今週のバッハは、カール・リヒターとミュンヘン・バッハ管弦楽団の「ブランデンブルク協奏曲集」(ユニバーサルミュージック合同会社 UCBG-9159)から、番号順にきいて(みて)います。今日はその第5番で、独奏は、ヴァイオリンがオットー・ビュヒナー、フルートがパウル・マイゼン、そしてチェンバロ(と指揮)はもちろんリヒターです。オーケストラは、ヴァイオリンが8、ヴィオラが6、チェロが4、コントラバスが2で、これまでよりはスリムな編成になっています。チェンバロのカデンツァでは、リヒターがアゴーギグのない剛直な演奏できかせます。