今日は三位一体節後第6日曜日にあたるのですが、きくのはマリアのエリザベト訪問の祝日(7月2日)のためのカンタータ、「心と口と行いと生きざまもて」(BWV147)です。「心と口と行い」は第1部6曲、第2部4曲かならるカンタータで、1723年は7月2日に初演。120種を超える録音がある、人気のカンタータです。
その中から、今日はピーター・ハーヴィ(指揮)とマグダレーナ・コンソートの録音(2013年)で楽しみます。合唱はOVPPによっており、歌手はエリン・マナハン・トーマス、ダニエル・テイラー、ジェイムス・ジルクリスト、それにハーヴィです。オーケストラはルーシー・ラッセルをリーダーとする16名編成。
OVPPゆえなのか、第1曲の合唱曲はかなり速めのテンポで、きくかたによっては違和感がかなりあるかもしれません。「主よ、人の望みの喜びよ」で知られるコラール、第10曲はちょっと速め、歌詞ちがいの第6曲はふつう、といったところです。
CD : CCS SA 35214(Channel Classics)