39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

弦の旅も一段落

2010-12-19 10:47:04 | ウルフトーン

最近は、ブログの記事に事欠くようになってきた。

多くの人がブログを初めて、半年一年で消滅あるいは更新がなくなる。

まあ、毎日書かなくては・・・、と使命になると苦痛になるのではあるが、せっかく始めた自分の記録を途中でやめてしまうのは、なにか負けたような気分になる。

まあ、最近は花の写真が撮れないのと、ギターに関しては35年のブランクからようやく脱出して、離陸・上昇から水平飛行に移った飛行機のように安定したギター生活になってきたのもある。

最近よく思う。35年間のブランクこの間もずっとギターを弾き続けていたらもっとうまかったか?

いやー、どうもそんなに変わらないような気がする。

まあ、バブル時代高収入時代に高いギターを買っていたかもしれないが、腕前はそんなに伸びず、結局再開して1年半ぐらいで追いついた今の実力ぐらいで止まっていたのではないだろうか。

なにごとも、モチベーションがあるとないとでは大違いだ。

・・・

最近は、弦の旅も一段落し、安住の地にひとまず落ち着いた感じだ。

安くても高くてもこのギターとこの指にあった弦があるはずで、どの弦でもどんな弾き方でもよく鳴る弦はありえないだろう。

特にそれほど高くないギターには、唯一あとから交換できる弦の選択が大切だ。

現在は、高音弦アリアンス・低音弦EXP45、当分これだな。

最近少し気になりだしたのは、3弦1フレットと1弦4フレットのG#の音だ。

これが前後の音より5割増しぐらい大きな音が鳴る。

これは、前から気になっていたウルフトーンと同じで、前は嫌な感じでなっていたのが、最近は音色は前後の音と変わらず音量が大きいという特性に変わってきたように思う。

太く・張りが強く・エネルギーの大きい弦だとこれがウルフになっていたのが、今の細めの弦で張りも弱めで優しい音のアリアンスだと、音色を維持したまま、共振の強いところだけが残った感じだ。

まあ、購入から1年半で少しフレットがすり減った感じがするほど毎日弾き込んでいるので、楽器として成熟してきた感がある。

家内が「最近、すごくいい音がしているね・・・」と言ってくれた。

しかし、「新しいギターは買わなくてもいいね・・・」と言っているように聞こえるのは、耳のせい?

収入があるたびに「いいギターがほしいなぁ・・・」と無意識で言っているらしい・・・