今日は復活節後第5日曜日にあたりますが、きくのはカンタータではなく、ここのところ番号順にきいている、トレヴァー・ピノックによる「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」です。で、これから楽しむのはプレリュードとフーガ第8番(BWV853)。録音は2018年8月と2019年1月で、使用楽器はデイヴィッド・ウェイの1982年製のチェンバロ(アンリ・エムシュにもとづく)です。フーガは3声ですが、淡々と、しかし深い情趣をたたえて展開されていきます。
CD : 00028948384365(Deutsche Grammophon)