剣先
この道具、継ぎ手や仕口の仕上げに使う物ですので他の刃物と一緒で鋭い刃が要求されます。突き鑿とは少し違う感覚なのです。
友達の兎月院さんから頂いた物なのですがその時は何に使うのか知りませんでした。(恥ずかしい話です。)現在京都・東本願寺の工事をされているKさんに使い方を教えて貰いました。使ってみると小口を仕上げたりするのとても具合が良いのに感心しています。今まで小口を仕上げるのは鉋か突き鑿しか知りませんでした。
この歳になって初めての道具に巡り会ってまたまた新発見の日です。
これも又「清久」さんの物です。相変わらず私の好きな切れ味は続いています。
どっぷり「清久」さんに使っています。
兎月院さん有難うございます。
この道具、継ぎ手や仕口の仕上げに使う物ですので他の刃物と一緒で鋭い刃が要求されます。突き鑿とは少し違う感覚なのです。
友達の兎月院さんから頂いた物なのですがその時は何に使うのか知りませんでした。(恥ずかしい話です。)現在京都・東本願寺の工事をされているKさんに使い方を教えて貰いました。使ってみると小口を仕上げたりするのとても具合が良いのに感心しています。今まで小口を仕上げるのは鉋か突き鑿しか知りませんでした。
この歳になって初めての道具に巡り会ってまたまた新発見の日です。
これも又「清久」さんの物です。相変わらず私の好きな切れ味は続いています。
どっぷり「清久」さんに使っています。
兎月院さん有難うございます。
カラス
「カラス」と言っても近頃悪さをする鳥のカラスではありません。
またまた拾ってきたと石のカラスです。下の写真のような何の変哲もない石なのですが整形をして面を出していくと見事なカラス模様が出てきます。私など天然砥石の良い物はお値段が高くて手が届きません。そんなことでハイキングがてら石拾いに出かけます。
これは先日拾ってきて整形した物ですが私の好きなすこし固いめの石で良い刃がつきます。「削ろう会」三条持っていく鉋はこれで仕上げました。
後ろの鉋は長弘寸8まだ使っていないものです。
「カラス」と言っても近頃悪さをする鳥のカラスではありません。
またまた拾ってきたと石のカラスです。下の写真のような何の変哲もない石なのですが整形をして面を出していくと見事なカラス模様が出てきます。私など天然砥石の良い物はお値段が高くて手が届きません。そんなことでハイキングがてら石拾いに出かけます。
これは先日拾ってきて整形した物ですが私の好きなすこし固いめの石で良い刃がつきます。「削ろう会」三条持っていく鉋はこれで仕上げました。
後ろの鉋は長弘寸8まだ使っていないものです。
削ろう会
いよいよ来週は「削ろう会」京都から新潟三条まで遠い道のりですが楽しみにしています。
て訳で今日の午前中は鉋研ぎ、このところ仕事に追われて準備が何も出来ていません。巧く削れなくても 「まあ良いか」それでも何とか調子を整えなくては
いつもの人と会えるのを楽しみにしています。
来週私がいたら声を掛けて下さい。私の場合「削ろう会」でなくて「話そう会」になってしまいそうです。
またまた遠足気分です。
いよいよ来週は「削ろう会」京都から新潟三条まで遠い道のりですが楽しみにしています。
て訳で今日の午前中は鉋研ぎ、このところ仕事に追われて準備が何も出来ていません。巧く削れなくても 「まあ良いか」それでも何とか調子を整えなくては
いつもの人と会えるのを楽しみにしています。
来週私がいたら声を掛けて下さい。私の場合「削ろう会」でなくて「話そう会」になってしまいそうです。
またまた遠足気分です。
丸窓
一度付けてみたかった丸窓を付けてみました。直径は約2尺、竹と藤蔓を竹屋で買ってきて自分の思うままに竹を組んで見ました。
なかなか良いでしょう。思っていた感じに仕上がりました。蔓は買ってきたままでは固くて竹に巻き付けられません。しばらく水につけておくと蔓自体が生き返り柔らかく元に戻ります。それを巻き付け蔓が乾くと又固くなってキチッと収まります。
部屋内に遊んでみました。内側に紙障子の釣り戸取り付ければ完成。
一度付けてみたかった丸窓を付けてみました。直径は約2尺、竹と藤蔓を竹屋で買ってきて自分の思うままに竹を組んで見ました。
なかなか良いでしょう。思っていた感じに仕上がりました。蔓は買ってきたままでは固くて竹に巻き付けられません。しばらく水につけておくと蔓自体が生き返り柔らかく元に戻ります。それを巻き付け蔓が乾くと又固くなってキチッと収まります。
