目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

道の駅すばしりから畑尾山

2013-12-01 | 山行~伊豆・箱根と富士山周辺

000img_7138畑尾山 標高 1365m 静岡・山梨県

2013年11月24日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 7:38道の駅すばしり7:53--紅富台(セブンイレブン立ち寄り)8:15--9:10立山砂場--9:26須走立山展望台9:38--9:47立山(たちやま)--10:00畑尾山--10:07アザミ平--大洞山取り付きで引き返す--10:40畑尾山10:47--11:02須走立山展望台(昼食)11:47--12:53道の駅

昭文社の山地図「富士山」を眺めていた。車で行きやすくて、ハイキング程度に歩けるところ。駐車場マークを一つひとつ見ていくと、おあつらえ向きのコースがあった。これだと。

朝ゆっくりめの5:40に家を出る。中央道は若干交通量が多い程度で、ストレスなくスイスイ走れた。談合坂SAで朝食をとり、河口湖ICを越え、東富士五湖道路に入る。須走ICで下りてすぐのところに道の駅すばしり はあった。

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左:道の駅すばしり 右:立山登山道入口

7:53道の駅を出発する。われわれと同じように道の駅に車を置いて、トレッキングに出発する小さいお子さん連れのママさんもいた。

しばらく国道138号を歩く。ゴルフ場を越えていくと、セブンイレブンが現れた。紅富台だ。ここで今日の昼食を買出しし、別荘地の道路を上っていく。どん詰まりから山道になる。きれいに植林された杉林のなかを上っていく。

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須走立山展望台からの富士山。圧巻!

砂場の手前で1枚脱いで温度調節する。時間が早いことも手伝って、人が少なくとても静かだ。もう紅葉はとうに終わっていて、冬枯れの道になっている。時折振り返ると、葉の落ちた樹林帯の向こうには、富士山の姿が垣間見える。

9:26須走立山展望台に到着。目の前にはど~んと富士山が。空には白く月も出ている。

冒頭の写真は、展望台の指導標があった地点で撮影したもの。夕暮れみたいに影がこんなに伸びた。それだけ太陽の位置が低い。

002img_7140 003img_7143 左:立山 右:展望なしの畑尾山山頂

展望台から稜線に引き返し、9:47立山。山頂らしくなく、もしかして単なる地名なのかと思ったら、そうではなく、やはり山の名前だった。

ただの通過点に等しい立山を越えていくと、ちょっとしたピークの畑尾山に到着する。ここも樹林帯の中だ。

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左:アザミ平 右:アザミ平より大洞山と楢木山を望む

畑尾山からアザミ平に下り始めると、山の神があれっと声を発した。何か動く気配を感じたと同時に眼下を大きな鹿、4,5頭が全力疾走していく。われわれが近づいていくのに驚いて逃げ出したようだ。こちらも鹿以上にびっくりした。カメラを取り出して、写真を撮るには間に合わなそうで、すぐに諦めてしまったが、居合道さながらにカメラを取り出し、瞬時に電源をオンにすればギリギリ後ろ姿をとらえられたかなと、ちょっと後悔した。サバイバル登山家の服部文祥氏だったら、逃げる鹿を追いかけ仕留められただろうか。

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アザミ平東より愛鷹山を望む

鹿の大脱走を見て、興奮覚めやらぬ間にアザミ平に下る。もともとの予定では、畑尾山で終了、ピストンで道の駅に戻る予定だったのだが、まだ歩き足りない。地図を見ると、アザミ平東という地名が記載されていて、展望地になっている。そこまで足をのばすことにした。

そのまま横移動していくも展望台らしきものはなく、大洞山の樹林帯に入ってしまった。そろそろ引き返そうかと山の神にいう。山中湖から登って来たらしき夫婦や年配者のパーティ、信じられないくらいの大勢で来ている団体ご一行とすれ違いながら、来た道を戻った。途中愛鷹山を写真に収めた(上の写真)。もしかしてここが地図にある展望地なのか?

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2点とも:須走立山展望台からの下山時に撮影。カラマツの黄葉がいい

11:02再び須走立山展望台に戻り、富士山を眺めながら昼食となった。アザミ平からこちら側は人が少ない。下の別荘地に家があるという年配のご夫婦が通過していったのみだった。のんびりとごはんを食べて、12:53道の駅に無事下山した。

参考:1122メートル「サバイバル~服部文祥の世界」http://blog.goo.ne.jp/aim1122/d/20101226

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