資料集『１９３２年 上海爆弾事件後の尹奉吉』（Ｂ５版 152ページ）
【目次】
はじめに、
（１）前史、
（２）１９３２・４・２９虹口公園、
（３）上海派遣軍軍法会議、
（４）判決、
（５）上海から大阪へ、金沢まで、
（６）処刑、
（７）尹奉吉処刑時の天候、
（８）尹奉吉はどこで処刑されたのか、
（９）遺体の搬送と暗葬、
（10）遺体発掘、
（11）四・二九上海爆弾事件にいたる情勢、
（12）４・２９上海爆弾事件の衝撃、
（13）現代から見た尹奉吉、
あとがき
（付１）原資料、
（付２）資料
【案内】
「原資料」「資料」は全体の３分の２(108ページ)を占めています。
本文の「上海爆弾事件後の尹奉吉」はこれらの資料の解説です。
これまでにもいくつかの出版物が出されていますが、
インターネットや図書館ネットワークを活用して収集した資料集です。
読者が直接原資料にあたることができるように、所蔵図書館も明示しました。
資料集として、書棚の片隅に置いていただければ幸いです。
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1932年 文書の内容
１ 4/29,30 電報(上海派遣軍－参謀本部）（「太平洋戦争への道」）
２ 4/29,30 『陣中日誌』第一次上海事変における第九師団軍医部
３ 4/29 「新聞発表第五六三号」(陸軍省着電)
４ 4/29 「被告人訊問調書」（「外務省警察史」）
５ 4/30 「第二回被告人訊問調書」（『外務省警察史』）
６ 4/30 「新聞記事差止に関する件」
７ 4/30 『イヴニング ポスト』（『上海戦と国際法』所収）
８ 4~5月 『東京日々新聞』（4/29事件報道）
９ 5/3 「上海虹口公園ニ於ケル爆弾投擲事件」
10 5/4 電報（『天津タイムス』社説）
11 5/6 「新聞発表号外」
12 5/7,14 『チャイナ・ウィークリー・レビュー』英語版(「暗葬の地金沢」）
13 5/9,10 「虹口公園爆弾事件ノ真相」(金九)
14 4~5月 『上海出征日誌２』（田代皖一郎参謀長）
15 5/18 「上海派遣軍ノ内地帰還ニ関スル件
16 5/25 「尹奉吉判決書」
17 5/26 「近代世界外交問題解説」（芦田均執筆）
18 5/27 『東京日々新聞』（白川大将死亡）
19 5/19~ 電報（白川軍司令官重篤化～死亡）
20 5/31 電報（上海派遣軍撤退完了）
21 6月 「戦傷死と判定する理由」
22 6月 「爆弾投擲事件の概要」（外事警察報119 内務省警保局）
23 6/7,13 「ホノルル領事館記録」
24 6/8 「金九一味の動静と之が逮捕計画に関する件」
25 7/5 『赤旗』1932年 1/21、3/2、7/5、9/20（縮刷版）
26 7月 『上海ニ於ケル尹奉吉爆弾事件顛末』内務省保安課
27 9/8 「外事情報」（陸軍満密 第896-34）
28 9月 『上海戦と国際法』（信夫淳平著1932.9.18)462P~
29 10/11 「尹奉吉聴取書」（『外務省警察史』）
30 10/19 「尹奉吉の略歴及び遺書」（『外務省警察史』）
31 4~12月 『外務省警察史』（1932年4月～12月）
32 11/18 電報（尹奉吉護送）(『外務省警察史』)
33 11/19,20 『大阪朝日』『大阪毎日』『北国新聞』（上海から大阪へ）
34 11/21 『大阪朝日新聞』『大阪毎日新聞』（上海から大阪へ）
35 11/22 『北国新聞』（大阪衛戍監獄に収容）
36 12/2 『大阪朝日新聞』（上海で犯人逮捕）
37 12/2,4 『北国新聞』（金澤に護送か 打ち合わせ）
38 12/9,10 『大阪毎日新聞』『大阪朝日新聞』（尹奉吉取り調べ）
39 12/14 「尹奉吉刑執行ノ件（処刑命令）」(陸軍満密第896-33）
40 12/15 「訴訟記録返戻の件」 (陸軍満密第896-33）
41 12/17 「九師出動命令」（九師普第521「検察秘録2/26事件Ⅱ」）
42 12/17 「伝達通報（九師普520~524）」（「処刑のあとさき」）
43 12/19 電報（「死刑執行無事終了」）（陸軍満密第896-35）
44 12/19 「死刑執行始末書」（「検察秘録2/26事件Ⅱ」）
45 12/19 「死体検案書」（「検察秘録2/26事件Ⅱ」）
46 12/19 「記者発表文」（「処刑のあとさき」）
