標高 995.7m 静岡県
2003年5月5日(月) 晴れ
メンバー 山の神と私
コースタイム 沼津市民の森7:10--9:15富貴野山21世紀の森駐車場9:35--10:20休憩10:30--八瀬峠--11:35長九郎山山頂11:45--12:05石楠花のベンチ(昼食)12:55--14:00宝蔵院14:25--14:30駐車場
長九郎山で撮った写真を整理していたら、なんと山頂の写真がなかった。まるで登頂していないようだが、自分の手帳の山行記録には、山頂の展望台に上ったと書かれている。記憶もうすいこの山、人の山行記録に出ていた山頂写真を見て、納得した。樹林帯の中の地味な山頂で、見晴らしを堪能するためには、展望台に上らなければならないと書かれていた。とりあえず展望台だねとか何とか言って、おそらく山の神と私は展望台に上ったのだろう。そして昼食をとれるような適当な場所がないなと、そのまま下ってしまったのだ。きっとそうに違いない。
前泊は、沼津市民の森だった。ファミリーばかりで、騒ぐ若者がいなかったおかげで、就寝タイムの21:00には眠りにつけたし、蚊取り線香を焚いていたのが功を奏して、蚊も寄って来ず、すこぶるラッキーな一夜だった。5:20起床。朝飯を食べて、早々にテントを撤収する。7:10には車に乗り込んで出発した。おそらく山の神と私が最初の出発者だろう。
土肥のファミマで買出しをし、JOMOでガソリンを満タンにする。狭い道のせいもあって予定より時間がかかって9:15富貴野山21世紀の森駐車場に到着した。先着の車はセダンが1台のみ。
左:宝蔵院開山堂横の登山道(復路撮影) 右:石楠花は至るところで満開
9:35駐車場をあとにする。すぐに宝蔵院が現れた。登山道はどこだろうと山の神と探していると、開山堂の左手に上方に伸びる道が付けられていた。ちょっとわかりにくい道標があって戸惑ったがこの道で正解だった。
10:20小休止をとる。その後は単調な平坦な道がつづく。林道にぶつかると、そこが八瀬峠だ。さっき休んだばかりだと言いながら、休まずに通過する。そのうちふと気づくと、石楠花の咲き誇る道になっていた。薄いピンクの花がこれでもかという物量作戦で攻めてくる。壮観だ。11:35長九郎山山頂に到着した。やたらと虫が多い。ただし虫もなんのその展望台に上ると見晴らしはいい(と手帳には書かれていた。記憶なし)。
11:45下山開始。20分ほどで石楠花に囲まれたベンチつき休憩ポイントが出てきた。昼食にはおあつらえ向きの場所だ。山の神とここにしようと、さっそくザックを下ろして昼食にする。
12:55再び下山を開始する。復路は、往路で素通りした石仏が立ち並ぶ宝蔵院をきちんとお参りし、駐車場には14:30に着いた。朝は愛車も含めて2台だけだったが、数台停まっている。それにしてもGWなのに人が少ない。穴場なのか? はたまた魅力不足なのか?
さて、それから車で海岸線に出てドライブ。本日の泊まりは、西伊豆土肥のペンション、サンセットヒルだ。西伊豆といえば、夕日。海に沈む夕日を見なければ、西伊豆に来た甲斐がないというものだ。というわけで、風呂上りに夕日を見ながら、ビールをぐびぐびとやったのだった。