マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

ドキドキが止まらん

2016-10-19 15:00:01 | Weblog
10月16日の試合の衝撃で感じた興奮がまだ冷めない…。長い人生生きててこんなこと初めてで、自分自身に戸惑ってしまいます。
元々私自身文科系の人間でスポーツ観戦とかほとんど興味がない。
昔まだ少女の頃(かなりの大昔)ワールドカップを見てバレーボールに熱中したことはあったけど。
フィギュアスケートは大好きだけど。それ以外はほとんど見ないと思う。せいぜいオリンピックで日本人選手が活躍したときぐらい。
特にプロ野球に関しては、子供の事野球大好き人間の父親と壮絶なチャンネル争いをしていて積年の恨みあり。ぶっちゃけ言うと、大嫌いでした。ペナントレースとか長いし、国内で世界的なマイナーなスポーツのリーグなんか何が楽しいやらと思ってました。1球1球気が抜けないスピーディーな展開でどんどん点が入っていくバレーに比べ、登場曲がかかってゆっくり打席に歩いていくような野球は間延びしているように感じたものです。アテネ五輪で何億と年棒を貰っているプロの野球選手たちがメダルを獲れず、一般のOL以下のお給料のソフトボール女子が金を獲った時なんて胸がスカっとするなあなどと思っていましたし(^^;
基本的に道産子は北海道愛が強い地元LOVEの人多数。私もその郷土愛ゆえ日ハム、コンサ、レバンガが活躍すればまあ嬉しいという程度。でも日ハムに関しては地元企業でもないし、自然発生的に北海道に根ざしたというより、何か大きな力で他から「与えられた」プロ野球チームという感じがして。正直特別北海道に縁とかないのにね、などと捻くれた感情を持っていたのも懐かしい思い出です。
それが日本一になり、リーグ優勝も数回、すっかり道民に愛される球団として定着して。日ハムを応援する文化は道民や札幌市民には日常のものとなりました。
ですが。今年ほど野球に熱くなり、夢中になって応援した年はありません。自分どうしちゃったんだ?と思うほど。だってそれほど、熱い奇跡のドラマが詰まった1年でしたから。
何度も書いているのでたいがいしつこいのですが、不調の春夏を乗り越え交流戦のあと15連勝し、
追いつけ追い越せでついに最大11.5あったゲーム差のSBをとらえ、残り試合僅かな中一気に抜き去り、もう少しでノーノーになりそうだったあの西武戦での大谷選手の完封試合。リーグ優勝を決めたあの大一番とその少し前のSBとの天王山の2連戦を超える、神試合は今後そうそう現れないだろうとタカをくくっていました。
正直「勝って兜の緒を締めよ」などと上から目線の記事を書いたりしていましたが、一番浮かれていたのは自分で、あまりに鮮やかな優勝に、CSは水物だしやってみないと分からないし、まあ最悪CSで負けたとしても真の王者はリーグ優勝チームじゃ!と息巻いて喜びに浸っていたのですが、いざCSが始まってみるとやはり強敵を相手に負けたくはなく…。
いやー1週間前にはまだCS始まってなかったのか!?と考えると、なんと濃い、野球漬けの1週間だったことか。元野球嫌いが毎日野球の事ばかり考えているというこのミステリーw。タイムマシンに乗って1週間前に戻り、そうそう見られないと思っていたリーグ終盤戦以上の神試合をCSで何度も目撃する事になるよと得意満面に予言してやりたいぐらいだ。
特に16日の試合は…映画館の大スクリーンであの録画を応援上映しませんか?と新しいビジネススタイルをシネコンにプレゼンしたくなっちゃう。球史に残る史上最高の神試合と言えるんじゃないでしょうか。

↓私の拙い文章では何を言っているかようわからんと思いますのでこちらを

日本中の野球ファンが目撃したNPB史上初の9回。百年語り継がれるべき、リミッターを外した大谷翔平の15球

かつて宝島少女であった私が尊敬してやまない、コラムニストえのきどいちろうさんの記事です。
私が言いたいことが凝縮されている!名文です。
最近は、気軽にアクセスできるネットの記事ばかり出回りがちですが、正直言ってこれがメディアの書くことなの?と思ってしまうようなレベルの低い内容のものも多くみられます。やはりそれなりにお金を出さないと良い文章にはお目にかかれない時代なのかなと思ってましたが、まだまだ捨てたものではありませんね。

残念でならないのがこのような奇跡的な試合の中継が北海道以外では地上波放送なかったんでしょ?なんてもったいないんだ…。そして北海道民はなんて幸せ者なんだ(´;ω;`)
実際この10月16日を超えるような試合が日本シリーズで見られるとは思わないけれども(100年に一度あるかないかのような試合だから)、そこまでとは言わなくても広島とは互角の素晴らしい戦いがきっとまた見れるはず!CSが終わって少し日々の落ち着きが取り戻せるかと思ってましたのに、なかなか熱が冷めず困っている自分です。この熱さを保ったまま土曜日に突入しそうです。