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上から読んでも下から読んでも同じ言葉
住まいは田舎がいい、森と日溜りでひと寝入り、飛ぶ鳥、稲と日照り、まだ独りもいいが、家内はいます。 短編小説「虚空の逆ストリクス」森博嗣
なんと、紫文字部分の「住まいは田舎」と「家内はいます」が回文になっていました。
回文とは、上下どっちから読んでも同じ言葉をいうのだが,上の小説では謎解きに使用してあるために、文章の上下にさり気なく隠してあるところに意外性を衝かれました。
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回文は、昔から子供の言葉遊びとして使われてきました。なにしろ子供のことなので、実に単純明快な言葉を言っては楽しんでいたものです。例えば「しんぶんし(新聞紙)」「たけやぶやけた(竹藪焼けた)」「よくきくよ(よく聞くよ)」などがそうで、新しいネタを仕入れると得意気になって皆に知らせたり、皆から聞いたりしました。
当時は日本語の面白さに感心させられたが、いざ大人になってみると「感心」どころか「関心」さへも無くなってきていました。ところが大人には大人としての、もっと長文で〝なるほど〟と思わせる回文があるので記してみます。
ヤッパリ大人になっても、上から読んでも下から読んでも同じ言葉は楽しい~。
・しんかんせんかんし(新幹線監視)
・えこのみっくつみのこえ(エコノミック罪の声)
・ぬらしてはしょやははやよしはてしらぬ(濡らしては初夜は早よし果て
知らぬ)
・よるきりはふるごるふはりきるよ(夜霧は降るゴルフ張り切るよ)
・けだるきいちにちいきるだけ(気怠き一日生きるだけ)