美容室で髪を切りさっぱりしたあと友人Aと待ち合わせ。先週同様「性と愛のフーガ 神代辰巳と田中登の世界」の2本立てを見に行く。今週は神代監督「嗚呼!おんなたち猥歌」と田中監督「実録・阿部定」の2本。
「嗚呼!おんなたち猥歌」のほうは81年の作品で内田裕也主演。この映画はちょっとトホホな感じ。落ち目のロックシンガーと彼を取り巻く女たちの話ですが、この頃はこれがカッコ良かったのかもしれませんが今見ると古臭くて、なんか滑稽ですらありました。主人公に共感できなくて、結局アンタは何がしたいのよ、と言いたくなりました。先日見た札幌のインディーズ映画を彷彿とさせるような・・。新宿ロフトでもライブシーンがたくさん出てきて、そこだけ見ごたえありました。伝説のパンクバンドアナーキーがオープニングで出てきました。あと中村れい子が「新人」とクレジットされていたので、デビュー作だったのかな。
「実録・阿部定」はポルノというよりまるでちょっとした文芸作品のような趣き。「愛のコリーダ」と比べてもあまり遜色ないように思えるほど、良い映画だったと思います。宮下順子の熱演が素晴らしい。愛のコリーダで定を演じた松田英子よりも実際の阿部定に近いように感じました。色気があって可愛くてイイ女です。猟奇殺人事件としてあまりに有名な題材ですが、究極の愛のかたちのようにも思え、身も心も燃やし尽くしてある意味羨ましいなとすら感じます。吉役の俳優さんがもっと色男だったらもっともっと良かったろうなと。そこだけ残念。
映画のあと友人と九州料理の居酒屋へ行き、今話題のスープ炊き餃子をいただきました。水炊きの出汁を濃厚にしたものにニラやキャベツと一緒に餃子を入れて一緒に煮込んだ鍋料理。柚子ポンと白こしょうをでいただくのですが、もっちりした厚めの皮が美味しく、ビールによく合います。他のお料理も全部美味しくて大変満足しました~。
「嗚呼!おんなたち猥歌」のほうは81年の作品で内田裕也主演。この映画はちょっとトホホな感じ。落ち目のロックシンガーと彼を取り巻く女たちの話ですが、この頃はこれがカッコ良かったのかもしれませんが今見ると古臭くて、なんか滑稽ですらありました。主人公に共感できなくて、結局アンタは何がしたいのよ、と言いたくなりました。先日見た札幌のインディーズ映画を彷彿とさせるような・・。新宿ロフトでもライブシーンがたくさん出てきて、そこだけ見ごたえありました。伝説のパンクバンドアナーキーがオープニングで出てきました。あと中村れい子が「新人」とクレジットされていたので、デビュー作だったのかな。
「実録・阿部定」はポルノというよりまるでちょっとした文芸作品のような趣き。「愛のコリーダ」と比べてもあまり遜色ないように思えるほど、良い映画だったと思います。宮下順子の熱演が素晴らしい。愛のコリーダで定を演じた松田英子よりも実際の阿部定に近いように感じました。色気があって可愛くてイイ女です。猟奇殺人事件としてあまりに有名な題材ですが、究極の愛のかたちのようにも思え、身も心も燃やし尽くしてある意味羨ましいなとすら感じます。吉役の俳優さんがもっと色男だったらもっともっと良かったろうなと。そこだけ残念。
映画のあと友人と九州料理の居酒屋へ行き、今話題のスープ炊き餃子をいただきました。水炊きの出汁を濃厚にしたものにニラやキャベツと一緒に餃子を入れて一緒に煮込んだ鍋料理。柚子ポンと白こしょうをでいただくのですが、もっちりした厚めの皮が美味しく、ビールによく合います。他のお料理も全部美味しくて大変満足しました~。