39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

壮大なプレリュードの始まり

2010-12-03 23:01:26 | ギター

こんばんは・・・

最近、ブログをさぼり気味で、どうしてかというと、何となく「たいぎぃ」のです。

ついに今日、家内に「最近ブログさぼってるね?」と言われました。

まあ、何となく調子が出ないのは薄々感じているのでしょうが、そう言われると「少し頑張ろうかな」と思うのはプライドでしょうか・・・

・・・

ギターは結構調子がいいですよ。

弦を替えてからチャーミングな音がよみがえってしばらくは気持ちよく弾けそうです。

リュート組曲3番のプレリュードはなかなか手ごわいですね。

最初から2ページ半ほど進んで、そこから突然サラバンドに続けています。

プレリュードを最後まで行くのはかなりドタバタになり、後を弾く気にならなくなります。

そこで、後半はすこしずつ進みながら攻略中で、途中からサラバンドで息抜きをして、つぎにガボットそして最後のジーグに進みます。

ジーグは割と早く攻略できそうです。

この組曲、楽しいですね。

原曲はチェロでリュートに編曲されたところから非常にギター的に出来上がっているようです。

非常にギター的、この辺を音楽理論的に表現できればかっこいいのですが、全然わかりません。とにかくギター好きの自己の感性としてとにかくよくできている。そうおもいます。

BWV998のプレリュード、これは最初の6弦Dの開放をフォルテッシモにしたいのですが、どうも安物ギターでは音の厚みがなくただ「がなっているだけ」になります。

そこで、4弦Dの開放も一緒に鳴らします。そうすると音の厚みが加わって壮大なプレリュードの始まりにふさわしくなります。

この、プレリュードはDC#Dのモチーフを歌わせることが大切ですね。このモチーフがフーガに入ってさらに進化していくところが、いかにもバッハ、最高傑作ですね。

このDC#Dのモチーフはほかの曲にも潜んでいます。たとえば、無伴奏バイオリンパルティータ1番のサラバンド、1小節目2拍から2小節目1拍まで3小節目2拍から3拍まで。

このモチーフはバッハが好んで採用しているようにおもえます。

無伴奏チェロ組曲4番のクーラントこれも面白いですよ。8分音符・16分音符・三連符が入れ替わり出てきてリズムの変化があります。

まあ、そんなこんなで、ぼちぼちですかねぇ・・・