三位一体節後第8日曜日にきくのは、エルネスト・アンセルメたちによる「人よ、汝はさきに告げられたり、善きことの何なるか」(DECCA 480 0027)です。このカンタータは1726年8月11日に初演(第1部3曲、第2部4曲)。全7曲中、終曲のコラールは、ヨーハン・ヘールマンの「おお神よ、汝義なる神よ」の第2節が歌われます。アンセルメの録音は1966年。すでに録音から半世紀以上が経過しており時代は感じさせますが、音質も演奏もわるくありません。独唱者はヘレン・ワッツ、イアン・パートリッジ、トム・クラウゼ。管弦楽と合唱は、スイス・ロマンド管弦楽団とローザンヌ・プロ・アルテ合唱団です。