル鉄の道 (元鉄鋼商事関係)
2024-12-03 03:02:52
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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歴史を感じる鉄の道 (日本海の旅人)
2025-05-03 10:08:39
たしか、日本鉄鋼協会第九回研究部会(1933名古屋高等学校講堂、名古屋市中区御器所町)の資料によると安来製鋼所(伊部喜作ら)が明治44年(1911)に砂鉄精錬による高速度鋼(高級特殊鋼の一種)よりスタートしたエルー式弧光炉が日本初の本格的な近代電気製鋼の量産化に成功した発祥といわれていますね。たたら製鉄からの移行に関して東京帝国大学の俵国一博士の偉業もかかわっておりその地には和鋼博物館(旧和鋼記念館)が設立されています。
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