京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

清久ファン倶楽部52。剣先。

2007-12-31 14:42:02 | 道具箱
清久ファン倶楽部52。剣先

この剣先は台屋さんや木工やさんの所で加工する訳でもない鍛冶屋さんのみの手で作られる道具気合いを感じます。

良い形をしています。私はこれで臍穴を仕上げる時に便利に使わせてもらっています。

突き鑿を斜めに滑らして使うのが下手なのですから色々考えていた時に東京の親友兎月院さんからプレゼントしてもらいました。

それで鑿を100℃野焼き戻しにした時に切れ味と仕上がりがうまく行きましたので今回の物はこれも焼き戻し温度100℃で仕上げてもらっています。

これではこぼれがしないと良いのですが使うのが楽しみな道具です。

仕上げは鑿と同じく黒裏で隙の感じもとても気に入っています。

手になじみ、美しさと道具としての機能を持っている一品、気に入りました。

毎日楽しみながら大切に使わせてもらいます。

頂き物。

2007-12-30 16:57:44 | 道具箱
頂き物。

クリスマスも済んでいるのに知り合いのY口さんからスゴイ贈り物が戴きました。

古い和釘(400年位前)で作った槍鉋です。たとえようもない美しさに仕上がっています。鋼付けは清久さんにお願いして作って頂いたそうです。

それも京都知恩院の300年以上経った野垂木で作った壁掛けになっていてそこに貫禄で鎮座しています。

野垂木の表は杣(そま)が加工した後がそのままのこり側面は大鋸で挽いた後が残っています。それを刳り抜いて煤竹の押さえで固定してあります。刃物のスゴイさとこの仕事も見事です。

じっくりとご覧下さい。

技と技がぶつかり合って見事に調和しています。

中にいる私が宙に浮きそう恥ずかしいです。

年末。

2007-12-30 16:01:18 | Weblog
年末。

チョット油断をしていたらご覧の通りです。

リズムに乗って仕事を進めているのですがどうも年は取りたくは無いですね。

人に年末は慎重にするようにと言っておきながらこの様です。

それでもチョットしたキズで助かりました。

皆様もご用心。ご用心。

清久ファン倶楽部51。家紋清久

2007-12-29 17:16:17 | 道具箱
清久ファン倶楽部51。家紋清久

清久さんの作られた刃物少し変わった刻印が出来ました。

清久の上に渡辺家の家紋が入っています。

これらの刃物は焼き戻しの温度が通常の物より低く設定して作られた品物に限り通常の物と物と見分ける為の印です。

一般の金物屋さんでは手に入らないようです。

不具合が出た時の場合を考慮してのことだそうです。

この刃物、剣先は焼き入れなど焼き戻しまでの行程はすべて同じなのですが焼き戻しの温度を変えてあります。その印に100℃の刻印で100℃で戻してあるのが解ります。

手に入れたい方は色々と条件が付きますが「のぼり刃物店」でお願い出来ると思います。

京都の鉋。

2007-12-28 22:59:00 | 道具箱
京都の鉋。

この3台の内、左と中の2台は京刃物重春の鉋。

右の物は台が京都の谷口伍三郎さんが打たれた長台。

重春の鉋は1台が白1、もう一台がスーパー鋼どちらも良く切れます。

こんな感じで使っています。引きも軽いですよ。

接着。

2007-12-28 22:31:10 | 道具箱
接着。

加工した板のつなぎ合わせ動かないようにしっかりと何個ものクランプを使っての作業です。

反りや捻れが出ないように注意をしながら進めていきます。

ここまで来て捻れが出たりするとまたやり直し。そんなことの無いように。

何に使うのか?

台所のカウンターに使います。

表面を仕上げて裏桟の取り付けに移ります。

昆布巻き。

2007-12-26 23:00:05 | Weblog
昆布巻き。

メインはイカめし大好物です。

中の餅米にイカのうまみが染みこんで良い香りを味わってがぶり。

ちょっと箸休めにニシンの昆布巻きこれがまた旨い。箸休めになりませんが・・・

もう一品海の幸でクラゲのウニ和え。

お酒いくらでも進みますよ。

冬の夜長は楽しまなくては。

クリスマスイブ。

2007-12-24 21:09:14 | Weblog
クリスマスイブ。

福山雅治がコマーシャルで行ってましたよね。一人静かに過ごすのも良いって。

私はちっと仕事の関係で腰痛。

そんな訳で夜の食事は福山雅治のまねで静かに好きなDVDで見て過ごすことにそれで食事は好きなキノコとトウモロコシいっぱいのピザに生ハムのサラダ+ナッツのおつまみ。飲み物はワインか冷えたビール。

静かに過ごしましょ。