maruyama classが好きで帰り道逆方向なのによく立ち寄ってしまいます。
テナントは多くないのですが、セレクトショップやカフェなど洒落たセンスのお店が多くて好き。特に2階の書店がお気に入りで、全然大きくな句碑品ぞろえが豊富というわけではないのですが、ラインナップが女性向けなのかな?いつも気になる本が上手にディスプレイしてあって、興味を惹かれてしまい行くと必ず数冊買ってしまいます。
先日はエッセイマンガの「タクマとハナコ」1~2刊と「カルト村で生まれました」を購入。
この「タクマとハナコ」は宝塚ファンの嫁と嫁につられて自身もすっかりファンになってしまった旦那さんの夫婦愛のお話。
私も熱心なヅカファンの友人に誘われて2回ほど地方公演を見に行った経験があるので、も~よくわかる!この世界。
日本の芸能史、いや世界の芸能史の中でも女性だけの劇団宝塚というのは本当に独特な存在であり、ド派手な衣装やメイク、オリジナリティ溢れる立ち居振る舞い、セリフ回しなど他の追随を許さない独自の世界観を構築しています。そのファンの方々も相当マニアック。昔はベルばらブームなどで地上波でも宝塚の舞台を中継することがありましたが、最近はもっぱらCSなどに移行しましたよね。なのに一向に人気が衰える気配もなく、相変わらずファンの熱狂ぶりは凄い。宝塚の美や世界観を愛するお客さんたちということで、なんとなく私自身のイメージではファンは知的で経済的にも豊かないわゆる「太いお客さん」が多いような気がします。
イメージ先行で初見の方々には入りにくい世界かと思うのですが、ハマると癖になるのではないでしょうか。独特な世界観を愛し共有しているという点で、ファンも絆で結ばれているかもしれません。
このマンガ、最初ヅカファンのハナコさんと付き合いだして当初興味の無かったタクマさんも観劇に付き合っているうちにどハマリしてしてしまうのですが、そのハマリ方が可笑しくも微笑ましい。どうもお仕事が理系のエンジニア風なのですが、作中で宝塚にハマっていく日々を「灰色の世界に色がついた」と表現している。当日券で一番に並ぶワザへの研究など理系男子らしいこだわりもあり、実に興味深いです。以外に理系の方というのはオタク気質があったりして、こういうマニアックな世界とは相性が良いかもしれません。
この作品、絵はほのぼのとして癒されるのですが、会話がいちいち可笑しくセンス抜群。読みながら爆笑してしまいました。
私が微笑ましいと思ったのは、夫婦揃って徹底的に同じ趣味にのめり込み楽しんでいるところ。世の中不倫だ離婚だと結婚生活のマイナス面ばかりがクローズアップされることもしばしばですが、こういう作品がもっと広まれば結婚も悪くないかも、と思う若者も増えるかも?
