今週きいていくのは、マルティン・ヘルムヒェンの「Bach: Six Partitas」(2022年録音)です。このアルバムには6曲のパルティータが、第1番、第3番、第4番、第2番、第5番、第6番の順で2枚のCDに収録。番号順ではないのは収録時間のつごうとみられますが、ここでは収録順どおり、変ロ長調の第1番(BWV825)から楽しむことにします。ヘルムヒェンは1982年生まれのドイツのピアノ奏者。このアルバムではピアノではなく、シュペート&シュマールの1790年製タンジェント・ピアノ(タンゲンテンフリューゲル)を弾いての録音です。Youtubeにはアルバムのプロモーションビデオ「'Bach: Six Partitas' by Martin Helmchen」が投稿されています。
CD : Alpha 994(Alpha)