アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

EF65PFの私感~ブルトレ「みずほ」

2022-04-17 19:00:00 | 国鉄時代(カラー)
未だ現役バリバリの国鉄電機であるEF65PF型。しかしこの春の改正で貨物機の運用にかなり余剰が出ているという話を聞く。旅客会社である田端区も名称が変わり、と同時にEF65PFの配置にも変化があったようだ。昨年から、あれだけ後継の電機にあたるEF210型がデビューしているのだから、余剰は当然な成り行きだろうか。アントンKにとっても思い出の多い電機であり、最後の日まで見届けてやれれば本望だ。
以前にも触れてきたが、アントンKは、EF65PFといっても現存する形態はあまり好まず、初期車こそが本来のEF65 1000番台として認めてきた。細かな形態差には、あえてここでは触れないが、昔初めて見た時の第一印象からイメージが決まってしまったのだと思っている。ヘッドマークこそ無かったが、3往復の特急「あけぼの」の先頭に立ち、当時ではまだ限られていた特急貨物列車けん引に当たった昭和50年前後の時代の印象だ。現存している後期型には、あまり興味なかったのが本音だが、一時は白っちゃけた更新色になったPF型が、再度鮮やかな国鉄色に返り咲いた現代では、そんな昔のたわ言など忘れ去り、お若いファンの方々とともに趣味を楽しみたいと気持ちも心変わりしているのだ。
掲載写真は、東海道線ブルートレインの先頭に立っていたEF65PF型特急「みずほ」。今にして思えば、EF65PF型が最も輝いていた時代だったのかもしれない。時系列で考えれば、この後のけん引機EF66型時代の方が、圧倒的に長期間だったことになる。

1985-11-25    6列車  EF65 1111  みずほ  東海道本線:真鶴付近