目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

入笠山Part1~一面の花園!

2021-10-02 | 山行~八ヶ岳とその周辺

標高 1955.1m 長野県

2021年8月29日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 7:42富士見パノラマリゾート駐車場 ゴンドラ乗車8:35頃--山頂駅8:55頃--入笠湿原--山頂駅方面から戻る--9:45山彦荘9:58--マナスル山荘--岩場コース--10:36入笠山山頂10:55--岩場迂回コース--マナスル山荘--11:30頃 山彦荘(昼食)11:55--12:15山頂駅カフェ12:35--13:00駐車場

5:07山の神とともに自宅を車で出発した。高速にあがると、交通量はそれほどでもない。サクサク走って双葉SAで朝食をとり、韮崎を過ぎるあたりでは、交通量が極端に減って怖いくらいだった。諏訪南ICで高速を下り、カーナビで指示されるJRすずらん駅側には曲がらずにまっすぐ走ると、国道20号に突き当たり、そこにローソンがある。さっそく車を入れ買い出しだ。今日はコースタイムも短いからと控えめに行動食を購入し、富士見パノラマリゾートに向かった。

7:42富士見パノラマの第1駐車場に到着。手前の第2駐車場や第3駐車場にはテントを張っている人や車中泊の人たちもいた。第1駐車場には、われわれと同じようにいましがた到着したと思われるトレッカー、登山者たちが多くいる。


左:富士見パノラマ第1駐車場。目の前にゴンドラチケット売り場 右:ゴンドラで移動中

山の神と準備を済ませ、チケット売り場を覗くと、8:15から販売開始と出ていた。隣接するインフォメーションにもついでに足を運ぶと、ラッキーなことにゴンドラ割引券が置かれていた。さっそく使わせてもらうことにした。


ゴンドラ往復チケットを購入するともらえるお花のガイドブック「入笠に咲く花」

5分くらい前からチケット売り場に列ができ始め、我々もそこに並ぶ。チケットを買うと、「入笠に咲く花」というお花のガイドブックがもらえる。この特典に惹かれて躊躇なくゴンドラ山行にしたのだが、売り場では1冊でいいですかと山の神に聞いている(なぬ~)。横から2冊お願いしますと私。

チケット売り場からゴンドラ乗り場までそこそこの距離を歩いて移動し、ゴンドラが動き出すまでほかの客とともに並んで待った。スタートは8:30。やがて時刻どおりに乗車が始まり、5分ほど待って空中散歩が始まった。意外と乗車時間は長い。


左:山頂駅の気温は18℃ 右:入笠山ハイキングコース入口

ゴンドラの山頂駅に着くと気温が18℃と出ていた。このくらいの気温がもっとも活動しやすい。

近くにはカフェのメニューが置かれていて、ルバーブのソフトクリームの写真が掲示されていた。帰りはこれだなと山の神に目配せをしつつ、入笠山ハイキングコース入口と書かれた登山道に入った。


左:見事に咲き誇っていたヤマユリ 右:アサギマダラ発見

入ってすぐのところに、いきなり度肝をぬく大きな白いユリの花が咲いていた。ヤマユリだ。こんな至近距離で見るのは久しぶり。花には蝶がやってくる。目の前をひらひらと飛んできて羽を休めたのはアサギマダラだった。俳句でもひねりたいところだが、残念ながら何も出てこない。直前を歩いていた年配の人がアサギマダラをオオムラサキと呼んだせいもある。


左:たぶん初めて見ましたレンゲショウマ 右:エゾリンドウ

レンゲショウマやエゾリンドウなどを見て林を抜けていくと、鹿よけフェンスが出てきて、いよいよ花園、入笠湿原に入る。


入笠湿原と山彦荘

木道を下っていくと、スカッと目の前が開け、見渡すかぎりの湿原に花があちらにもこちらにも咲いているのがわかる。


お月さんと入笠湿原

私が上空にお月さんを見つけて写真を撮っていると、山の神はスタスタと木道を歩いていき、ウメバチソウが咲いていると連呼する。たしかに白い梅の花に似たそれが一帯に広がっていた。

 ウメバチソウ


お花の種類の多さに興奮気味の山の神

名前のわからない花は、チケット売り場でもらったお花のガイドブックで探してみる。ないかと思っていると、ある。今夏は長雨があったせいか、花期が少し前のものもまだ咲いていて、その分多くの花を堪能できたことになる。

 
左:サワギキョウ 右:マツムシソウ

花に釣られて、また人の流れに釣られて正面の斜面を上がっていく。ワレモコウやマツムシソウ、サワギキョウなどの花がずらりと整列して山の神と私を迎えてくれている。壮観だ。中には見慣れないアケボノソウも咲いていて、思わずカメラを向けた。


左:アケボノソウ 右:鹿よけフェンス

湿原を抜けて登りきると、鹿よけフェンスが出てきて、何気なしにそこを通過したのだが、、

Part2ヘ続く


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