海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

六義園~東洋文庫

2018-12-06 08:26:25 | 小さい旅

迎賓館の次は六義園と隣接した東洋文庫に行ってきました。
六義園は広くていい庭園でした。
紅葉は少し盛りを過ぎていましたがまだ楽しめました。
見ごろな枝ぶりのしだれ桜の大木がありました。
満開の時はさぞかしきれいでしょう。
築山の藤代峠の斜面のサツキの季節も圧巻でしょう。
ここは柳沢吉保の屋敷跡ですね、和歌山県の多くの歌枕の風景を模した庭園です。
土を盛って作った藤代峠は紀州にある藤白峠を模したものだとか。
あと和歌の浦・吹上浜・紀の川など
何故柳沢は和歌山県(紀州)を中心とする歌枕の風景を多く庭に作ったのでしょう?
以下は私の勝手な推察です。
徳川綱吉の娘鶴姫は紀州家に嫁ぎました。
綱吉はこの姫を溺愛していて、鶴という字を名前や屋号などに使うことを禁じました。
それで紀州の羊羹を作っていた鶴屋は駿河屋に名前を改めました。
与謝野晶子の生家も駿河屋で紀州の分家だったかも。
ゴマすりのうまかった柳沢は綱吉が紀州にいる鶴姫をしのべるように紀州の風景を多く作ったとか。
綱吉はこの庭園が気に入って何回も訪れたそうです。
それで柳沢の側室のお染となんやらかんやらといういう俗説が流れたのですね。

そのあと東洋文庫に行きました。
岩崎弥太郎がアジア関係の書物を集めたもの。
ギャラリーはテーマが古地図の展示でした。
奥に庭の見えるオリエントカフェがあります。
私はパスタランチにしました。
あの日はボンゴレでおいしかったです。
コーヒーはあまりおいしくなかったけれど。
コメント (2)
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