マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

死んだふり作戦

2016-10-26 22:36:57 | Weblog
25日の昼間、札幌上空の太陽に「日暈」という光の環が何個も現れるという珍しい気象現象が。
野球の神様が札幌に来てくれたかな。そんな吉兆を予感させました。
日曜日のブログにも書きましたが、本拠地札幌で3連勝するとわかってました。信じてました。今年のファイターズは何かが違う。正直ファンの私でも失礼ながらどうしてこの戦力で優勝できるのかなと思うのです。大谷選手というスーパースターがいても、野球は一人ではできない。看板の二刀流も諸刃の剣で使いようによってはマイナスに働くこともあるので。
でも今年はここまで奇跡の連続なんです。ドラマティック北海道。ミラクルファイターズ。1年追い続けてきたファンしかこの今年のファイターズのおかしさはわからないでしょう。強さゆえ勝つべくして勝つというよりも、流れを読み運をつかみ、ドラマをたくさん生みました。
そのあまりに劇場型の内容ゆえに、日本シリーズで連敗した後、これは2連敗のあと3連勝して広島へ行き大谷投手で優勝する流れになるのではと多分私含め一部のロマンチストのファンは思ったはず。
だってそのシナリオのほうが面白いからね。

連敗した後のネットのハムに対する罵詈雑言の酷かったこと。
確かにふがいない試合だったとはいえ、パリーグ覇者です。一生懸命プレーして何故そこまで言われなければならないのか。あまりの酷い侮辱ばかりでここには書けませんが、ハムファンは深く傷つきショックを受けていたと思います。私もそうです。悔しくて悔しくて、眠れませんでした。
でも逆にありがとうございます!
批判され侮辱されバカにされればされるほど、運はこちらにやってくると私は思っていました。
正負の法則や引き寄せの法則が働くはず。言霊の力があるはず。ハムのチームや選手をバカにした人たちが、唖然とする展開がきっと待ってるはずだと私は思っていましたよ!

今にして思えば本当にあの1、2戦は変でした。
選手も異様な雰囲気に圧倒されろくに自分たちのプレーをさせてもらえませんでしたが、特に監督が変で。ピンチの場面でもあまり動かずズルズル。栗山マジックもここまでかと思いましたがそう思った自分は浅はかだったかも。
雨の中らしくないピッチングを続ける大谷選手をなかなか下げないのも、2戦目の微妙な判定に抗議しなかったのも、わざと負けたわけじゃないとしても、あの雰囲気の中では短期決戦では流れを捕まえるのが難しいので、獅子を谷底に突き落とすようにわざとあの雰囲気の中で屈辱を味合わせて、CSを勝ち抜いて大満足して少し緩んでいたチームに「喝」を入れたんじゃないかなあ??そして札幌に戻ってその鬱憤を思い切り試合にぶつけてもらう。3戦連勝できれば劇的だし最後に大谷投手というジョーカーを切ることができる。しかも今度はパワーアップしている。なぜならマツダのマウンドは経験済みで、大谷選手はいつも常に課題を克服し修正できる天才だから。
最初はあの赤一色のスタジアムにビビったことでしょうけど、一度経験しているので2回目はもう怖くありませんよね。対応できます。
そう考えると、選手たちに火をつけ燃えさせてくれたのはあの赤い軍団の応援のおかげと言えるかもしれません。
これもお礼を言わなければなりませんね。

6戦は大谷選手が投げるかな?どんなドラマが待ってるでしょう。えのきどさんのコラムを思い出しますね。ユングの説からすると人の意識は無意識下で繋がっている。このシリーズはメディアの煽りで注目され、野球ファンだけでなく野球なんか普段見たことない人たちもたくさん参戦していますね。1戦目のリベンジに燃え、今度こそベストな状態で大谷選手が活躍する姿が見たいのか。25年ぶりに広島が優勝して、男気胴上げとなるのか。大衆が望んでいるのはどちらでしょうか。