毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




顕現節後第4日曜日にきくのは、カンタータ「神もしこの時われらと共にいまさずば」(1735年1月30日初演)です。このBWV14は「バッハが全楽章を新作した最後のカンタータと推定され」(『バッハ事典』)、いわゆるコラール・カンタータ年巻(第2年巻)への補充として作曲されました。第1曲の合唱は古風で粛然とした合唱フーガ。これは「弦に重複された合唱の歌う、コラール・モテット」(『同』)で、特定の声部がコラール旋律を歌うかわりに、ホルン(とオーボエ)が高らかに吹き鳴らされます。演奏は、昨年の顕現節後第4日曜日と同じくガーディナーたちによるものです。

CD : SDG 115(SDG)

SDG 115

[訂正]2010年1月31日の日曜日は、正しくは「復活節前第9日曜日」でした。今年の復活節第1日は4月4日であったことを考慮し忘れていたためです。したがって、ほんらいきくべきカンタータは、BWV84、BWV92、BWV144のいずれかでした。



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