Jochen PippirによるPixabayからの画像
正常な背骨の間隔がこれだ
今年の1月沼尻スキー場から東京に戻って、まともに歩行ができなくなり、長い腰痛リハビリ生活がはじまった(腰痛悪化のきっかけはこちら)。
最初に診てもらった整骨院で言われたのは、足の筋(下腿三頭筋か?)がよじれているということだった。それなら、そのよじれが治れば元通りかと簡単に考えていたのだが、その後の経過からそれだけが原因でないのが明らかになる。
そもそもずっと腰痛なのだ。その症状が重篤になったのに、足の筋だけの矯正で治るわけはなかった。
次に訪れた整骨院では、最初に長めの問診があり、私は以前整形外科で背骨の骨の間隔が詰まっているといわれたことがあるというと、それはヘルニアなんじゃないかと疑いをかけられ、仰向けに寝て足を上げてくださいといわれる。私がスッと上げてみせると、先生から、これはヘルニアじゃないねえ。ヘルニアの人は痛くて足が上がらないんだよと。
先生の見立てでは、骨盤付近の骨のずれが原因なのではないかということだった。それは時間をかけて矯正していくほかはない。半年から1年はかかるねえ。当面毎週来てくださいといわれた。長いなあと落胆しながらも、この際きちんと治そうと覚悟を決めた。
それにしても柔道整復師であるこの先生の施術はすさまじい。体が硬いねえと私の背中の上で自分の腕をゴリゴリ転がし、首の付け根をゴムのようにつまみ上げては手を放し、骨盤上部の隙間には点穴を打つように指をねじ込んでくる。痛いですかと聞かれたときは、すでに死ぬほどの痛さを味わっている。右足が痛んでいると主張すると、右足の付け根側部にも点穴攻撃を仕掛けてきて、これがまた激烈だった。
施術が激しければ、治りも早いんじゃないかと思い込まざるを得ない、耐える日々がはじまった。
参考:当ブログ
たたたた……腰痛はつづく