広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

カヤック・スキー・スキンダイブ・落語・お酒に目が無い「いばさく」のBlog。
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『映画館落語 かもめ亭』 公開収録にてのハプニング [落語]

2012年04月20日 | 落語・演芸部
金曜。
文化放送が6月から開始する『映画館落語 かもめ亭』
その公開収録会のチケットが手に入った(なんと無料!)ので、
いそいそと会場の横浜にぎわい座へ。

林家 たい平    挨拶
三遊亭 小遊三   蛙茶番
桜井 ぺぺ     ギター漫談
桂 歌丸      甚五郎 ねずみ

~仲入り~

春風亭 昇太    長命
翁家和助・小花   太神楽
三遊亭圓楽     ずっこけ

たい平師はナビゲーターとなるこの企画、ご覧の通り『笑点』なメンツ。
やはり全国公開で集客するとなると、この顔触れは強いからねぇ。

前半・後半で2本分収録しそれぞれ第一、二弾となる。
なので中ドリの歌丸師の演目も映画では『トリ』となるのだが・・・
そこで信じられないハプニング発生
師自身『落語は60年やってるが、こんなの初めてだ』と恐縮しきり。
もちろんオイラもこんなシーン、初めて見た(゜o゜)


諸事情によりここでそのハプニング内容については書けないが、
興味のある方は公開される映画をじーっくり見てくだされ。(もしくは検索してみて)
ハプニングの「跡」くらいは分かるかも?!



『ハプニング』と、その後の対応にビックリが一番の記憶。な一夜(^_^;)

311 [ドキュメンタリー映画]

2012年04月20日 | 映画部
某日。

東日本大震災直後の東北各地を「現認」というスタンスで取材して回った、
4人のフリージャーナリストによるドキュメンタリー映画『311』を鑑賞。
http://docs311.jp/index.html

オ―ディトリウム渋谷にて。




・・・被災地でボラ活動してる時に、この映画の製作者たちと似たような人を見かけた記憶がある。
特に用があるわけでもないのに被害のひどかった地域にクルマで乗り付け、
きょりろきょろ周囲を見まわし写真をバンバン撮る。
そして地元の人等が近づくと逃げるように去っていく。。。
「悲惨な現場を、この目で見てみたい」なヤジ馬目的で来てたんだろうな。

もちろんそれを否定はしない。
オイラだってボラに行く動機の中にそんな気持ちがあったのは否定しないし、
現地に赴いた際にはせっかくとばかりに被災地をいろいろ見て回ったり、
地元の方々に話を聞いたりしたし。

だけどこの映画の製作者達は、それをジャーナリズムの名の元に「表現」の手段に使っちゃったんだな。
『ジャーナリズムの下劣さを見せる』がテーマだそうだけれど、
それが被災者の遺体まで映そうとしてトラブルになってもいいという理由になるのかな?
(そのシーンもこうやって公開されてるんだから、関係者の了解は取れてんだろうけど)


他にも
「原発事故による立入禁止区域に完全防備で入るも、タイヤがパンクして立ち往生」
→結局、どしゃぶりの雨が降る中外に出てびしょぬれでタイヤ交換(一体どれだけ被ばくしたんだろう?)

「同立ち入り禁止区域内の避難所を訪問する際、防護用のレインコート脱ぎ棄ててそのまま放置」
→後処理のコトをなにも考えてない。
 しかも同避難所については事故直後からETVが密着取材中。とっくに放映済。

な、「・・・」なシーンも。

さらに、被災者へのインタビューでは『今のお気持ちは?』な、
あまりにも紋切り型の質問の連続。


後半は見てて、苦笑すら出た。



うーん。
この映画、この大震災・原発事故をテーマとしてるのでなければ
懐かしの「電波少年」若しくは「ワイドショー番組の突撃インタビュー企画」のパクリに
見えてきたぞ(笑)



制作者の一人でもある「A」の森達也監督、前から好きだったんだけどなあ。
今回はあまりにも、手法がチープ。
そして「お手軽」に作っちゃってる感がある。

なんなんだ、これは。


うーん、残念。