趣味を押し付けられるのは嫌だろうけど、試してみないとどこにツボがあるかはわからないよね。私も甥っ子と共通の趣味を持ちたいと思い、勧められるままに全く気乗りしなかったモンハンを始めてみたら今じゃ本人以上に熱くなってしまいました…。甥っ子が小学生だった時、すでにババアだった私にモンハンが出来ると思って誘ってくれたその気持ちが嬉しかったのがきっかけなのですが。
夫婦なんて元々好き合って一緒になった者同士ですから、どこか感性が合うはず。互いの趣味を理解し歩み寄ってあげるという姿勢もコミュニケーションでは大事なのかなと思いました。何事もやってみもしないで決めつけず、挑戦する、相手の話に耳を傾けるという柔らかアタマがポイントかもしれません。
すぐに読める軽い作品ですが、意外に夫婦生活の真理を衝いているようなところもあったりでお勧めです。
もう1冊の「カルト村で生まれました」こちらもイラストはほんわかしているのですが、そのタイトルといい(^^;ちょっと立ち読みしただけでもかなりな問題作だとわかるわ~。こちらは週末の楽しみにとってあるので後日感想を。
テナントは多くないのですが、セレクトショップやカフェなど洒落たセンスのお店が多くて好き。特に2階の書店がお気に入りで、全然大きくな句碑品ぞろえが豊富というわけではないのですが、ラインナップが女性向けなのかな?いつも気になる本が上手にディスプレイしてあって、興味を惹かれてしまい行くと必ず数冊買ってしまいます。
先日はエッセイマンガの「タクマとハナコ」1~2刊と「カルト村で生まれました」を購入。
この「タクマとハナコ」は宝塚ファンの嫁と嫁につられて自身もすっかりファンになってしまった旦那さんの夫婦愛のお話。
私も熱心なヅカファンの友人に誘われて2回ほど地方公演を見に行った経験があるので、も~よくわかる!この世界。
日本の芸能史、いや世界の芸能史の中でも女性だけの劇団宝塚というのは本当に独特な存在であり、ド派手な衣装やメイク、オリジナリティ溢れる立ち居振る舞い、セリフ回しなど他の追随を許さない独自の世界観を構築しています。そのファンの方々も相当マニアック。昔はベルばらブームなどで地上波でも宝塚の舞台を中継することがありましたが、最近はもっぱらCSなどに移行しましたよね。なのに一向に人気が衰える気配もなく、相変わらずファンの熱狂ぶりは凄い。宝塚の美や世界観を愛するお客さんたちということで、なんとなく私自身のイメージではファンは知的で経済的にも豊かないわゆる「太いお客さん」が多いような気がします。
イメージ先行で初見の方々には入りにくい世界かと思うのですが、ハマると癖になるのではないでしょうか。独特な世界観を愛し共有しているという点で、ファンも絆で結ばれているかもしれません。
このマンガ、最初ヅカファンのハナコさんと付き合いだして当初興味の無かったタクマさんも観劇に付き合っているうちにどハマリしてしてしまうのですが、そのハマリ方が可笑しくも微笑ましい。どうもお仕事が理系のエンジニア風なのですが、作中で宝塚にハマっていく日々を「灰色の世界に色がついた」と表現している。当日券で一番に並ぶワザへの研究など理系男子らしいこだわりもあり、実に興味深いです。以外に理系の方というのはオタク気質があったりして、こういうマニアックな世界とは相性が良いかもしれません。
この作品、絵はほのぼのとして癒されるのですが、会話がいちいち可笑しくセンス抜群。読みながら爆笑してしまいました。
私が微笑ましいと思ったのは、夫婦揃って徹底的に同じ趣味にのめり込み楽しんでいるところ。世の中不倫だ離婚だと結婚生活のマイナス面ばかりがクローズアップされることもしばしばですが、こういう作品がもっと広まれば結婚も悪くないかも、と思う若者も増えるかも?
趣味を押し付けられるのは嫌だろうけど、試してみないとどこにツボがあるかはわからないよね。私も甥っ子と共通の趣味を持ちたいと思い、勧められるままに全く気乗りしなかったモンハンを始めてみたら今じゃ本人以上に熱くなってしまいました…。甥っ子が小学生だった時、すでにババアだった私にモンハンが出来ると思って誘ってくれたその気持ちが嬉しかったのがきっかけなのですが。
夫婦なんて元々好き合って一緒になった者同士ですから、どこか感性が合うはず。互いの趣味を理解し歩み寄ってあげるという姿勢もコミュニケーションでは大事なのかなと思いました。何事もやってみもしないで決めつけず、挑戦する、相手の話に耳を傾けるという柔らかアタマがポイントかもしれません。
すぐに読める軽い作品ですが、意外に夫婦生活の真理を衝いているようなところもあったりでお勧めです。
もう1冊の「カルト村で生まれました」こちらもイラストはほんわかしているのですが、そのタイトルといい(^^;ちょっと立ち読みしただけでもかなりな問題作だとわかるわ~。こちらは週末の楽しみにとってあるので後日感想を。