12月2日に名古屋マーケティング・インカレ2023本大会が開催されました。うちのゼミからは3チームが参加しました。元々は4チーム存在しましたが,第2回の中間発表会後に1チームが瓦解しました。
今回は,同性婚式が広がらない理由を探るチーム,最近店舗を増やしているバーガーキングの競争戦略を探るチーム,100ショップの下位チェーン・ワッツの競争力を探るチームが発表しました。
同性婚式が広がらない理由を探るチーム「均さん銀さん」が優秀賞に選ばれました。このチームが何かの賞を獲得することは事前に予想していました。調査が徹底していたからです。名古屋市内の結婚式場すべてに対する電話調査,路上でのアンケート調査,当事者へのインタビューなどしつこく実施しました。また,文献もそれなりに調査をしました。夏休みを無駄にせず,地道に調査と考察を重ねていました。そのため,情報がリッチで,面白い内容に仕上がっていました。地道さは聴衆にきちんと伝わっていました。
他2チームは高い評価を得られませんでしたが,これも事前に予想していました。11月段階で,引用していた文献がgoogle検索に引っかかるインターネット上の記事ばかりだったからです。その安直さが論理展開にもわたっていたからです。インターネット上の記事は理論解説を取り上げたものでしたが,その理論の引用元がきちんと示されていないばかりか,誤りが見られました。本来引用元になるべき著書は大学図書館に所蔵されています。きちんと元の学術文献を読むように指示しましたが,手遅れ感がありました。
来年1月28日に商学部の学内研究発表会が開催されます。ここで挽回して欲しいのですが,今一つモチベーションが高まらない様子です。ここで,きちんと最後まで努力を継続しないと,4年次の卒論を書くための能力が養成されません。最後まで粘りに粘り,文献を読み,インタビューを繰り返し,内容を見直し続けることが,論理的に思考する訓練になります。
評価が高かったチームはメンバー全員が発表内容の形成に貢献していました。その一方,評価が低かったチームは,メンバー間の努力格差が顕著で,一部のメンバーはほとんど何もしない状況でした。がんばったゼミ生の不満を生まないために,成績評価の際,この努力格差を考慮します。成績は別にしても,何もしてこなかったゼミ生は,次年度の卒論で苦労することになります。調査のやり方,文献の読み方を身につけないまま,単独で卒論を仕上げなくてはならなくなるからです。
これまで調査研究について他のメンバーにおんぶにだっこだったゼミ生は,せめて残りの1か月ぐらいは真剣に調査研究に取り組んでほしいと思います。
今回は,同性婚式が広がらない理由を探るチーム,最近店舗を増やしているバーガーキングの競争戦略を探るチーム,100ショップの下位チェーン・ワッツの競争力を探るチームが発表しました。
同性婚式が広がらない理由を探るチーム「均さん銀さん」が優秀賞に選ばれました。このチームが何かの賞を獲得することは事前に予想していました。調査が徹底していたからです。名古屋市内の結婚式場すべてに対する電話調査,路上でのアンケート調査,当事者へのインタビューなどしつこく実施しました。また,文献もそれなりに調査をしました。夏休みを無駄にせず,地道に調査と考察を重ねていました。そのため,情報がリッチで,面白い内容に仕上がっていました。地道さは聴衆にきちんと伝わっていました。
他2チームは高い評価を得られませんでしたが,これも事前に予想していました。11月段階で,引用していた文献がgoogle検索に引っかかるインターネット上の記事ばかりだったからです。その安直さが論理展開にもわたっていたからです。インターネット上の記事は理論解説を取り上げたものでしたが,その理論の引用元がきちんと示されていないばかりか,誤りが見られました。本来引用元になるべき著書は大学図書館に所蔵されています。きちんと元の学術文献を読むように指示しましたが,手遅れ感がありました。
来年1月28日に商学部の学内研究発表会が開催されます。ここで挽回して欲しいのですが,今一つモチベーションが高まらない様子です。ここで,きちんと最後まで努力を継続しないと,4年次の卒論を書くための能力が養成されません。最後まで粘りに粘り,文献を読み,インタビューを繰り返し,内容を見直し続けることが,論理的に思考する訓練になります。
評価が高かったチームはメンバー全員が発表内容の形成に貢献していました。その一方,評価が低かったチームは,メンバー間の努力格差が顕著で,一部のメンバーはほとんど何もしない状況でした。がんばったゼミ生の不満を生まないために,成績評価の際,この努力格差を考慮します。成績は別にしても,何もしてこなかったゼミ生は,次年度の卒論で苦労することになります。調査のやり方,文献の読み方を身につけないまま,単独で卒論を仕上げなくてはならなくなるからです。
これまで調査研究について他のメンバーにおんぶにだっこだったゼミ生は,せめて残りの1か月ぐらいは真剣に調査研究に取り組んでほしいと思います。