今週きいているのは、ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツによる「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ集」(2017/2018年録音)。パオロ・アントーニオ・テストーレのヴァイオリンを駆って録音したこのアルバムを、番号順(収録順)に楽しんでいます。これからきくのはソナタ第2番(BWV1003)。ゴルツの演奏は、グラーヴェはあまり重さを感じさせることなくゆったりとひきすすめ、つぎのフーガはきびきびと、というふうに、もともとの緩急をよりいっそう対照的にひきわけています。
CD : AP176(Aparte Music)