天狗山 標高 1882m 男山 1851m 長野県
2005年10月2日(日) 晴れ
メンバー 山の神と私
コースタイム 8:15大深山遺跡駐車場8:40--(道迷い9:30休憩9:40)--10:30稜線10:40--11:00天狗山山頂--11:10山頂直下(昼食)11:50--(道迷い12:47休憩13:00)--13:50ピーク13:57--14:45男山山頂15:00--15:55天狗山・男山分岐16:05--17:05駐車場
比較的メジャーな山なので、きちんと登山道は整備され、指導標もきちんと設置されていると思っていたのだが、そうではなかった。コースからはずれまくって地図とにらめっこの山行となった。
5:15家を出発する。ファミマで買出しをし中央道に上がる。双葉SAで朝食後、高速を下り、清里を抜けて川上村へ向かう。路上にあった温度計では、21℃の表示で、まるで夏みたいな気温だ。
登山口である大深山遺跡の駐車場には、8:15に到着した。砂利が一面に敷かれているシンプルな駐車場。時間が早いせいか閑散としていた。駐車場にはトイレがなかったので、遺跡の奥にあったトイレを拝借する。
車のところに引き返し8:40山の神とともに改めて出発した。ルートがよくわからないが、強引に進んでいるうちに登山道を見つけた。踏み跡はしっかりついていて、赤テープが目印として付けられている。
クモの巣だらけの道を進んでいくが、そのうち道に迷って、1/25,000の地図を片手に、ああでもない、こうでもないと山の神と侃侃諤々。座ってじっくり地図を見て、そのまま休憩にした。9:40腰を上げ、今度は樹木で道を塞がれているところを右へ上がってみる。しかしまた違うようで、いったん引き返し別の道へ。10:30稜線に出ると、かなり急な上りになり消耗する。再び休憩タイムだ。
11:00天狗山の山頂に到着。山頂は残念ながら、団体に占拠されていた。あと少なくとも30分はここにいるという。人が少なければ最高の眺めを満喫できるのだろうが……。
ならば、ちょっと移動して見晴らしのいいところでお昼にしようと、山の神とともに山頂手前の男山ビューポイントに戻ることにした。
昼食後は、モタモタしていると、団体の後ろを延々歩く羽目になると、ピッチをあげて歩き始めた。まだ天狗の山頂にいた団体を追い越す。大深山遺跡への下山路を見て、左の下っている道を進む。どんどん下る。山の神によれば、昨日誰かのHPで男山への縦走路は、長い下りが続くとあったらしい。ふうんとそれを信じて下っていくと、いつのまにか九十九折の道になり稜線からはずれていく。ああ、この道は明らかに違うと登り返すことになった。
12:47~13:00休憩して、再び男山を目指す。間違った分岐まで戻り、今度は上っていくとピークに達した。ここでまた休憩。予想外に長旅になってしまった。
そのうち痩せ尾根となり、足下にはゴルフ場が広がっている。ずっと見下ろしているとなかなかの高度感で背筋が寒くなる。14:45ようやく男山山頂に到着した。そこにはなんと天狗山で追い抜いたはずの団体がいた。われわれが道に迷っている間に抜き返されたのだ。しかし話を聞いてみると、団体も道に迷って予定より40分遅れとのことだった。
山頂からの展望を堪能して、15:00に下山開始する。昔の地図に出ていた、大深山遺跡への近道を探してみたが、それらしきところに指導標はない。行ってみて踏み跡がなくなっては、またとんでもない目に遭いそうだと思い、その道を探すのはやめた。15:55天狗山・男山分岐に出て小休止し、その後はうっすらと踏み跡のある道を進む。倒木があって、この道で本当にいいのかと思いながら歩いていくと、上り時に使った道に合流した。車道に出て、しばらく歩くとようやく駐車場に着いた。時計を見ると17:05。やれやれだ。
帰途は、立ち寄り湯へ赴いた。清里の丘の公園アクアリゾート天女の湯(¥750)。露天もあってなかなかくつろげる。風呂に入れば腹も減る。須玉ICに向かう道でレストランに入り、デミハンバーグを食べた。あとは帰るのみ。中央道に上がると渋滞は12Kmと出ていたが、移動しているうちにみるみる渋滞は解消に向かった。家には、22時を回ったころ到着。長い山旅となった。