47 12/19 「尹奉吉死刑執行の件通牒」（金憲高秘第517号）
48 12/20 『北国新聞』夕刊（処刑報道）
49 12/20,21 『北陸毎日新聞』夕刊（処刑報道）
50 12/21 「死刑執行顛末報告」（陸軍満密第896-36 九師密20号）
51 12/22 「尹奉吉死刑執行の件報告 通牒」（金憲高秘第522号）
52 12/22 『朝日新聞』（処刑後報道）
53 12/26 「警戒に関する報告」（陸軍満密第896-37 憲高秘1820
54 1897年 「第九師団三小牛作業場買収の件」
55 1932年 『中央公論』11月号(重光葵「爆弾遭難より事変を語る」）
56 1932年 「在留朝鮮人の運動」（『社会運動の状況 ４』）
57 1933年 『大将 白川』（桜井忠温著）638P~
58 1933年 『昭和七年 上海事変誌』 上海居留民団 532,643P
59 1933年 『河端貞次氏伝』 上海居留民団 73P~
60 1934年 「在上海朝鮮人の不穏策動状況」(『社会運動の状況 ６』）
61 1937年 『隻脚記』（重光 蔟著）(重光葵『外交回想録』)139P~
62 1939年 『日本憲兵昭和史（田代皖一郎講演録）』（憲兵司令部）
63 1940年 「警察叢書第四五輯」（奈良県警察部 271P~)
64 1941年 「最近に於ける在支不逞鮮人の策動状況」(内務省保安課）
65 1947年 『白凡逸志(金九自叙伝)』263P~
66 1950年 『外交官の一生』（石射猪太郎著）227P
67 1953年 『或る革命家の回想』（川合貞吉著）141P
68 1953年 『秋田雨雀日記』(280P)『雨雀自伝』(180P)(秋田雨雀）
69 1953年 『太平洋戦争前史 第一巻』（青木得三著）308P~
70 1956年 『憲兵秘録』（角田忠七郎著 鱒書房）178P~
71 1963年 『辻政信』（杉森久英著）57P～
72 1965年 『第九師団戦史』115P
73 1967年 『小説 朝鮮総督府』（柳周鉉著）473P~
74 1971年 『内川の郷土史』277P
75 1974年 『わが抗日独立運動史』（李 康勲著）170P~
76 1976年 『日本憲兵正史』（全国憲友会連合会）223P
77 1976年 『朝鮮独立運動暗殺史』（森川哲郎）251P~
78 1988年 『日本大戦争 満州建国と上海事変』(原康史著)160P~
79 1990年 『孤高の外相 重光葵』（豊田穣著）108P~
80 1990年 『処刑のあとさき』（大戸宏著）
81 1992年 『ユン・ボンギルと天長節事件始末』（ノルティギ通信）
82 1992年 『図録 尹奉吉義士』（ハングル版）
83 1992年 『尹奉吉 暗葬の地金沢から』（山口隆著）
84 1992年 『悲運の大使 野村吉三郎』（豊田穣著）246P~
85 1995年 『日本海軍史 第三巻 通史 第四編』(海軍歴史保存会編）
86 1996～ 『はらから通信』(1~8号)
87 1998年 『４月２９日の尹奉吉』（山口隆著）
88 2000年 「この地を論ぜずして 愛国を論ずる勿れ」（金景錫)
89 2002年 『日韓共鳴二千年史』（名越二荒之助著）377P~
90 2003年 「暗葬地を保存する意義」（翫 正敏）
91 2003年 「義士遺跡整備の経緯」（朴 仁祚）
92 2003年 「殉国の義士、尹奉吉の最後」（大戸宏）『アクタス』
93 2003年 『墓標のない墓』（渡野 玖美）
94 2004年 「天長節爆弾事件のこと」（菊池雷三）
95 2004年 「歴史の傍観者とならないために」(山野之義）
96 2007年 『赤い諜報員』（太田尚樹著）143P
97 2008年 『日本反帝同盟史研究』（井上学著）219P~
98 2008年 「尹奉吉義士はこうして殺された」（6月 放映）
99 2009年 『評伝 尹奉吉』（金学俊著）
100 2010年 『奇跡の医師（頓宮寛）』（南堀英二著）186P~
101 2010年 「尹奉吉義士処刑地の調査報告」(処刑地調査チーム)
102 2010年 『平石耕一 現代史劇選集②（熱り)』(すずさわ書店)
103 2011年 「神奈川県公文書館展示解説」
104 不明 『韓国独立運動の歴史』（第27巻 韓人愛国団）
105 不明 「石川県と第１次上海事変」（論文）
106 不明 尹奉吉処刑時の気象情報（国立天文台、気象庁）
【目次】
