いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
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おっとり町政に唖然

2022-05-18 05:46:28 | Weblog
                              分類:他

  他人(ひと)事ではない。素早い対応を!

 山口県阿武町役場が、新型コロナ臨時給付金として463世帯に総額4,630万円を振り込んだはずが誤って若い男性(24歳)1人の銀行口座へ全額振り込んでしまったという失態(問題)を演じてから1カ月以上も経っています。
 今日(5月17日)のテレビを観ていながら一向に進展していないのを知って驚きました。 

         《会見する阿武町長と町役場》 画像=福島中央テレビ

 町が犯したミスの弱みから世間には内々にしておいて、出来ればその男性から返金してもらえばそれで事は済む話だと思っていたと思うが、それから1週間経っても2週間が過ぎても戻ってこなければ、然るべきところへもっと早く被害届を出すべきだったのではないでしょうか。

 相手の代理弁護士は「既に使い果たして手持ちは無いようだ」と言い、町会議員は「相手の人は魔が差したとは思うが、云々」などとTVのインタビューに答えていました。
 仮にも大切な公金を使われている事態に陥っているというのに「魔が差した」ではなく「断じて許されない」と毅然とした態度を示すべきだと思ったら、なんか、腹が立ってきました。

         《税金で集められた大枚の行方さえ把握できていない

 常識的に考えて、自分の口座に4,630万円もの大金が予告なしに振り込まれていたら驚いて、本人が直接銀行の窓口に問い合わせるか、振込先へ連絡して確認しようと思うのが普通だと思われるが、この男はそうではなかった。
 役場から誤送金してしまったので返還の要請をしたところ、一旦は承諾したものの「しばらく考えさせてくれ」に変わったのだという。その後の結果は、今日の番組のようにネットカジノで全額使い果たしたという推測が流れ始めてきたのです。

         《4月6日の振込依頼書が、この問題を決定づけた

 しかし、根本的な問題は誤送金してしまった現金を、手にした男性が町役場に返すのか返さないのかが重要なところで、返還拒否をされたとかネットカジノで使い果たした、などとの言い訳に耳を傾けている暇はないのです。
 町は返金を拒んでいる男性であるならば一時も早く、公金横領罪あるいは窃盗罪など、何らかの方法で警察へ被害届を提出して受理してもらうべきだと思うのです。小生のような者には、やっていることのすべてが後手後手に思えてなりません。
  すみません。久しぶりに愚痴ってしまいました。
コメント
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