北朝鮮パッシングと日本海(東海)大和堆
排外主義のテコ
日本海(東海)大和堆の漁場をめぐって、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)人民にたいする排外主義が民衆レベルで深化拡散している。
この間、政府はミサイル問題をテコにして、「危機」を煽り、戦争熱を掻き立ててきた。その結果、6月には、谷本石川県知事は「兵糧攻めで北朝鮮国民を餓死させなければならない。…北朝鮮の国民には…生活に困窮するくらいの経 . . . 本文を読む
論考 米日による北朝鮮侵略戦争を阻止しよう!
朝鮮人民民主主義共和国(北朝鮮)が立て続けに大陸間弾道弾(ICBM)の発射実験(8・29)と核実験(9・3)をおこなった。ICBM発射実験にたいして、Jアラートで東日本の住民に警戒警報を発し、すべてのTVチャンネルは危機をアジり、北朝鮮への先制攻撃論に誘導した。そして翌30日には衆議院安全保障委員会と参議院外交防衛委員会で、全会一致で北朝鮮弾劾決議 . . . 本文を読む
在沖米軍基地の存在こそが尖閣諸島(釣魚台)問題を不安定化させている最大の要因であり、尖閣諸島(釣魚台)をめぐる領土問題に終止符を打つためには、在沖米軍基地を撤去し、沖縄を平和の島にすることである。 . . . 本文を読む
講演集『尖閣諸島と沖縄(時代に翻弄される島の歴史と自然)』が沖縄大学地域研究所から発行されました。4部構成(①琉球と中国、琉球と日本、②近代の洗礼を受ける沖縄の漁業、③日本・中国・台湾、アホウドリの住む島で)であり、ここでは第1部に収録されている西里喜行さんの「中琉日関係史から見た尖閣諸島」を要約します。
. . . 本文を読む
『情況』2013年1・2月号に、釣魚台(尖閣諸島)問題に関する、沖縄からの主張が掲載されています。①「尖閣・魚釣島って何処?=アホウドリのものはアホウドリに返せ=」(川満信一 宮古出身の詩人)、②「『尖閣』は沖縄に帰属する」(新川明 ジャーナリスト)、③「尖閣諸島は本当に『日本固有の領土』なのか」(松島泰勝 龍谷大学教員)です。
また、『展望』(12号 2013年4月)には、④「現代における国家と革命のために」(落合薫)、⑤「中国反日闘争と日系企業の中国進出」(藤田幸一)が掲載されており、これらの論文を参考にして、レポートします。 . . . 本文を読む
『第四部 日本海と竹島 元禄の領土紛争記録「竹島紀事」を読む』
(2012年10月 大西俊輝著)
著者(大西俊輝)は歴史学者ではなく、医師であり、医学的手法で、独島(竹島)問題を分析しようとしている。大部分は「竹島紀事」の資料紹介だが、「おわりに(竹島紀事から現代を読む)」の中で、大西さんの主張が述べられている。 . . . 本文を読む
明治政府は1869(M2)年12月から佐田白茅、森山茂、齋藤榮の3人を朝鮮に送り、4ヶ月間かけて、朝鮮の情報を調査させた。その調査報告書が「日本外交文書」(第3巻)に、「事項六 朝鮮国トノ通行ニ関スル件」として、記録されている(下記参照)。その結論のひとつが「独島(竹島)は朝鮮に附属する島」というものだった。
. . . 本文を読む