部屋内に遊んでみました。内側に紙障子の釣り戸取り付ければ完成。
金輪継ぎ
柱の寸法が少し足りません。新の柱の長い物を持ってくればよいのですがそこは大工です。柱をついでしまいました。今それを加工している所です。
それを見ていた材木屋さん曰く「こんな仕事している人見かけなくなりましたね。」
確かに少なくなっています。でもこの様なことは技を自慢するのではなくそこにある物で自分の技量を100%発揮して行く事が食べていく道だったような気がします。
あわてずしっかりと仕事をやり続けていきたいです。
柱の寸法が少し足りません。新の柱の長い物を持ってくればよいのですがそこは大工です。柱をついでしまいました。今それを加工している所です。
それを見ていた材木屋さん曰く「こんな仕事している人見かけなくなりましたね。」
確かに少なくなっています。でもこの様なことは技を自慢するのではなくそこにある物で自分の技量を100%発揮して行く事が食べていく道だったような気がします。
あわてずしっかりと仕事をやり続けていきたいです。
杉板
この杉板は屋根仕舞いの野地板に使う物です。削って仕上げると荒板が見違えるように綺麗に仕上がります。
建物の軒はモルタルで仕上げたりケイカル板を使用することが多いのですが最近は地元で取れた物を使うようにしています。幸い京都では北山杉が多く手に入りますので。
少し手を加えるだけで材木はこんなにも変わる物なのですね。大工が家を建てたり直したりするのですから大工らしく生きたいそう考えています。
この杉板は屋根仕舞いの野地板に使う物です。削って仕上げると荒板が見違えるように綺麗に仕上がります。
建物の軒はモルタルで仕上げたりケイカル板を使用することが多いのですが最近は地元で取れた物を使うようにしています。幸い京都では北山杉が多く手に入りますので。
少し手を加えるだけで材木はこんなにも変わる物なのですね。大工が家を建てたり直したりするのですから大工らしく生きたいそう考えています。
立て鉋
前回は立て鉋の用途を述べましたが今回は仕様の報告です。この鉋も清久さんに無理をお願いして作ってもらいました。
何故かというといつも鑿を使わせてもらっているのですがこの鑿の刃持ちがよく刃こぼれしないからです。立て鉋は写真のように木目に対して直角に削りますその上刃自体も直角に立っていますのでかなりきつい使い方をします。それに鉋の台自体も樫で出来ていますのでよけいに強くなくてはなりません。
鋼は鑿と同じく白鋼で出来ています。裏隙はセンという道具を使って手で鋤いてあります。形は古い鉋参考にお願いしました。
前回は立て鉋の用途を述べましたが今回は仕様の報告です。この鉋も清久さんに無理をお願いして作ってもらいました。
何故かというといつも鑿を使わせてもらっているのですがこの鑿の刃持ちがよく刃こぼれしないからです。立て鉋は写真のように木目に対して直角に削りますその上刃自体も直角に立っていますのでかなりきつい使い方をします。それに鉋の台自体も樫で出来ていますのでよけいに強くなくてはなりません。
鋼は鑿と同じく白鋼で出来ています。裏隙はセンという道具を使って手で鋤いてあります。形は古い鉋参考にお願いしました。
立て鉋
鉋台の下場は削る材料にこすれる物ですから当然すり減ってくる訳です。そうすると下場の平面が崩れてくるのは避けられません。それに天候、主に湿度によってねじなどの狂いがでることがあります。
この小さな鉋はその減りや捻れが起こった時に元の平面に戻す平鉋の台を直す鉋です。
私好みに台を少し長めに打って貰いました。使って長ければちょん切ればよいという考えです。
鉋身も私好みに綿帽子型に仕上げて貰いました。時間がないのと期待以上の出来ばえなのでまだ使わず毎日見つめています。
とっても気に入っている一品です。
鉋台の下場は削る材料にこすれる物ですから当然すり減ってくる訳です。そうすると下場の平面が崩れてくるのは避けられません。それに天候、主に湿度によってねじなどの狂いがでることがあります。
この小さな鉋はその減りや捻れが起こった時に元の平面に戻す平鉋の台を直す鉋です。
私好みに台を少し長めに打って貰いました。使って長ければちょん切ればよいという考えです。
鉋身も私好みに綿帽子型に仕上げて貰いました。時間がないのと期待以上の出来ばえなのでまだ使わず毎日見つめています。
とっても気に入っている一品です。