JR西日本の381系電車の国鉄色復活に続いて、JR北海道でも、国鉄時代末期に登場した新特急色と呼ばれる塗装車が復活することがわかった。GWをいよいよ目前にして、JR各社が鉄道150周年という記念すべき年にイベント合戦の様相を呈してきた訳だ。
未だコロナ禍ではあるものの、世の中徐々に動きが出てきており嬉しい反面、やはり感染者が益々身近になってきている現状では、決して油断できる状況ではないことも最近改めて思い知っているのである。何も考えずに、フラッと旅に出られる日はまだ遠いのだろうか。鉄道業界も明るい話がなかなか聞けずにいる状況だから、せめて鉄路を感じて新たな旅の思い出を刻みたいのだ。
今回復活した新特急色に合わせて、4連の写真を探してみたが、真面にお見せできる画像がなくお恥ずかしい限り。この連休から運転されるのは、特急「オホーツク」と「大雪」とのことだが、アントンKの手元には特急「北斗」しか無かった。全国共通の、いわゆる国鉄特急色のキハ183系が一番好みだが、民営化目前でこの貫通扉のついた500番台がデビューした時の印象は、やはり衝撃的だったことを思い出す。各社それぞれ個性豊かな車輛へと移り変わっていく予感がしたものだった。
1989-07-30 キハ183系 特急「北斗」 函館本線:礼文華付近