ムジカ・アルタ・リパの「Solo Concertos」第4集、BWV1062、BWV1044、BWV971ときいてきましたが、これからきくBWV1061でおわりです。ここでの独奏は、チェンバロ2台のみのBWV1061a(第1集)とは入れ替わり、ルドルフ・インニヒとルドガー・レミです。楽器は、インニヒが18世紀の様式によるベルンハルト・フォン・トゥッヒャー製、レミがクリスティアン・ツェルによるヨープ・クリンクハマー製。奏者がかわったことで、第2楽章のテンポはBWV1061a(6分21秒)にくらべ1分ほど速くなりましたが、それでもチェンバロでの演奏としてはゆっくりめの5分9秒です。
CD : MDG 309 0684-2(MDG)