39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

ここまで丁寧に弾けるようになりたいですね

2013-03-04 22:40:11 | レコード盤

こんばんは
今日もいい天気でしたね。
いい天気なんですが一歩も外に出ることも無く、部屋に閉じこもって仕事をしていました。
夕方は司法書士のところに書類を取りにいって、これで相続関係の書類は全部そろいました。
2代分と言うことと土地の抵当権抹消のおまけがついていたので時間がかかりました。
さぞかし司法書士の報酬が多いのかとおもうと意外と少なく、良心的にやってもらったのかな、とおもっています。
あとは、母の口座を解約して姉と妹に送金すれば終わりになります。
結構長くかかりましたが、終わるとホッとする一方、ちょっと寂しくなりますね。
・・・
いつものように風呂上がりにギターを弾いて、1時間以上熱中していたのでくたびれました。
もう少し余裕を持って丁寧に弾かないといけないなあとおもうのですが、どうもいつもガムシャラになってしまいます。
何のためにギターを弾いているのかをよく考えてもっと音楽になるように丁寧に弾くように心がけましょう。(反省)
・・・
今日はグレン・グールドのピアノでモーツアルトのソナタ集
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1曲目のソナタ第11番イ長調k.331「トルコ行進曲付」はG.グールド特有の丁寧で落ち着いたスタイルです。
初めてこれを聴いた時は「これがあの軽快なトルコ行進曲なのか?」と我が耳を疑ったのですが、何度か聴くうちにグールドの世界が広がり、ただ陽気に軽快に弾くあのいつものトルコ行進曲がつまらなくさえ感じだします。
試しに家内に「このトルコ行進曲どお?」と聞いたら、案の定
「ピアノのお稽古みたい」だそうです。
即座の回答は確かに的確ですが
「これはグレン・グールドと言って、ピアノの名手中の名手の演奏だよ」
「う~ん、でもやっぱりお稽古みたい」(ローラ風に)
いつもよく聴く陽気なトルコ行進曲のほうがみんな同じでよっぽどお稽古みたいだよ・・・
G.グールドの演奏は単に丁寧と言うだけではありませんが、ここまで丁寧に弾けるようになりたいですね。


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2 コメント

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こんにちはー (照れまん)
2013-03-05 14:29:18
グレン・グールド のトルコ行進曲はいいですよね。
一楽章なんかは 特にゆっくりに感じるでしょう。
3楽章も ゆっくり ゆったりしていて いいですよね。
だいたい、行進曲・マーチ と言うのは歩くテンポですよね。
トルコの行進曲は打楽器やシンバルが   「ジャーン、ジャーン、ジャン・ジャン・ジャン」 と歩きながら叩きます。
もし歩きながら打楽器を叩くと、グールドのテンポはぴったりです。
普段のピアノの演奏は 駆け足 か 速足 か とにかく相当に速いテンポで トルコ駆け足曲 みたいになっています。
だから、グールドのトルコは理に叶っていて、素晴らしい と思います。

 話は変わりますが、だいぶ前に 神津善行氏 が 「これが本当のトルコ行進曲だ」?だったか CDを発売されました。題名はうろ覚えなので間違っているかもしれませんが??
とにかく、「これが本物のトルコ行進曲」だったか?? 全く モーツアルトのトルコ行進曲なんです。
それが、ところどころ、ちょこっと半音違っているだけなんですけど、それが、ものすごく面白いのです。
トルコの大使館の人や トルコ人が聞いて 絶賛したと言われています。
トルコの人が、「これが本当のトルコ行進曲です。是非とも、これはモーツアルトにも聞かせたい」、と言ったとか?
もし、このCDを奥様に聞いてもらったら、これは本当のトルコ行進曲だと言うかも知れませんよ。
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こんにちは (こだわりのギター弾き)
2013-03-05 14:58:07
仕事中なので短めにします。
グールドのこの曲は目からうろこでした。
トルコ行進曲と言うサブタイトルを抜きで考えた時どんなテンポがあるのかと言うと、グールドの演奏に1票を入れる人も多いとおもいます。
グールドの宇宙ですよね。
たった一つの音が半音変わるだけで全く変わる、これは宇宙の神秘ですよね。
音波の周波数の一次元的な並び、これのどこにこんな神秘があるんだろうといつもおもっています。
では・・・
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