毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




昨日まできいていた、ラミン・バーラミとリッカルド・シャイーたちのピアノ協奏曲。今日はそれにからめて、アナスタシア・インジュシナのピアノ協奏曲をきくことにします。インジュシナはサンクトペテルブルク生まれのロシアのピアニスト。2012年に録音された「Carl Philipp Emanuel Johann Christian Johann Sebastian Bach Keyboard Concertos」(ODE 1224-2)は、そのタイトルどおりバッハ父子のクラヴィーア協奏曲が1曲ずつ収録されており、これからきくのは父バッハの第2番です。

インジュシナの演奏は、バーラミと同じくピアノ美を保ったバッハ。精彩があるのはバーラミ(ライブ)のほうだと思いますが、弱音のみの第2楽章の美しさはなかなかで、ハンブルク・カメラータ(ラルフ・ゴトーニ指揮)のサポートもまずまず。しかし、シャイーとゲヴァントハウス管弦楽にくらべると淡白な印象があります。テンポはやはりバーラミのほうがかなり速く、第1楽章が7分50秒と7分15秒、第2楽章が5分5秒と4分32秒、第3楽章が5分57秒と5分51秒です(すべて解説書表示時間)。

ODE 1224-2

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