目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

奥高尾縦走

2010-11-14 | 山行~中央線沿線・大菩薩

大洞山 標高536m コンピラ山 515m 中沢山 494m 草戸山 365m 東京・神奈川県境

2009年12月6日(日) おおむね晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:45高尾駅--(タクシー)--10:20大垂水峠10:26--10:45尾根10:55--(大洞山、コンピラ山)--11:27中沢山11:37--(12:26三沢峠)--12:50草戸山(松見平休憩所;昼食)13:30--(四辻)--14:40甲州街道--高尾山口駅

大失敗から始まった山行。高尾駅で何気なく、山の神のあとについて南口に出てしまった。山の神は自信満々に突き進んでいくから、当然間違いのあろうはずはないと思った。だがバス乗り場に行ってみると、大垂水峠へ向かうバスはなかった。北口へは駅の中を突っ切るしかないのだが、それを知らずに右往左往しているうちに時間はたちまち過ぎていき、予定していたバスに間に合わない事態に。結果タクシーを拾って、約¥2,600も払った。

 

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左:大垂水峠バス停近辺。サイクリングの方が一所懸命峠を登っている

大垂水峠のバス停近辺には、10:20着。相変わらず日陰で暗い場所である。反対車線側に登山口があり、歩道のスロープを上がっていく。歩道橋があって、そこから少し歩くと、すぐに道標が現れる。さっそく今日の1つ目の山である「大洞山」の表示が出てくる。

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落葉を踏みしめながら、森の中を登っていくと尾根に出る。10:45ここのベンチで休憩する。さすがに高尾と名前がつくだけあって、こんなはずれの奥地でも人はいる。ここで外国人ハイカーともすれ違う。

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この休憩場所からものの数分で大洞山に到着。関東ふれあいの道の案内板が置かれていた。ここまで来ると、大垂水峠からはだいぶ離れているはずなのだが、時折バイクの爆音が静寂を破る。まあこれが道路に近い山の難点だね。

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明るい静かな道を進んでいくと、コンピラ山の表示がある。これといって特徴のないピーク。 さらに落ち葉を踏んでいくと、杉林の中に、中沢山への分岐があり、何人かが休憩していた。われわれは中沢山への急な登りを黙々と上がる。山頂には意外にも大きな観音様が鎮座していた。山行の無事を祈願して、休憩。

003img_2978 中沢山の聖観音像

今日は陽だまり山行といった趣。都心の気温は15℃の予想だったから、このあたりでも10℃以上はありそうだ。ところどころ雑木林で紅葉が残っているのもいい。

当初は中沢山で昼食の予定だったが、あまり腹が減ってないから、もっと先に進もうとどんどん来てしまったが、今度は適当な場所が見つからない。三沢峠は鬱蒼としていて暗いので通過。ここではイノシシが暴れるらしいから、なおさらだ。

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腹減ったなあとつぶやきながら、12:50草戸山(松見平休憩所)に到着。この辺りに来ると、断然人が多い。城山湖畔に車を置いて、ハイキングに訪れている家族連れや、高尾駅からここまでピストンという登山者たちだ。座れるスペースを確保して、やっと昼メシにありつく。

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13:30出発。冬枯れの陽だまりの道を歩く。最後に出てきたベンチは休憩におあつらえ向きだったが、パスして先を急ぐ。分岐である四辻から、薄暗い道を高尾山口駅へ14:40下山。
下山してみると、山の中はぽかぽか陽気だったのに冷えびえしている。ケーブルカーの駅方面から冷気がどっと流れてきているのだ。やっぱり冬だ。

10img_2990 最終ベンチ!?

コメント
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