今週前半に楽しむのは、トーマス・ゲッチェル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とイヴォンヌ・リッター(チェンバロ)の「J.S. Bach: Sonatas for Viola da Gamba and harpsichord」です。アルバムは表題どおり、3曲のオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタを収録(第1番、第3番、第2番の順)。録音は2022年におこなわれています。
これからきくのはソナタ第1番(BWV1027)。ゲッチェルの使用楽器は、バッハと親交のあったヨーハン・クリスティアン・ホフマンが製作したとされるヴィオラ・ダ・ガンバで、弓はフェリックス・ラスト製(2020年)。リッターのそれは、ヨーハン・ハインリヒ・グレープナー(子)にもとづく、デンジル・ライト製作(2018年)のチェンバロです。
CD : TXA23181(TYXart)