39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

最後には華麗なトリルで

2013-02-28 22:42:02 | レコード盤

こんばんは
少しずつ暖かくなって来ていますね。
春はそこまでやって来ているのでしょうか。
・・・
当ブログの常連さんになっていただいた、「照れまん」さんのブログは俳句がテーマのようで花の写真も多く載っているようです。
ボクも花の写真が好きでよく撮っては載せていましたが、最近はさっぱりです。
春になったら、また写真を撮りましょう。
俳句も時々ふざけて作っていますが、ふざけていてはダメですね。
「照れまん」さんのブログで句会をやっていて今回は「手袋」がお題とか。
もう締め切りを過ぎていますが、私もここで一句
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「ろくぶて」と 遊ぶ孫の手 紅葉の手

17

「ねえねえ、てぶくろを反対に言ってみて」
「ろ・く・ぶ・て・・・」
「1・2・3・4・5・6」
「わあ~」
「だって、ろくぶてって言ったじゃん」
こんなたわいのない会話で遊んだ記憶が誰にでもありますね。
・・・
つい先日自分の子どもとこうやって遊んでいたのが、いつの間にか今度は孫とこうやって遊ぶのを楽しみにしています。
俳句は写真つきで解説してやっと分かってもらえるようではまだまだですね。
芭蕉の時代には写真も何も無くて、たった17文字に人間や自然を折り込んで、読んだ人のまぶたの裏にその情景が浮かんでくる、そんな俳句だったんでしょうね。
こんなにハードルを上げると何も出来なくなるので、こんなハードルは抜きにしてもう一句
~~~
木に春来 赤い椿も 人も春

P1050603

う~ん、なかなか良いのが出来た(自画自賛)
暑くなったり寒くなったりしながら季節は順調に巡り、春が来るように人生にも幾度も春が来ています。
誕生日のプレゼントをもらったり、好きな人が出来たり、結婚したり、子どもが産まれたり、ボーナスをもらったり、少し偉くなったり、いろいろな春が人生にはあります。
もう60歳を過ぎて、人生の楽譜もそろそろ最後のページが見えて来て、視野の端に最後のトリルが見え隠れしています。
いやいや、一小節ごとに音符の一つ一つに人生のモチーフをいかに表現するか、まだ何小節もある。
「趣味は人生の修飾音」そんなことを以前ブログに書いたことがあります。
いろいろな趣味を持って、毎日楽しく自分らしく生活し、最後の最後には華麗なトリルで締めくくりたいものです。
・・・
おいおい、やけにしんみりとして来たなあ・・・
もっと、明るくしようぜ!
・・・
今日のレコードは、フランス・ブリュッヘンのリコーダーで
バッハの無伴奏チェロ組曲第Ⅰ・2・3番

Dsc00253

芳醇なチェロの響きとは違って、軽く心地よいリコーダーの音色に癒されます。
単音のリコーダーでどうやってチェロの重音を表現するのか、とうぜん「ポロポロポロ」と和音を下から順に吹くのですが、チェロならその大きな胴の中でミックスされる音が、ボクの頭の中でミックスされます。
名曲はどんな楽器で演奏しても名曲だ。


チェロリスト?

2013-02-28 08:49:47 | 雑談

おはようございます
雲一つない晴れた空です。
今日は暖かくなりそうですね。
・・・
ゆうべ家内が
「チェロリストの方からコメントをもらっているのね、すごいね」
「え?、チェロリスト?、まるでテロリストじゃないか・・・」
「それをいうならチェリストでしょ」
「あ、そうなんだ・・・」
・・・
う~ん、たしかに
ピアニスト・バイオリニスト・オルガニスト・フルーティスト
ビオラはビオラニストかビオリストか?
でもトランぺッターとかドラマーとも言うし、
ベーシストと言うけどベーサーとは言わない
結論は出ない、いろいろですね。
・・・
ピアニストと言えば
あのクライバーンさんが亡くなりました。
全盲のピアニスト辻井伸行さんが優勝した、クライバーン国際ピアノコンクールのあのバン・クライバーンです。
ご冥福を祈りましょう。(合掌)