ドラマの祭典

相変わらずテレビは特番ばかりで何にも見るもんないなあと。仕方なくフジテレビの開局５０周年番組、名作ドラマ全て見せます！というのを見てました。
司会がＳＭＡＰってことでどうせＳＭＡＰ出演のドラマ中心なんでしょ？どうせ豪華俳優陣っていったって、ＶＴＲ出演ばかりでしょ？旬を過ぎた人ばかりでしょ？と思ってましたが、これが全然そんなことなくて中々良い番組でした。
生放送で出るわ出るわフジテレビのドラマ黄金期を彩った本当に豪華な俳優陣がキラ星のごとくズラ～リ。壮観でしたねえ。反町・竹野内のビーチボーイズコンビが並んだり、踊る～の織田さんと柳葉さんが一緒に出てたり、Ｗ浅野がいたり、本当にドラマの祭典と謳うにふさわしい内容だったと思います。しかも主演級の役者さんをたくさん呼んでおいて、ちょっとずつしかコメント言わせないし‥なんて贅沢な使い方なんだ。いや～あらためてフジテレビのドラマ班の底力を思い知らされたというか、絶対に他局ではできないだろうなという番組でした。
高視聴率を稼いだ伝説のドラマのエピソードなんかも意外に楽しく、笑いと感動のバランスも絶妙でしたねえ。
自分的にフジのドラマで最も印象的なのが「東京ラブストーリー」
主要キャスト５人のうちヒロインの赤名リカだけが最後一人ぼっちになってしまうというバッドエンド。女のほうから積極的にいくとやっぱダメなのね‥と色んなことを考えさせられたある意味時代を反映したようなドラマでした。好きかどうかっていうとちょっと別問題ですけどね。
あと「白い巨塔」と「北の国から」は別格ね。
「北の国から」の鬼の杉田監督の仰天エピソードにはものづくりに対する真剣さ、狂気みたいなものすら感じました。テレビドラマで多分このドラマを超えるものってもう出来ないんじゃないかと思ってしまいます。黒板一家が今も富良野の麓郷に住んでいるような気がしますね。今もロケ地に現存している、撮影に使用された黒板一家が住んだ家を２度ほど見に行ったことがありますが、あまりにも当たり前のようにそこに存在していて、風景に溶け込んでいて違和感ないんですよね。ああいう本物のドラマをまた見たいなあ。