はじめに、
（１）前史、
（２）１９３２・４・２９虹口公園、
（３）上海派遣軍軍法会議、
（４）判決、
（５）上海から大阪へ、金沢まで、
（６）処刑、
（７）尹奉吉処刑時の天候、
（８）尹奉吉はどこで処刑されたのか、
（９）遺体の搬送と暗葬、
（10）遺体発掘、
（11）四・二九上海爆弾事件にいたる情勢、
（12）４・２９上海爆弾事件の衝撃、
（13）現代から見た尹奉吉、
あとがき
（付１）原資料、
（付２）資料
【案内】
「原資料」「資料」は全体の３分の２(108ページ)を占めています。
本文の「上海爆弾事件後の尹奉吉」はこれらの資料の解説です。
これまでにもいくつかの出版物が出されていますが、
インターネットや図書館ネットワークを活用して収集した資料集です。
読者が直接原資料にあたることができるように、所蔵図書館も明示しました。
資料集として、書棚の片隅に置いていただければ幸いです。
郵便振替口座【アジアと小松 00710-3-84795】800円（＋送料80円）売り切れました
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1932年 文書の内容
１ 4/29,30 電報(上海派遣軍－参謀本部）（「太平洋戦争への道」）
２ 4/29,30 『陣中日誌』第一次上海事変における第九師団軍医部
３ 4/29 「新聞発表第五六三号」(陸軍省着電)
４ 4/29 「被告人訊問調書」（「外務省警察史」）
５ 4/30 「第二回被告人訊問調書」（『外務省警察史』）
６ 4/30 「新聞記事差止に関する件」
７ 4/30 『イヴニング ポスト』（『上海戦と国際法』所収）
８ 4~5月 『東京日々新聞』（4/29事件報道）
９ 5/3 「上海虹口公園ニ於ケル爆弾投擲事件」
10 5/4 電報（『天津タイムス』社説）
11 5/6 「新聞発表号外」
12 5/7,14 『チャイナ・ウィークリー・レビュー』英語版(「暗葬の地金沢」）
13 5/9,10 「虹口公園爆弾事件ノ真相」(金九)
14 4~5月 『上海出征日誌２』（田代皖一郎参謀長）
15 5/18 「上海派遣軍ノ内地帰還ニ関スル件
16 5/25 「尹奉吉判決書」
17 5/26 「近代世界外交問題解説」（芦田均執筆）
18 5/27 『東京日々新聞』（白川大将死亡）
19 5/19~ 電報（白川軍司令官重篤化～死亡）
20 5/31 電報（上海派遣軍撤退完了）
21 6月 「戦傷死と判定する理由」
22 6月 「爆弾投擲事件の概要」（外事警察報119 内務省警保局）
23 6/7,13 「ホノルル領事館記録」
24 6/8 「金九一味の動静と之が逮捕計画に関する件」
25 7/5 『赤旗』1932年 1/21、3/2、7/5、9/20（縮刷版）
26 7月 『上海ニ於ケル尹奉吉爆弾事件顛末』内務省保安課
27 9/8 「外事情報」（陸軍満密 第896-34）
28 9月 『上海戦と国際法』（信夫淳平著1932.9.18)462P~
29 10/11 「尹奉吉聴取書」（『外務省警察史』）
30 10/19 「尹奉吉の略歴及び遺書」（『外務省警察史』）
31 4~12月 『外務省警察史』（1932年4月～12月）
32 11/18 電報（尹奉吉護送）(『外務省警察史』)
33 11/19,20 『大阪朝日』『大阪毎日』『北国新聞』（上海から大阪へ）
34 11/21 『大阪朝日新聞』『大阪毎日新聞』（上海から大阪へ）
35 11/22 『北国新聞』（大阪衛戍監獄に収容）
36 12/2 『大阪朝日新聞』（上海で犯人逮捕）
37 12/2,4 『北国新聞』（金澤に護送か 打ち合わせ）
38 12/9,10 『大阪毎日新聞』『大阪朝日新聞』（尹奉吉取り調べ）
39 12/14 「尹奉吉刑執行ノ件（処刑命令）」(陸軍満密第896-33）
40 12/15 「訴訟記録返戻の件」 (陸軍満密第896-33）
41 12/17 「九師出動命令」（九師普第521「検察秘録2/26事件Ⅱ」）
42 12/17 「伝達通報（九師普520~524）」（「処刑のあとさき」）
43 12/19 電報（「死刑執行無事終了」）（陸軍満密第896-35）
44 12/19 「死刑執行始末書」（「検察秘録2/26事件Ⅱ」）
45 12/19 「死体検案書」（「検察秘録2/26事件Ⅱ」）
46 12/19 「記者発表文」（「処刑のあとさき」）
