毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週ここまできいているのは、アレハンドロ・マリアス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とホルダン・フマド(チェンバロ)の「J.S.Bach: 3 + 1 Viola da Gamba Sonatas」。アルバムは2021年に録音されたもので、3曲のガンバ・ソナタと1曲のフルート・ソナタが収録されています。今日きくのはガンバ・ソナタ第3番(BWV1029)。昨日までの2曲、第1番と第2番は緩急緩急の4楽章構成でしたが、第3番は急緩急の3楽章構成です。音楽はいかにもイタリアの協奏曲風で、じっさいにそうした楽曲をバッハが編曲したのかもしれません。そのような考えから架空の原曲を想定し、協奏曲として再構成した演奏もありますね。このアルバムでは、ふつうにガンバとチェンバロでの演奏ですが、両端楽章はとてもエネルギッシュなもの。対して中間楽章は、じつにまったりとして美しく、両端楽章ときわだった対比をみせています。

CD : EUD-SACD-2302(Eudora)

EUD-SACD-2302

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