47 12/19 「尹奉吉死刑執行の件通牒」（金憲高秘第517号）
48 12/20 『北国新聞』夕刊（処刑報道）
49 12/20,21 『北陸毎日新聞』夕刊（処刑報道）
50 12/21 「死刑執行顛末報告」（陸軍満密第896-36 九師密20号）
51 12/22 「尹奉吉死刑執行の件報告 通牒」（金憲高秘第522号）
52 12/22 『朝日新聞』（処刑後報道）
53 12/26 「警戒に関する報告」（陸軍満密第896-37 憲高秘1820
54 1897年 「第九師団三小牛作業場買収の件」
55 1932年 『中央公論』11月号(重光葵「爆弾遭難より事変を語る」）
56 1932年 「在留朝鮮人の運動」（『社会運動の状況 ４』）
57 1933年 『大将 白川』（桜井忠温著）638P~
58 1933年 『昭和七年 上海事変誌』 上海居留民団 532,643P
59 1933年 『河端貞次氏伝』 上海居留民団 73P~
60 1934年 「在上海朝鮮人の不穏策動状況」(『社会運動の状況 ６』）
61 1937年 『隻脚記』（重光 蔟著）(重光葵『外交回想録』)139P~
62 1939年 『日本憲兵昭和史（田代皖一郎講演録）』（憲兵司令部）
63 1940年 「警察叢書第四五輯」（奈良県警察部 271P~)
64 1941年 「最近に於ける在支不逞鮮人の策動状況」(内務省保安課）
65 1947年 『白凡逸志(金九自叙伝)』263P~
66 1950年 『外交官の一生』（石射猪太郎著）227P
67 1953年 『或る革命家の回想』（川合貞吉著）141P
68 1953年 『秋田雨雀日記』(280P)『雨雀自伝』(180P)(秋田雨雀）
69 1953年 『太平洋戦争前史 第一巻』（青木得三著）308P~
70 1956年 『憲兵秘録』（角田忠七郎著 鱒書房）178P~
71 1963年 『辻政信』（杉森久英著）57P～
72 1965年 『第九師団戦史』115P
73 1967年 『小説 朝鮮総督府』（柳周鉉著）473P~
74 1971年 『内川の郷土史』277P
75 1974年 『わが抗日独立運動史』（李 康勲著）170P~
76 1976年 『日本憲兵正史』（全国憲友会連合会）223P
77 1976年 『朝鮮独立運動暗殺史』（森川哲郎）251P~
78 1988年 『日本大戦争 満州建国と上海事変』(原康史著)160P~
79 1990年 『孤高の外相 重光葵』（豊田穣著）108P~
80 1990年 『処刑のあとさき』（大戸宏著）
81 1992年 『ユン・ボンギルと天長節事件始末』（ノルティギ通信）
82 1992年 『図録 尹奉吉義士』（ハングル版）
83 1992年 『尹奉吉 暗葬の地金沢から』（山口隆著）
84 1992年 『悲運の大使 野村吉三郎』（豊田穣著）246P~
85 1995年 『日本海軍史 第三巻 通史 第四編』(海軍歴史保存会編）
86 1996～ 『はらから通信』(1~8号)
87 1998年 『４月２９日の尹奉吉』（山口隆著）
88 2000年 「この地を論ぜずして 愛国を論ずる勿れ」（金景錫)
89 2002年 『日韓共鳴二千年史』（名越二荒之助著）377P~
90 2003年 「暗葬地を保存する意義」（翫 正敏）
91 2003年 「義士遺跡整備の経緯」（朴 仁祚）
92 2003年 「殉国の義士、尹奉吉の最後」（大戸宏）『アクタス』
93 2003年 『墓標のない墓』（渡野 玖美）
94 2004年 「天長節爆弾事件のこと」（菊池雷三）
95 2004年 「歴史の傍観者とならないために」(山野之義）
96 2007年 『赤い諜報員』（太田尚樹著）143P
97 2008年 『日本反帝同盟史研究』（井上学著）219P~
98 2008年 「尹奉吉義士はこうして殺された」（6月 放映）
99 2009年 『評伝 尹奉吉』（金学俊著）
100 2010年 『奇跡の医師（頓宮寛）』（南堀英二著）186P~
101 2010年 「尹奉吉義士処刑地の調査報告」(処刑地調査チーム)
102 2010年 『平石耕一 現代史劇選集②（熱り)』(すずさわ書店)
103 2011年 「神奈川県公文書館展示解説」
104 不明 『韓国独立運動の歴史』（第27巻 韓人愛国団）
105 不明 「石川県と第１次上海事変」（論文）
106 不明 尹奉吉処刑時の気象情報（国立天文台、気象庁）
